News&Topics

カテゴリ:国際

R5猪苗代湖きれいにし隊その3~猪苗代湖漂着水草回収&逢瀬川清掃に参加しました!~

 10月22日(日)に猪苗代湖の漂着水草回収、それにつながる逢瀬川清掃を行い、生徒18名が参加しました。

 前半は猪苗代湖上戸浜で猪苗代ライオンズクラブさんの協力のもと、湖岸に漂着している水草回収に励みました。2時間でおよそ3トンの水草を回収することができました。同じ場所に何度も水草が打ちあがってくるため、回収し終えることはできませんでした。今後も継続的な活動が必要であると実感しました。

 

 後半は逢瀬川清掃をし、燃えるゴミやペットボトル、空き缶など計5袋分のゴミを回収しました。中には液体が入ったままのペットボトルも複数見つけ、リサイクルに出すことができない状態のものもありました。普段からの分別の心がけが大切であると感じました。

 

最後に、一緒に漂着水草回収を行ってくださった猪苗代ライオンズクラブの皆さん、ありがとうございました!

R5猪苗代湖きれいにし隊その2~猪苗代湖漂着水草回収活動に参加しました!~

10月7日(土)に猪苗代湖天神浜で行われた漂着水草回収活動に1年生2名、2年生18名、3年生3名が参加しました。あいにくの雨そして寒さに耐えながらの作業ではありましたが、猪苗代湖岸に漂着している水草回収に尽力することができました。

 その後湖南港へ移動し、NPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議中村先生、佐々木先生にご指導いただき、CODのパックテストによる簡易水質検査の方法についても学びました。

 漂着水草はこの季節になると、大量に枯死し腐ってしまうことで水質悪化の一因となります。猪苗代湖の水質悪化の原因を知るとともに、水質の調査方法についても理解を深めることができました。

 今後も地域の方々と協働して猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいきます!

福島大学の学生と一緒に学ぶ〜STEAM部はじまりました

9月20日(水)福島大学の学生5名と本校生徒12名が参加し、本校を会場に「STEAM部」第1回ワークショップを実施しました。

福島大学中田文憲先生のご尽力により、大学生と高校生が一緒に、STEAMの視点で、ワクワクするような面白いことを考えてやってみよう!というコンセプトで、フランクな交流をしていこうということで、始まりました。

このようなワークショップに初参加の生徒も多く、緊張した様子で始まりましたが、アイスブレイクを通して、徐々に緊張が解け、楽しく笑顔溢れる交流となりました。

今回、グループワークで取り組んだのは、「アイデアジェネレーション」。

短時間で、アイデアを考え、絵で表現します。

まずは、練習として、「自分の好きなもの、好きだったもの」を絵で描きます。

そして、いよいよ本番は、「◯◯な探究」。YouTuberや有名人とコラボ、アニメとコラボ、音楽や映像を使った、テクノロジー・AI・ロボット・ドローンなどを使った、福島県の観光地とコラボ、福島県の名産とコラボ、福島県の自然を生かした、100億円あったらできる、の8つのテーマで、次々とアイデアを出して、絵で表現します。

その中から、自分のお気に入りのアイデアをグループで共有し、それらをグループで一つにまとめて、全体に向けて発表しました。

素晴らしいアイデアばかりでした。それぞれのグループが大学生のリードのおかげで、楽しく和気あいあいと活動できました。

これからの活動も楽しみです。

福島大学の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

国際協力について考えを深める〜JICA二本松訓練所バスツアー

9月30日(土)希望生徒22名、教員2名が参加し、JICA二本松訓練所に行ってまいりました。

 午前中は、JICAについての概要や国際協力についての講話の後、2つのグループに、分かれて施設見学をさせていただきました。

ランチは、タイメニュー(グリーンカレーと春雨サラダ、マンゴー)をいただきました。

辛さ控えめで、とっても美味しくいただきました。

午後は、また2グループに分かれて、ソロモン諸島で環境教育活動をされていた清水梨沙さんのお話と黒木靖子先生のアラビア語体験です。

※このネックレスは、もともと何に使われていたでしょう?(答えは、最後に)

清水さんからは、ソロモン諸島について、ピジン語について、協力隊としての活動について詳しく知ることができました。また、自分の考えを言語化することの大切さも教えていただきました。

黒木先生のアラビア語は、先生のわかりやすい説明と素敵なお人柄のおかげで、楽しく語学体験をさせていただきました。アラビア語だけでなく、中東の国や文化も教えていただき、いつか中東の国に行ってみたい気持ちが強くなりました。

 最後は、みんなで振り返りと質疑応答のリフレクションタイム。みんなで、今日の学びを共有しました。

素晴らしいプログラムと講師の先生方のおかげで、楽しく国際協力について学ぶことができました。

JICA二本松の皆様、お忙しい中、ご対応いただき感謝申し上げます。

来月は、1年生対象にした国際理解講座、「協力隊の体験から学ぶ」を行う予定です。今から、楽しみです。

 

※ネックレスは、貝殻でできていて、貨幣(貝貨)としてつかわれていたそうです。

世界の文化を知る〜プチ国際理解講座「タイについて知ろう」

9月12日(火)前期期末考査最終日の放課後、竹田有理先生を講師としてお招きし、プチ国際理解講座「タイについて知ろう」を実施しました。

1〜3年生の希望者20名と教員4名が参加し、楽しい時間を過ごしました。

今回のワークショップでは、タイの伝統文化「カービング」に挑戦しながら、タイの文化について理解を深めました。

 

タイカービングとは、野菜や果物に草花などのモチーフを彫刻するタイの伝統文化です。
その昔、宮中の子女たちが王様にお料理を楽しんでいただくために飾り付けたのが始まりだと伝えられています。

 

今回は、石鹸にお花のモチーフを彫刻しました。初めての作業に苦戦しながらも、竹田先生のサポートのおかげで、どんどん個性豊かなお花が咲いていきます。

作業をしながら、タイの文化や言葉について、理解を深めることができました。

カービングで作った個性豊かなお花をきっかけに、もっとタイ王国について知りたくなりましたね。

 

 

 

✎「総合的な探究の時間」発表会✎

「総合的な探究の時間」2年アクティブ探究中間発表・3年最終発表が行われました。

(メイン教室から各教室へのオンライン配信)

課題解決のためにアクションを起こした素晴らしい発表となりました。

講師のこおりやま子ども若者ネットワークの櫻井様からは

「アンケートを取った際、少数派の意見をどう分析するか」

「自分たちが当たり前と思っていることが相手にとってはそうでないことってよくある。世の中にある社会課題ってそういうところのすれ違いから生じていることがたくさんある」

「参加→参画を目指してほしい」

「テーマ設定の際に、自分の好きなもの(興味のあるもの)と社会問題をがつながるとよい。探究活動を楽しんでやってほしい、自分の「これやりたい」って思いを大切に」

などのお話をいただきました。

3年生、本当に素晴らしい発表でした。皆さんの発表から、後輩たちがたくさんのことを吸収してくれたと思います。

2年生の基盤探究の生徒は、これから中間発表ですが、今後の活動に活かしてください。

1年生は、まず現在行っているチョコプロから、自分の「やってみたいこと」を「やってみる」、行動する楽しさを感じてください。

 

視聴覚発表の様子

 

情報処理・パソコン発表スライド(一部抜粋)

  

 

R5猪苗代湖きれいにし隊~猪苗代湖ヒシ刈りボランティアに参加しました!~

 9月16日(土)に猪苗代湖白鳥浜で行われたヒシ刈りボランティア活動に1年生5名、2年生8名、3年生5名が参加してきました。

ヒシの実収穫やトリカルネットを使用したヒシ本体の回収活動は重労働ではありましたが、2.5トンもの回収をすることができました。ヒシ刈りボランティアの後は松橋浜へ移動し、湖岸美化活動も行いました。

前日には事前学習会を行い、猪苗代湖の水環境保全活動の意義について学んだこともあり、科学的な視点から清掃活動の必要性について理解を深めることができました。

前日の事前学習の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいきます!

SDGsバスツアーinいわき

7月28日(金)希望者44名が「SDGsバスツアーinいわき」に参加しました。

はじめに訪れたのは、「ザ・ピープル古着倉庫」 服を捨てないための取り組みについて学びます。

ここで集められた古着は、リユースショップでの販売以外に、リメイクに使われたり、海外に送られたり、工場でウェスとして使われたり、自動車の内装材として使われたりします。

初めて倉庫に来た生徒は、この古着の山に圧倒されます。

ザ・ピープルの渡辺副理事長から、取り組みについて詳しくご説明いただきました。東日本大震災で被災した地域ならではの取り組みやサーキュラーエコノミーについて、学ぶことができました。

そのあと、古着の仕分け作業をさせていただきました。

中には、ブランド物や値札がついたままのものも。

暑い倉庫の中の仕分け作業の大変さを感じました。たくさんの古着の山に埋もれながら、自分たちの消費活動について、深く反省し、考えさせられました。

次に訪れたのは、オーガニックコットン畑。「ふくしまオーガニックプロジェクト」を行っている場所です。

5月に種まきをしたコットンは大きく成長し、今日は支柱立ての作業をさせていただきました。夏の日差しの中の重労働。作業の大変さを感じながら、大きく育つことを願って作業を進めました。

お昼は、ららミュウで。「東日本大震災」の学びも外せません。

お昼を食べて元気を取り戻した一行は、小浜へ。これも外せない「海岸清掃活動」です。

きれいな海に心洗われたのもつかの間。浜に流れ着いたたくさんのゴミに愕然とした生徒達。気を取り直して、清掃活動に励みました。

 

最後の目的地は、「磐城高箸」いわき市田人町の地元の間伐材を利用して、高級割り箸を製造している会社です。廃校になった小学校を利用しています。

2班に分かれて、社長の説明を聞きながらの見学とオリジナル割り箸づくりをしました。

林業の窮状、東日本大震災、いかにお金をかけずにアイディアと工夫でビジネスを続けるか。高橋社長の言葉から、多くの学びがありました。

小学校だった校舎は、東日本大震災当時が偲ばれる絵やカレンダーも。大きくリノベーションするわけでもなく、そのままの姿だからこその味わい、そこで生活していた子どもたちの声が聞こえるようでした。

また、メダカのサブスクで話題になった「メダカの学校」もあり、見学させていただきました。

さまざまなビジネスアイディアに刺激を受けました。

新製品も近日発売されるということで、これからも目が離せない「磐城高箸」。生徒達にとって、地域に対する新たな視点を与えていただきました。

 もりだくさんの内容の「SDGsバスツアーinいわき」生徒からも大好評でした。

福島県内のさまざまなSDGsの取り組みを知ることは、地域をフィールドとしたPBL型の学びに大いに役立つと感じました。これらの学びをそれぞれの探究活動に生かしてくれることを願っています。

★この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。

平和への願いを込めて~ 七夕・ウクライナ支援募金活動

7月 今年も「ウクライナ支援募金活動」を有志メンバーが集まって行いました!(1年生3名、2年生6名、3年生8名の合計17名のメンバーです)

七夕に合わせて、平和への願いを込めて、短冊も準備しました。

募金の呼びかけるポスターの作成や募金箱の準備など、みんなで分担して準備を進めました。

昇降口や教室でも呼びかけ、たくさんの人が募金してくれました。

短冊には、ウクライナ語と日本語で平和への願いを書いてもらいました。

3日間の募金活動でしたが、24,000円の募金が集まりました。集まったお金は、国連UNHCR協会に送りました。

後日、協会から感謝状が届きました。

一日も早く、戦争が終わり、故郷で平穏な生活ができますように。

 

 

 

SDGsスタディプログラム ~東京研修~

7月26日(水)希望生徒19名が参加し、SDGs東京研修に行って参りました。

 まずは、「JICA地球ひろば」へ。

地球案内人の方から展示についてお話いただきました。たくさんの体験型の展示を見学しながら、SDGsや世界の諸問題について学びます。

続いては、モザンビークで協力隊として活動されていた方からお話を伺いました。福島県出身ということもあり、親しみを感じます。モザンビークについては、事前に、調べ学習や現役協力隊の方とのオンライン交流を行っていたこともあり、質問にも自信を持って答える生徒達。日本と異なる文化や生活に興味津々。しかし、途上国ならではの課題に胸が痛くなる場面も。日本で豊かな生活をしている私たちに何ができるのか、国際協力とは何か。誰一人取り残さない社会を作ることの難しさを感じているようでした。

続いては、お待ちかねのランチです。サモアとトルコのメニューから選びます。どちらもとてもおいしかったです。サモア大使館お墨付きのココナツミルクたっぷりです。

次に訪れたのは、無印良品銀座店です。このお店の売り上げは全国一だそうです。各階ごとに工夫を凝らしたディスプレイが印象的です。社員の方から、無印良品の持続可能な取り組みについて説明をいただきました。見せていただいたのは、かわいいホッキョクグマが描かれたTシャツ。これは、気候変動や環境破壊などによって生息が減っている状況にある絶滅危惧種の動物です。ほかにもラッコ、パンダ、レッサーパンダやジュゴンなども。かわいい!このTシャツの売り上げの一部は国際自然保護連合日本委員会に寄付され、買って着ることで、絶滅危惧種を救う取り組みができるのだそうです。また、オーガニックコットンで作られているそうです。農薬の使用による環境負荷が高い綿栽培をオーガニックコットンに変えると環境負荷がすくなるものの、生産効率は低く、生産者にとっては大変な労力が必要です。このような農家を支援する取り組みとして、無印良品は「Tシャツ一枚の販売ごとにコットンの種2つをインドの生産者に無料で提供する」活動を始めたそうです。Tシャツ購入することで、オーガニックコットンの栽培を支援することになるのです。このような消費活動を企業が率先して進めてくれることで、SDGsも大きく前進することを感じました。持続可能な未来に向けた社会システムを構築することが大事です。

また、働き方がフレックスであることも伺いました。企業を支えるのは、ひと。説明してくださったかたは、ヨガのインストラクターもされているそうです。いきいきとした生活を支えるために、さまざまな働き方ができること。これも持続可能な社会のためには、大切な要素であることを感じました。

この店舗には、ホテルも併設されていました。外国人観光客が多く目につきました。ちなみに、この店舗で一番の売れ筋商品は。。。スーツケースなのだそうです!

このあと、帰りの新幹線までの時間を自由に過ごしました。

外国人観光客が多いこと、お店でのSDGsの取り組み、東京銀座の街をSDGsの視点で眺めます。

さまざまな気づき、発見がありました。

JICA地球ひろば、無印良品の皆様、大変お世話になりました。

 

*この研修は、「あさか開成高校国際交流基金」の事業として行っております。