あさか開成 校長雑感

校長より

出会いと別れの季節~感謝~

春は別れと出会いの季節です。

私は2年間過ごしたあさか開成高校を離れることになりました。

コロナウイルスに翻弄された2年間でした。

しかし、そのような中でも様々なことに挑戦し、

成長していく生徒の皆さんを頼もしく感じていました。

違いを価値あることととらえ、

世界をよりよいものとしていこうとする皆さんとの出会いは、

視野を広げ、新しい考えに導いてくれ、

私の人生にとって大変意義あるものとなりました。

 

もう少し、もう少しあさか開成高校にいられたら・・・

そういう想いはありますが、

出会いと同様、別れも避けることはできないものです。

そしてまた、別れも人を成長させるために意味あることだと信じ

次に進んでいきたいと思います。

 

皆さんがこれから多くの人と出会い

それぞれのよさを生かし、

幸福な人生を創り、

平和でだれもが大切にされる世界を創っていくこと祈ります。

皆さんと出会えたことに心から感謝します。

ありがとうございました。

 

あさか開成高校の敷地内の花々も咲き始めました。

さあ、新しい出会いの季節です。

 

 

行ってきました!!発売イベント

本校23期生プロデュース、24期生販売イベント担当の 

“うっっっ米 たまごスープ”の発売イベントに行ってきました。

たくさんのスープがかっこよく並んでいました。

売れ行きも上々とのこと。

みなさん、ぜひ足を運んでみてください。

10月23日(土)には、うすい百貨店でもイベントを行います。

10:00~12:00、13:00~15:00

いよいよ発売!!

本校生のグループ“スマイルA.K.H”プロデュース

“うっっっ米 たまごスープ”が本日発売です。

本日(10/11)、16:00~18:00 イトーヨーカドー郡山店で

本校生徒による発売イベントも行われます。

 

「いかにんじん」や「あさか舞」の米粉が用いられているなど、

「ふくしま」らしさ満載です。

昨年度の東北の高校生によるスープメニューコンテストで優勝作品です。

ぜひ手に取って見てください。

 

第1回 総合的な探究の時間 成果発表会

10月7日(木)、記念すべき総合的な探究の時間の成果発表会が開催されました。

探究とは、社会の課題の解決策を考え行動することを通し、

自分の人生と社会を創る力をつける学習です。

3年生10グループの発表は第1回目とは思えないできばえでした。

発表されたテーマは以下のとおりです。

「豪雨災害について」

「SDGs未来都市に住む学生として私たちができること」

「『認知症』を理解した上で実際の生活で大変なことを知ろう!」

「空き家×六次化」

「STOP待機児童」

「地域の健康作り」

「ときめき♡鯉プロデュース大作戦!!」

「未来の学びのスタイルとは」

「訪問診療を活性化させよう」

「うねめ伝説の知名度」

 

発表されたみなさんお疲れ様でした。

多くのことが学べましたし、皆さんの成長につながったはずです。

次週にポスター発表する3年生の皆さんも頑張ってください。

2年生は取り組んでいる探究に生かしてください。

とても楽しく学びの多い時間でした。

 

抗菌コート

部活動後援会のバスの内部に抗菌コートが施されました。

コロナウイルス対策にもなるというチタンの微粒子によるコーティングで、

半永久的に抗菌作用があるそうです。

 

作業を見学しました。

コーティング前後で細菌の数を計測してみると、

細菌の数は1/6になっていました。

今後、さらに最近の数が減るそうです。

すごいですね。

安心して乗車できます。

 

PTA会長さんのご厚意によります。

ありがとうございました。

 

↓コーティングの様子

↓しょうゆ会社製の細菌数の測定器

集大成の夏

7月8日(木)、全国高校野球選手権福島県大会に本校が登場しました。

結果は敗退ということになりましたが、得点をとることができたなど

自分たちの持てるものを発揮し、成長が見える試合となりました。

また、3年生にとっては野球人生の大きな節目であり、

集大成であったと思います。

これまで部活動を通して学んできたことを、

進路活動や卒業後の人生の糧としてほしいと思います。

 

今回の大会は、新型コロナウイルス感染拡大以降

初めて生徒がスタンドで応援することが可能でした。

声を出すことはできませんでしたが、吹奏楽や拍手などで応援しました。

少しずつできることが増えていくことに喜びを感じました。

 

 

七夕に想う

校舎内に七夕飾りが登場しました。

それぞれが願いを書いて笹につるしています。

 

七夕は奈良時代頃に中国から日本に伝わったとのこと。

七夕を季節の行事として大切に持ち続けていることは、

めったに会うことのできない恋人同士の苦しみ、

そしてやっと会えた喜びは、

千年以上もの時をへても同じだということなのでしょう。

 

スマートフォン等を通してならいつでも会える私たち、

でも、やはり実際に会うことでしか得られないこともあることでしょう。

恋人同士に限らず・・・。

そして、コロナ禍では、世界中の人の行き来が制限され

会いたくても会えない人たちが実際にいるのです。

 

私が小さい頃から長い間とてもお世話になった方が先日亡くなりました。

90歳を超えた長寿で、ここ2年ほど高齢者福祉施設で生活していました。

しかし、亡くなるまでの1年間、家族の誰とも会うことができなかったとのことです。

コロナウイルス感染拡大防止のために。

 

織り姫と彦星が会えるよう、7月7日が晴れますように。

そして、コロナ禍という暗雲が去り、

会いたい人と会いたいときに会うことができる毎日が1日も早くきますように。

SDGs って何だろう?

6月14日(月)から”SDGs week”が始まります。

”SDGs”という言葉はいたるところで用いられていますが、

”SDGs って何?”と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?

 

SDGsについては書籍でもネットでもたくさんの情報が得られますが、

「わかるような、わからないような」という風に感じる人もいるのではないでしょうか。

そういう私も、SDGsという言葉を初めてきいてから数年間、

「なんとなくわかるけど・・・」という感覚がありました。

 

今は、自分では次のような言葉が自分の中でしっくりきています。

「世界がこれからも続いていくために、すべての人がめざすことを示す、合い言葉」

 

「自分だけよければよい」「今だけよければよい」のではなく、

たとえ多少の不便さがあったとしても

「他の人(場合によっては他の生物)にとってもよい」「将来にとってもよい」ことを目指すのは、

身近なことでも、世界全体のことでも、当然です。

“SDGs”という言葉は、たとえ違う言語を用いていたとしても

みんながそれを目指していますよ、と確認しあえるスグレモノなのだと思います。

 

SDGs week は2週間です。

今まで以上に、合い言葉をかけあって

SDGs を意識した行動をしましょう。

 

【合い言葉】旺文社「国語辞典 改訂新版」より

①仲間どうしが確認し合うため、あらかじめ決めておく合図の言葉

②仲間の主張を短い言葉に表したもの。標語、モットー

 

今、咲く花

心地よい風が吹く季節となりました。

高体連の地区大会も終了し、今週末からは県大会が始まります。

昨年度は開催できなかった大会ですが、

今年度は無観客等の制限がありながらも開催されます。

出場する選手の皆さんは、持てるものを十分に発揮してほしいと思います。

ソフトテニスの県中地区大会の様子

 

さて、校舎内には「日本の伝統文化」の授業でいけた花が飾られています。

最近の2週間分を掲載します。

花材:カーネーション、アルストロメリア、ププレリューム、モンステラ

花材:グラジオラス、スプレーカーネーション、ヤツデ

 

校地内にはこんなかわいい

「金平糖(コンペイトウ)」のようなつぼみの花が咲いています。

名前は「カルミア」、日本語では「花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)」、

花言葉は「大きな希望」だそうです。

でも葉には毒があるとか。

どこに咲いているか、わかりますか?探してみてください。

 

高校生という時代も、季節の花が咲く時期も、

「今」だからこそのものです。

「今」だからこそ、「ひとりひとりの花」を咲かせてみましょう。

 

 

うれしいお知らせ

外部の方から、とてもうれしいお知らせがありました。

昨日、本校の女子生徒2名が困っていた方を助けた、ということでした。

 

「困っている人を助けたい」「だれかの力になりたい」とはだれもが思うことです。

しかし、それを行動に結びつけるのは大変なことです。

人助けに限らず、「考えること」と「行動すること」の間には結構な距離があります。

しかし、行動しなければどんなに優れた考えも

人の役に立ったり、社会の課題を解決したりすることには結びつきません。

 

そういう点からもこの二人の生徒には心からの賞賛を送ります。

みなさんもできることから行動をしてみましょう。

 

おまけの話

長い間ブログを更新できませんでした。すみません<m(__)m>

毎日毎日、今日こそ更新を、と思いながら本日になりました。

やはり「考えること」と「行動すること」の差は大きいものです。

昨日の二人に触発され、今日は行動できました。

そういう意味でも、二人に感謝します。

ありがとうございました。