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キャリア講話(1年総合的な探究の時間)

4月28日(木)4校時目に、進路指導部主催の「キャリア講話」を実施しました。

こおりやま子ども若者ネット代表の鈴木綾さんを講師として、「僕のキャリアとNPOの働き方」をテーマに講演していただきました。NPOの担う役割についてや鈴木さんがどのように社会と関わり活動してきたかを熱心に講話をしていただき、1年生も刺激を受けている様子が見られました。鈴木さんが『やってくれないではなく、自分からやっちゃう』というのがNPOの行動理念だということを伺い、ぜひ1年生にも失敗してもいいから様々なことにチャレンジする勇気を持って高校生活を送り、自分のキャリア形成につなげて欲しいと思います。

今後の1年生の活動や成長に期待しています。

 

令和4年度生徒総会の実施について

 4月28日木曜日、生徒総会を実施しました。コロナ禍により代議員による総会となりましたが、無事全ての議事を終えることができました。資料は全生徒へのGoogle Classroom配信とし、紙資源の節約にもなりました。

主体的な活動をする先輩から学ぶ~1年生国際オリエンテーション

4月28日(木)6時間目、1学年全員を対象に「国際科学科としての学び」をテーマに、2年生3年生6名の発表が行われました。

本校の教育目標「国際的な視野に立って物事を考え、主体的に行動できる資質を養う」ことをめざし、さまざまな活動を行う先輩達の話を聞くことで、これからの学習や取り組みに生かして欲しいと願い、企画されたものです。

国際交流委員会、JRC委員会、日本文化部などの取り組みに加え、「探究カフェ」「コンタクトレンズ回収」「クリアファイル回収」「もったいないプロジェクト活動」「語り部事業」など、自主的に企画した個人の活動の紹介もあり、「1年生だからと遠慮せず、積極的に活動しよう」と熱い激励が込められた発表でした。

1年生は、先輩の発表をメモをとりながら、熱心に聞き入っていました。

これからの1年生の活躍を期待します。

 

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第1回・春

 4月23日(土)NPOしんせい様による「山の学校」が開校し、本校生徒と教員が参加してまいりました。場所は、郡山市逢瀬町にある「山の農園ハニカム」です。

「山の学校」は、地域(農家)× 企業 × 国立環境研究所 × NPO × あさか開成高校 という、所属や文化、価値観の異なる様々な人が協働し、互いを認め合い、多様で豊かな社会を考えていくすばらしい取り組みです。今年度、継続的に実施する予定です。

第1回目の今回は、あさか開成を代表して、3年生6名と教員3名が参加しました。

午前中は、「山の学校」開校式からはじまり、さっそく近くの山にフィールドワークにでかけました。慣れない山歩きに苦戦しながらも、山に入り、さとやまを形成する樹木や春の訪れを告げる草花、山菜についてご説明いただき、自然と共生することについて体験的に考えを深めることができました。

ランチは、持ってきたお弁当にしんせい様よりいただいたサラダとヨモギの天ぷらを加え、春爛漫の景色を見ながらいただきました。自然の中で食べるごはんは格別でした。

午後は、「さとやまにみる自然共生と持続可能な社会」というテーマで、国立環境研究所の境優先生のご講義をいただきました。生徒達にとって、少し難しい内容もあったようですが、皆熱心に聞き、積極的に質問もして、持続可能な社会のために、どのような行動を心がけていくべきか考えを深めたようです。

その後、4つのグループに分かれて、NTT労働組合さまのご進行で「働くとは」というテーマで、意見交流をしました。さまざまな経験を持つ社会人からの言葉に刺激を受け、視野を広げることができたようです。

今回、コロナ対策含め、さまざまなご配慮をいただきながら、参加させていただき、本当にありがとうございました。ご参加されたすべての方々に感謝申し上げます。

 

最後に、参加した生徒の感想を紹介いたします。

『午前中のフィールドワークではサンショウウオやニリンソウなどなかなか見ることのできない植物、生物が見られてとても楽しかったです。最初はロープを使って山を降りたり、小さい川を渡ったりするのが不安でしたが、帰る時にはもう体が慣れてすいすい動けました!家や田んぼで見かけるカエルとはまた違う別の種類の大きなカエルがいて驚きました。山に行って植物などをただ見つけるだけだと、なんの葉でどういう時期に咲くとかよく分かりませんが、国立環境研究所の方の説明があったおかげで食べられる植物や何科のなんという名前かなどをたくさん教えていただき、植物に対する知識がより深まりました。この植物はなんだろう。と興味が湧くことにより自分から積極的に活動することが出来ました。お昼ご飯ではサラダを頂きました。家では再現することが難しいオシャレな味付けで少し苦手なお野菜も美味しくいただきました!今度味付けなども知りたいです。午後は里山についてお話を聞いて、専門用語がたくさん出てきて理解するのが難しい部分ありました。ですがイラストや境先生の説明で高校生でも分かりやすい内容でした。植物の話には人間の歴史が関わっていることから、共生社会について前よりも実感したと共に他人事ではないと思いました。「働く」というお題にたいして、人それぞれ考え方が違いました。表現する言葉は違くても根本的な部分にあるものは大体似ていました。農学部の方が3人もいて驚きました!!人生においてこうでなきゃいけないというものはなく自分が働きたいように働ける多様性が今の社会で実現されつつあると思いました。NTTさんや国立環境研究所の方、しんせいさんの方とお話ができて貴重な経験が出来ました。夏の活動もぜひ参加したいです。』(オイガ部部長:3年須藤聖菜さん)

『午前のフィールドワークでは普段あまり見ていない自然を探索することが出来てそこで植物などの発見や堤さんのお話を聞いてとても楽しい時間でした。午後の座学では日本の環境問題や生物の生き方、そして農業について学びました。これからの将来で持続可能な社会を作るために私たちが貢献してきたことが少しでも農業や生物のために役立っていたらと考えると嬉しい気持ちになりました。最後に"働く"とはどういうことかをグループで考えました。今まで大人の方々の考え方や経験談などを聞く機会があまりなく、今回このような場を設けていただいて将来に役立つことを教えてもらったので充実した時間になりました。今回初めて山の学校に行ってみて、外国語会話部でも外国人の方々に紹介するなど自分の中で色々な案が出たので、それを実現できるようにこれから積極的に取り組んでいきたいと思いました。』(外国語会話部部長:3年松本凜さん)