あさか開成 校長雑感

心を動かすもの

 

今回、インターハイ地区大会から県大会まで、可能な限り選手の応援に行った。

試合を見るたびに、スポーツには、どんなに社会の潮流が変わろうとも、時代を超えて変わらない価値があるということを感じざるを得なかった。試合前に、アップを終え、集中力を高め、腕を組みしながら全員で勝利を誓い合う瞬間から試合は始まっている。自分を信じ、仲間を信じ、試合に挑む。そして、緊張しながらも、その瞬間・瞬間に、全力で立ち向い、自己の限界を超えようと努力する。ミスがあって、心が折れそうなとき、友が励まし応援し続ける。そして、敗戦の時を向かえたとき、涙しながらも、試合を振り返える。すべての瞬間に、心を動かすものが存在する。

スポーツとは何か。

スポーツとは、育てるものであろう。身体を育て、心を育て、チームワークを育て、夢を育てる。

選手たちへ、感動をありがとう。