あさか開成 校長雑感

7月の花に、ゴッホを想う

 

授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の飛田愛生さんの作品が、正面玄関を飾っています。今回の作品は、ひまわりをメインとして、アワ、チンシバイを脇役とし、そしてレザーファンで整えたものです。私は、まっすぐ天に伸びるひまわりが大好きです。そのひまわりの良さを、シンプルに著した作品だと思います。

ひまわりを見ながら、ゴッホを思い出しました。

ゴッホは、花瓶に生けられたひまわりの絵画を複数描いています。ゴッホにとってのひまわりは明るい南フランスの太陽、ひいてはユートピアの象徴であったと言われている。

絵を鑑賞することが好きだった私は、若い時は、有名な絵画が来ると、東京まで見に行っていました。ゴッホのひまわりも見ました。かなり大きな絵だったこと、黄色が素晴らしかったことを覚えています。歴史を勉強していたので、ゴッホは気むずかしい人というイメージを勝手に持っていましたが、絵を見て、シンプルに、ゴッホは情熱的で、純粋な人だったのではないかと思いました。情熱的で、純粋だったがために、その後、大きな悩み、苦悩を抱え込んだのではないかと。

また、また、生徒に感謝です。