あさか開成 校長雑感

帰国

2月1日(土)、パラグアイからの留学生ルイスくんが、14時05分の新幹線に乗り、帰国の途につきました。ルイスくんは1年間の留学期間を終えての帰国です。また、会津学鳳高校で1年間の留学をしていたウィルくんも、同じ新幹線でした。ウィルくんは、異地区間交流で、昨年の10月に1週間、本校で生活をした経験のある留学生です。

そのルイスくん、ウィルくんの最後のお別れに、2年5組の生徒を中心に、考査前にもかかわらず、多くの生徒が来てくれました。ハグをしながら別れを惜しみ、最後の想い出をカメラに残そうと記念撮影をする姿がみられ、改めて留学生の存在の大きさに気付かされました。

ルイスくんは、本校に来た4月には、ほとんど日本語が話せませんでした。7月初めに話したときにも、だんだんと日本語を聞き取れるようになってきたが、まだまだ日本語で返すことができませんと話してくれました。本当に、不安だったではないかと思います。しかし、この不安を、多くの生徒が、積極的に取り除こうと、いろいろな関わりをしてくれました。本当に、生徒たちのやさしさに感謝です。

今後、ルイスくんは、残りの高校生活を送り、大学への進学を考えているようです。

私からは、ルイスくんへ、是非、将来、あさか開成高校を訪ねてきて欲しいとお願いしました。ルイスくんは「日本に家族を連れてきたい。その時は、是非、あさか開成高校にも寄りたい」と返してくれました。

ルイスくん、さよなら、そして、ありがとう。