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2020年9月の記事一覧

私たちにできること~ヒシの実から天狗を作ろう~

 9月28日(月)、放課後を利用して、猪苗代湖で回収したヒシの実を用いた天狗作りを行いました。参加者は夏に猪苗代湖での清掃活動に参加した3学年の生徒と、オイガ部の生徒です。オイガ部の生徒は、キリバス共和国へプレゼントするために、福島に残る「天狗の昔話」の紙芝居を製作しています。今回はその活動の延長線として、天狗作りに参加しました。まずは、清掃活動に参加した3学年の生徒より、ヒシの実が猪苗代湖に及ぼしている影響についてプレゼンテーションが行われました。その後、全員で天狗作りを行いました。生徒が作った天狗は、紙芝居と共にキリバスの人々にプレゼントをする予定です。

 今では、猪苗代湖の水質を低下させる嫌われ者となってしまったヒシの実ですが、かつては食料としても利用され、他の植物ともうまく共存していました。今回の天狗作りをとおして、猪苗代湖の環境について知るとともに、駆除されるものをいかに有効活用していけるのかを考えていってほしいと思いました。

 

 

SDGs達成に向けての取り組みについて~「クリアファイル回収」を始めます。

アポログループさん手作りの廃材を使用した立派な箱です。 

 福島市のアポログループさんより「クリアファイル回収箱」が贈呈されました。

 アポログループさんではSDGs活動の一環として、学校内で不要になったクリアファイルを集め、会社内で再利用するという取り組みを行うことになっています。新聞で学校募集の記事を見つけお願いしたところ、本校が採用となり、本日の贈呈式となりました。他にも小学校や学習塾など数か所で、回収が行われるそうです。

 集められたクリアファイルは、アポログループさんで1枚5円で換算され、学校の備品購入などの教育資金となりますが、本校では海外の子供たちの教育資金として、全額を「日本ユニセフ協会」に寄付することにしています。(SDGs目標4  質の高い教育をみんなに)また、クリアファイルの再利用はプラスチックごみ削減へとつながります。(SDGs目標12  つくる責任つかう責任)

 贈呈式には、活動の中心となる3学年の宗像由生君と佐藤孝哉君が、廃材を使って作成された回収箱を受け取りました。本格的な活動は期末試験後になりますが、宗像君と佐藤君は世界の教育事情に関する記事を載せた通信を作成し全校生に配新聞社の取材も受けました。布したり、放送で回収の呼びかけをしたりする予定です。