News&Topics

2022年10月の記事一覧

凜優祭報告❺ 有志企画 Permission to Dance

  私たちPermission to Danceは、外国語会話部の部員で結成し、手話ダンスを披露しました。部員で曲を和訳し、自分たちで手話をダンスの振り付けにしながら考えました。部員全員で協力できて準備しとても楽しかったです!!!
 
  楽しくて英語の成績もぐっと上がる部活です!ぜひ外国語会話部で手話と英語を学びましょう!

 

凜優祭報告⑤ 3年5組

  私たち3年5組のクラス企画は、USJをテーマにフォトスポットとミニゲームを作成しました。クラス全員にやりたいことを聞き、意見を最大限取り入れられるように計画を立てました。ゲームを体験した皆さんの楽しそうな顔を見られたり、フォトスポットを見てクラスみんなで楽しい思い出を作れました。


 
  クラス仮装のテーマは、「ハリーポッター」でした。残念ながら受賞はできませんでしたが、メンバー全員でアイデアを出し合い、唯一無二の思い出を作ることができました。高校生活最初で最後の文化祭でしたが、みんなでお揃いの衣装を着て立派な魔法使いになれました。
  

  クラス看板のテーマは、「マリオ」をテーマに作成しました。アルファベットをマリオのタイトルのロゴに近づけて、世界観をマリオに統一しました。高クオリティーに作れたので良かったと思います。


 
  あさか開成高校は、個性の強い人が多数在籍しています。そして、その個性を受け入れ合い、いい方向へ伸ばしていけるような環境で学ぶことができます。ぜひ本校で高校生活を送りましょう!

凜優祭報告④ 3年4組

  私たち3年4組のクラス企画は、縁日をテーマに学校を盛り上げました。特に射的では、フィギュアやアクセサリー等の豪華景品もあり、教室いっぱいになるくらい行列ができました。また、教室の前には大きな鳥居を作り、学問の神として我らが吉田先生の名前を借り、「吉典神社」を建立しました。そして見事、3学年クラス企画最優秀賞を受賞しました!!


 
  クラス仮装のテーマは「twins doll」です。まず最初にイラストにして、どんなテーマにするかを決めました。工夫したところは、ゴシック系を意識したところと、twins doll のように人形に近づけるために、カラコンやメイクを細部までこだわったところです。


 
 
  クラス看板のテーマは、4組それぞれの「個性」です。4組全員の個性の豊かさ、4組らしさを色とりどりの花をモチーフに表現しました。
 
 
  あさか開成高校は、文化祭やスポーツ大会など、みんなで楽しめる行事がたくさんあります。ぜひ、あさか開成高校に入学してください。たくさんの1年生の入学待ってます!

美しい水環境を未来へつなぐ~水環境保全活動③「ヨシ狩り」

 

10月22日(土)今年度3回目の水環境保全活動として、「よし狩り」を行いました。希望生徒23名と教員3名が参加し、猪苗代水環境センター近くの猪苗代湖岸のヨシ狩りを行いました。今回は、福島県境創造センター主催の「環境学習会」に参加した親子と一緒にヨシ狩りを行いました。

9:00に猪苗代水環境センターに集合し、猪苗代湖の水質悪化につながる生態系の変化やそれを食い止めるために必要な人間の活動について学習しました。ヨシは、湖の汚れを吸収して、水をきれいにする働きがあるとも言われていますが、そのままにしておくと枯れて腐って、逆に水質悪化の原因になってしまいます。実際、6月に参加した湖岸清掃の時には、ごみよりも多いヨシの屑が多く流れ着いていました。今回の活動は、1年で大きく成長したヨシを刈り取ることで、水質改善につなげる一つの取り組みです。

お話を聞いた後、いよいよ「よし狩り」です。今回、初めて参加する生徒ばかりで、どのようなことをするのか、ワクワクしながら湖岸に歩いていきました。驚いたのは、ヨシの大きさです。一年で成長したとは思えないほど高く伸びたヨシにびっくりです。鎌を受け取り、いざヨシ狩りです。

慣れない作業に苦戦しながらも、汗をかきながら刈り取ります。刈り取ったヨシは、運べる程度にまとめて、ひもで結んで運びます。水で湿ったヨシは、水分を含んでかなりの重さです。

刈り取ったヨシは、「どんど焼き」に使うそうです。たくさんのヨシを刈り取ることができましたが、まだまだヨシが残っていました。大変な重労働であることを身をもって感じました。

午後は、場所を国立磐梯青少年交流の家に移して、猪苗代湖の自然を守る会会長の鬼多見賢先生より、「猪苗代湖の水質保全活動」についてお話を伺いました。猪苗代湖の恩恵を受ける私たちだからこそ、それを守る取り組みが必要であることを改めて感じました。「自然との共生」について、深く考える時間となりました。

これからも活動を続けたいという気持ちを新たにしました。胴長や鎌を貸していただきありがとうございました。また、一緒に学び活動してくださった親子の皆様、ありがとうございました。関係された方々に深く感謝申し上げます。

あさか開成高校から始める SDGsアクション!

(生徒の感想)

・活動前はそこまで大変ではない作業だと思っていたら、とても力がいる作業で、このような力がいる作業を高齢の方や子供達がやっているのを見て、高校生という私たちがもっと活動に意欲的に積極的取り組むことが大切だなと思った。またボランティアというのはとても大変な仕事をこなしてこそボランティアだと感じた。 ヨシについて、水環境を悪くするだけのものだと思っていたら、ヨシにはヘドロという物が悪質だったり、水にとけて水質を悪くさせる循環が始まるということを知った。またヨシやヒシは砂浜にも生えて、今までの砂浜がヨシやヒシで埋まって閉まったりすることが分かった。ヒシやヨシを狩る重要性や、大切さを知った。水環境を守っていかなければ行けないことは知っていたが、水質が悪くなる原因にヒシやヨシがこんなにも悪質の原因の理由であることにとても驚いた。これから自分達が行動を起こし、他の人々にもこの現状を知ってもらえるようにしていきたい。(1年)

・今回のヨシ狩りを通して、本当に重労働な活動だと思いましたし、もっとたくさんの人にヨシ狩りがどう猪苗代湖の水質改善につながるのか、またそのためにしなければならないことはなんなのかをもっと私達若い世代が学ばなければならないなと思いました。十年前までは水質日本一を誇っていた猪苗代湖ですが、生活排水などの汚染により年々水質汚濁が進んでおり、その原因は私達にあるのだから私達がアクションを起こさなければならないはずです。重労働ではありましたが、友人と協力しての作業でとても楽しみ、また自分達の活動が環境のために役立っていると思うと、終わった後の達成感がすごかったです。もっと多くのクラスメイトを誘ってまた参加したいなと思います。(1年)

・.活動をする前まではヨシ刈りが何なのかすらわからず興味本位で参加したが、参加したことでヨシがどのような影響を及ぼしていたのかを自分の目で見て知ることができ、水環境の問題について興味が沸いた。ヨシは生命力が強く一年以上置いておいても残るため、それが肥料になりまた新たにヨシが成長していってしまう。ヨシやヒシが繁茂してアサザなどの水草が生えなくなってしまっている。ヨシのせいでドブ川になってしまい、そこにいた魚は腐りかけてしまう。一つの植物のせいで多くの水環境の問題に繋がってしまうことを学んだ。また、自然環境を綺麗にするには自身が汚れるほど一生懸命取り組まないと綺麗な自然環境を取り戻せないことを知った。ヨシ刈りを初めてやって大変だったけど、自分がボランティアに参加したことで少しでも水環境が良くなればいいです。鬼多見さんの講演はとても為になる話で、自然環境について興味をもついいきっかけになりました。いち早く昔の綺麗な猪苗代湖に戻すために自分に出来ることは何か考え、アクションを起こしていければいいと思います。また機会があれば積極的ボランティアに参加していきたいです!(2年)

凜優祭報告❸ 有志企画 SSB

  私たちSSBは、2年生3名、1年生1名の4名で結成し、ダンスと歌の発表をしました。チーム名の『SSB』は力強さ、不気味さ、美しさという意味の strength、spooky、beautyの頭文字をとったもので、まさに私達ということでチーム名にしました。1曲目の「bad guy」は2人で担当し、不気味さを表現するために、床を使うフロアの振りを多く使いました。フロアの振りは見ている人が盛り上がってくれたので、楽しく踊ることができました。2曲目の「So Free」は3人で担当し、曲名の通り踊り方を固定せず、自由に力強く、見ている人に元気を与えられるように踊りました。3曲目の「赤頬思春期」は1人が歌、3人が踊りを担当しました。曲調に合わせて美しく踊る、フリーダンスと歌を披露することができました。4曲目の「In the morning」は4人で担当しました。K-POPで知っている人も多かったので、最後に最高に盛り上がることができて楽しかったです!!
 
  今回、文化祭ではじめてSSBとしてパフォーマンスさせて頂きました。練習時間が少なく、本番もミスがありましたが、体育館にいた2年生や各教室の中継で見てくれていた1・3年生、先生方もみんなで盛り上がってくれて、チームみんなで楽しく踊ることができました。ありがとうございました!

凜優祭報告③ 3年3組

  私たち3年3組のクラス企画は、フォトスポットとキッキングスナイパーでした。キッキングスナイパーではみんな全力でボールを蹴って、とても楽しそうでした。フォトスポットでは、可愛くおしゃれな写真を撮って、スマホの中の良い思い出になったと思います。
 
  クラス仮装のテーマは「セーラームーン」でした。そして、なんと仮装大賞を受賞することができました。ありがとうございます。月に代わってお仕置きしたら、大賞getでso happy !
 
  私たちのクラス看板のテーマは夜空です。クラス看板賞を受賞しました。自分たちの中では最優秀賞だったので、とてもくやしかったです。
 
  あさか開成はとても楽しい学校です。行事の際は、みんなで全力で仲良く取り組みます。女子が多い学校なので、男子生徒はとても楽しい学校生活を送れます。女子も最強のJK生活を送れます。現在、私達の後輩を大募集中です!

JICA青年海外協力隊マラウイ派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流

10月19日(水)JICA青年海外協力隊マラウイ派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流を行いました。

現在、アフリカのマラウイ共和国で理学療法士として活動中の新田隊員から、マラウイ共和国や活動内容について、お話を伺ったあと、生徒達からたくさんの質問がありました。

新田隊員は、ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださり、マラウイ共和国の文化や医療、日本との違いを知ることができました。また、「自分たち高校生にできること」のヒントをいただき、世界の役に立つことをしたい、という気持ちを新たにしました。

1時間ほどの交流の後、グループに分かれて、今日の学びを紙にまとめて発表しました。

楽しい交流の中で、たくさんの学びを得ることができました。世界を見る視野が広がった生徒達でした。

お忙しい中、発表の準備をしてくださり、ありがとうございました。日本から応援しています。

 

(生徒の感想)

・わたしも、理学療法士を目指しているので、今回の講演会でのお話をこれからの進路に生かして行きたいと思いました。また、理学療法士として、日本の病院で働くだけではなく海外でもいろいろなことを経験できるので、そのようなことも視野に入れて、進路について考えていきたいと思います。そして、海外の医療についても自分なりに調べたり考えたりして自分自身の知識を増やしていきたいと思いました。
・初めて聞いた国で、気候も日本より過ごしやすく、マラウイで使われてる車は9割日本車であることも聞いて驚いた。コロナは落ち着いていて街の人はマスクしてなかったりするのも日本との違いだと思った。
・マラウイは、日本と違って病院の環境が悪いことや、医療費がタダなのを初めて知った。海外で活動するのは、コミュニケーションをとるのが大変だったということを聞いて、英語をたくさん勉強したいと思った。今回聞いた話で、私たちにもできることがあることを知って、できることを探してやっていきたいと思った。
・今回は知らない地であったマラウイについてよく知ることができ、さらに興味を持つことが出来ました。そしてマラウイの医療の不便さや都市農村の違いを見て、私たちにできることはないか考えることも出来ました。そして私はJICAの職員になって2年間を通して世界を知るという夢があるので、こういう話は本当に参考になるので、これからもたくさん参加していこうと思いました。
・マラウイについて全く知らなかったが、医療の現実などを学ぶことができた。日本から2日かかるほど遠い国で、紅茶の農業などでも有名だと知った。1番驚いたのは、独立後1回も内戦や紛争がないということ。なぜそういったものが起きないのかもっと知りたくなった。また、医療費が無料でパスポートなども用いられていることをしった。日本と違って病院に入院するときに、家族や親戚が付き添う制度にも驚いた。しかし、新田さんが行く前までは医療の衛生環境が悪かったということもわかった。病院などの場所ではやはり清潔が大事だと思った。私たち高校生にもできるボランティアがあると知った。いらないものなどを寄付などする活動にも参加してみたいと感じた。

JICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流第2回

10月7日(金)JICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身・保育士)とのオンライン交流第2回を行いました。24名の生徒が参加しました。

前回の7月8日から3ヶ月ぶりの交流です。まずは、前回の交流の後にだされた質問をもとに、浅田隊員からベトナムでの生活や活動について、お話いただき、その後質問タイムです。「保育」だけでなく、「生活」や「ファッション」などの質問もあり、大いに盛り上がりました。ひとつひとつの質問に、丁寧に答えてくださり、たくさんの学びがありました。

1時間ほどの交流のあと、グループに分かれ、本日の学びを模造紙にまとめて発表しました。

今日も楽しく、ためになる時間を過ごすことができました。

浅田隊員、お忙しい中、発表の準備をしてくださり、ありがとうございました。日本から応援しています。

次回は11月14日です。今から楽しみです。

 

生徒の感想

・2回目の参加でしたが、1回目では少しひよってて質問することが出来なかったけど、今回はたくさん質問することが出来て本当に良かったです。特に、ベトナムの幼稚園では保護者のための監視カメラがあることを知った時はとてもびっくりしました。質問して良かったなって思いました。次からの講義も積極的に参加したいなと思います。
今回の浅田さんの講演で新しく知ることがとても多くありました。特にベトナムの教育方法に驚くことが多くありました。
・私は幼い頃から幼稚園の先生になることが将来の夢で、幼児教諭に興味があったので参加しました。JICAに入って派遣隊員としてベトナムで働くことがまずとても素晴らしいと思ったし、自分はそこまで考えていなかったので、たくさんの刺激をもらえました。また、ベトナムの幼稚園の様子は日本とは全く違うことを知り、ピアノを弾けない先生がいることにも驚きました。
・幼児教育を世界中のみんなが平等に受けることは現時点では難しいことだと知り、それとともに、日本に住む私たちにできることがあればやっていきたいと思います。まず私たちにできることはその状況を知ることなので、これからもベトナムの現場などを知っていきたいです。
・初めての参加でしたが、とても充実した時間でした。ベトナムの衛生環境が悪いことを知り、子供たちの健康に被害が出ないよう改善をしたりピアノを使った音楽活動や読み聞かせなど、日本の保育を取り入れた浅田さんの、(大人と子供とで)楽しく活動してほしいという気持ちがとても伝わってきました。それと同時に、浅田さんの行動力の高さを尊敬しました。また、ベトナムは施設も街の道路などもゴミがたくさん散らばっているようで、幼稚園でも画用紙や道具が床に散らばっているのを見て、浅田さんが用具室の設置を検討しているというのを知りました。そして、日本とベトナムの子供たちでは遊び方などたくさんの違いがあることを学べました。ベトナムの子供たちには、これからもたくさんの新しいことを知って経験して欲しいです。
・私は将来JICAの隊員になりたいので隊員としての心構えや在り方を沢山知ることが出来ました。また機会があれば参加したいです。
・ベトナムでは園児が絵本に触れていなかったことにびっくりしました。日本では基本的なピアノも先生は弾けないと聞き全然違うなと思いました。メイクや服が韓国系だったり、UNIQLOがあって服屋さんも沢山あることを知り、私が講座を受ける前のベトナムとのイメージが全然違くて驚きました。

「魅力発見!こおりやま」(郡山青年会議所主催)でハイブリット和菓子を販売しました

10月16日(日)郡山市なかまち夢通りでおこなわれた「魅力発見!こおりやま」(郡山青年会議所主催)に本校日本文化部がハイブリット和菓子を販売してきました。

当日はたくさんの方がお越しくださいました。×平田屋さんのコラボ商品、ハイブリット和菓子「きぼうのとりまんじゅう」(にんじんとブルーベリー餡入り)「和夢レット(2022バージョン)」「ジェンダーフリー6色団子」は大好評でした。

お買い上げくださった方、声をかけてくださった方、関係されたすべての方々に深く感謝申し上げます。

参加した生徒の感想

・10月16日に行われた魅力発見!こおりやまでは、日本文化部が商品開発したハイブリッド和菓子を販売しました。
昨年度の先輩方が商品開発した「和夢レット」、9月のSDGs博でも販売したハイブリッド和菓子「きぼうのとり饅頭」、LGBTを表現した6色のお団子「LGBT だんご」の3種類を販売しました。無事に全て完売することが出来ました。また、実際にLGBTの方も和菓子を買いに来て下さりました。色々な方と交流もでき、少しでも多くの人に私たちの活動について知ってもらえる機会になって嬉しかったです。

・今回和菓子の販売を通して、販売に大切なことは話術や周りを見る力、そして笑顔だと思いました。お客さんに丁寧に商品を説明したり、おすすめを積極的に話したり、お客さんが欲してる情報を察して提供したり、子連れのお客さんにはプラスαのサービスをすることで、お客さんの満足感をアップさせることに繋がったと思います。また、笑顔を心がけることで自然と場が和み、売り買いだけでなく良いコミュニュケーションを取れたと思います。反省点は、もっと商品について詳しく学んでおくべきだったこと、ジェンダーフリーと何故団子が関係するのかその深い理由が分からないなど、否定的なお客さんもいるなかでの十二分な説明が足らなかったことなどが挙げられるかなと思います。今回の経験を通して培った知識や技術を今後似た活動をしたときに活かしていきたいと思います。

人材育成プロジェクト「Color us project:CORE1@ふくしま」に参加しています

10月15日(土)人材育成プロジェクト「Color us project:CORE1@ふくしま」(福島国際交流協会)(カラプロ)に参加している本校生徒4名が、福島大学にて、「震災そして復興の10年・・・これからの10年で「ふくしま」に必要なこと」のプログラムに参加して参りました。

毎月2回のすばらしい学びの場であるカラプロ。高校生だけでなく、大学生・短大生・専門学校生との学びの場は、生徒達にとっての貴重な財産となっているようです。

くわしくは、福島県国際交流協会の記事をご覧ください。https://www.worldvillage.org/news.html?id=5418

参加した生徒の感想です。

・今回のColor us projectのイベントでは、大きく2つ、浪江まち物語つたえ隊の八島さんのお話と、福島大学地域未来デザインセンターの天野先生のお話を聞きました。八島さんは、震災直後、役場からの情報が双葉町などよりもかなり少なかった浪江町の状況とそれからの自治の発展を紙芝居というツールを使ってお話して頂きました。震災があった時浪江町では、双葉町のようにバスが出ず、歩いて避難所まで行かなければなりませんでした。そしてそれがだんだんと積み重なったり仮設住宅に嫌気がさし、遂に役場に抵抗すべく自治会を立ち上げようと元々役場職員だった主人公が立ち上がり、町の人々の名簿を集め、見事自治会を作ることが出来ました。そして自治会のリーダーとしてフォロワーである町民の要望を叶えるために役場に必死に訴えていった、というお話でした。天野先生のお話では、東日本大震災にしろ今のこの世の中にしろ、繋がることが大事だということをお話して頂きました。先生はこのCOVID-19を病気としてでなく災害とみなしており、今こそ私たちは繋がりを大事にすべきだと教えてくれました。それも今の世の中ではFace to FaceだけでなくSNSなどをも通してSide By Sideな関係が大事であるということを知りました。
そして1番の印象に残ったのがビッグパレットふくしまでの自治です。約2700人が避難し、初めはたくさんの人が不安やストレスに押しつぶされ、孤独死して行った人も居るようになりました。避難援助をビッグパレットで行っていた天野先生もどうすれば良いかとても悩んだそうです。しかし天野先生はそこで以前に阪神・淡路大震災で孤独死した人の遺書を読んだのを思い出しました。そこには「もう一度避難先に帰りたかった」という奇妙な文章が書かれていました。なぜこのような事が書かれているのだろう、と読んだ当時は意味がわからなかったのですが、ビッグパレットに居るうちに、孤独死した人は「独りで死んで行くのがとても辛い」ということを意味していることがわかりました。それを思い出し天野先生は憩いの場として足湯やサロンを作りました。それらはとても好評で皆の活気がどんどん取り戻されていき、それがコミュニティとなって自治が生まれていきました。どちらの話もとても興味深くまだまだ話し足りないところですが、結論を言わせて頂きますと、どちらも自治や人と繋がることの大事さが共通しており、人は人にしか救えないということを感じました。そして機会があったらまた話を聞きたい、そう思いました。