あさか開成 校長雑感

2019年8月の記事一覧

おおまち笑・Show・商

駅前通りを歩いていると、ふと「あさか開成」の文字が目に付きました。

毎月第一日曜日に実施しているおおまち商店街のイベント「おおまち笑・Show・商」の案内です。9月は、「よさこいでShow」ということで、「よさこい」を中心としたイベントとなったようです。そこに、本校のよさこい部開成舞彩も出演するということでした。

本校の出演は、9月1日(日)、12時と14時の2回と、日大との総踊りが14時30分となっていました。買い物で、また、お食事で、駅前に用事がある際には、是非とも、本校よさこい部開成舞彩の息の合った演舞、そして、彼女たちの笑顔を見ていただきたいと思います。

よさこい部は、現在、今年度最後の大会「第19回うつくしまYOSAKOIまつり」に向けて、猛練習中です。県内外の成人の団体を含めた本大会で、本校は確実に成績を上げてきています。3年生にとっては、最後の大会となるものです。今年度の集大成として、是非とも上位入賞を目指して欲しいと願っています。

頑張れ、よさこい部。

 

シェイクアウトふくしま

本日8月30日(金)、11時に、全校生徒・教職員が「シェイクアウトふくしま」に参加しました。

「シェイクアウトふくしま」は、福島県民の防災意識の高揚と自助・共助の取組促進を図るため、地震が発生した時、自分の身を自分で守るために真っ先に行うべき安全確保行動を学び、身に付ける機会として、県下一斉の安全確保行動訓練として設定されたものです。本校も、県下一斉訓練にあわせ実施しました。

この「シェイクアウトふくしま」は、誰でも、どこでも、時間をかけず、気軽に参加できるようになっています。内容は、訓練時刻になったら、大規模な地震が発生したことを想定して、その場で約1分間、次の安全確保行動を実施するものです。

① まず低く(DROP)

② 頭を守り(COVER)

③ 動かない(HOLD ON)

この機会に、防災について考え、話し合い、実践するきっかけとしたいと思っています。

是非、ご家庭でも、防災についてお話をしてください。

8月の花

文化祭での発表作品でしょうか。日本文化部の3年生の鴫原花奈さんの作品が正面玄関を飾っています。

空間をゆったりと使っており、涼しさを感じることができる作品となっております。青い花器も、その効果を一層際立たせています。

ピンクのガーベラがとても鮮やかではありますが、それ以上に、オーソニガラムの白い花びらがとっても印象的な作品となっています。そして、それらの花を越えて素敵に見えるのが、蒲の穂かもしれません。作品に、高さと広がりを出しており、またしっかりとした落ち着きも出しているように感じられます。

蒲の穂を見ると、子どもの頃を思い出し、とても懐かしさを感じることができます。子どもの頃、自然の中を走り回っていると、田んぼや沼にいっぱい蒲の穂がなっていました。その蒲の穂を押しつぶすと、沢山の綿毛が出てきたことを思い出します。

そんな懐かしい過去を思い出させる、やさしい作品となっております。

生徒に感謝です。

作っていくもの

今年度、令和元年度の国際部の学校共通テーマは、「共存 ~作ってきたもの、作っていくもの~」です。今年度の前半は、地球の環境保全を考えた「NO プラスティック」ムーブメントを展開中です。「NO プラスティック」ムーブメントで、私たちは、未来のために、何を「作っていくこと」ができるでしょうか。

私たちは、生活の中に「便利」さを作り上げ、快適な生活を送っています。その「便利」さのすべてを否定することは、決して良いことではないし、できることでもありません。では、どのように考えることが必要なのでしょうか。それは、何のために「便利」さを求めるのかということを、再度考え直すことだろうと思っています。

以前もお話ししましたが、アクアマリン副館長の岩田雅光氏の講演会の中で、「プラスティックが便利なのは丈夫だからです。そして、プラスティックが恐ろしいのは丈夫だからです」という言葉がありました。便利さは、私たちの生活を苦しめる凶器になる可能性があるということなのです。私たちは、今、普段の生活について再検討すべきときにきているのです。

この半年、「NO プラスティック」ムーブメントで、生徒たちは多くの挑戦をしました。

生徒会長の安齋麗さんは、PTA総会で、保護者に対して、今後、学校ではポリ袋を配布しない宣言をし、下足袋を持参して欲しいと訴えました。図書委員会は、牛乳パックをリサイクルして栞を作成し、一日体験で本校に来た中学生に配布、リサイクルの必要性を訴えました。家庭科では、昨年に引き続き、和食、郷土料理について学び、和食が持つ器の価値についても再認識しました。また、5月から夏休みにかけて、多くの生徒たちが、猪苗代湖の清掃活動にいきました。フラタヒチアンダンス同好会は、自然との共存をダンスというかたちであらわしました。

今回の文化祭では、ポリ袋の代替となるものを、新聞紙を利用し、それもクールに作り上げるということに挑戦しました。手間が掛かりすぎて個数が作れず、すべての来校者に配布することができませんでしたが、評判は上々のようでした。

生徒の皆さん、ありがとうございました。

野球部新チーム、公式戦初戦

本日8月27日(火)、12時10分より、しらさわグリーンパーク野球場で、第71回秋季東北地区高等学校野球間中支部大会の本校の初戦がありました。対戦相手は、尚志高校に勝利した田村高校です。

1回、2回は何とか1点に抑えてきましたが、3回が田村高校にとってビックイニングとなってしまい、それを止めることができませんでした。結果、大敗となってしまいました。

この試合は、本校にとっては、1、2年生で臨む公式戦の初戦となります。11名の選手しかいない中、けが人も出て、苦しい状態でした。そして、田村高校は強かったです。

今回の文化祭で、野球部は、同窓生の「ひとりぼっち秀吉さん」より多くのエールをいただくことができました。この試合の苦しい場面の最中、秀吉さんの「僕たち、まだ、やれる人」の歌声が、私の頭の中では、ぐるぐると聞こえて続け、応援し続けてくれていました。選手たちもそうだったと思います。ありがとう、秀吉さん。

明日、9時より、牡丹台球場で、敗者復活戦となります。

まだまだやれるぞ、野球部。

 僕たち~ まだ~ やれる人~♪♪ やれる人~♪♪ やれる人~♪♪

 

クロージング

クロージングセレモニーを持ち、凛優祭が完全に閉じました。

本日は、まず、クロージングに先立ち、教室の復元作業、清掃作業から始まりました。約1週間かけて作成した展示企画が1時間もかからず撤去され、生徒からは凛優祭の準備作業時の様子を懐かしむ声も聞かれました。

そして、クロージングセレモニーへ。

まず、クラス企画の審査発表、表彰式が行われました。今回、賞に輝いたクラスは次のとおりですが、質の高い戦いで、審査会議ではなかなか甲乙を付けられなかったという裏事業もありました。賞に輝いたクラス、そして入賞することはなかったけど頑張ったクラス、全クラスに「金メダル」を贈りたいと思います。

 最優秀賞(総合1位) 3-2 「ミチエの知らない世界」

 優秀賞(総合2位)  3-4 「Alice in Wonderland」

 グローバル賞     1-1 「二階の上の1の1」

 クリエイティブ賞   3-5 「IT」

 ヒューマン賞     2-3 「ESCAPE OR DIE BIOHAZARD」

 映え賞        3-1 「Disney」

表彰式後、今回のステージ発表で優れた踊り、演奏をした有志団体によるクロージングステージとなりました。ダンス、ピアノ弾き語り、バンドと、クロージングに華を添えてくれました。切れのあるダンスやバンド演奏と、日頃見ることができない生徒個々のタレントを見ることができて、大変感動しました。個人的には、「ボヘミアン・ラプソディ」を聴けたのは最高でした。声のトーン、雰囲気が、曲とマッチしていて、頭の中に映画のライブエイドのシーンが蘇りました。鳥肌が立つほどの感動とともに、訳もなく涙が溢れてきました。そして、クロージングステージの締めは、今回のフラ甲子園で全国一となったフラタヒチアンダンス同好会「ALOHA」によるタヒチアンダンスの披露でした。今回の披露で3年生が引退となり、このメンバーでのダンスは最後となりました。

そして、最後、凛優祭実行委員長の山家玲奈さんから閉会宣言がなされ、凛優祭は完全に閉じました。

こんな心に残る3日間はありませんでした。

生徒の皆さん、ありがとう。そして、ご苦労様でした。

(クロージングステージの様子)

(山家さんによる閉会宣言)

凛優祭、無事終了

凛優祭が無事終了しました。

多くの観客の方に来ていただき、ありがとうございます。生徒も大変喜んでおります。

特に、卒業生が多く来てくれて、久々に元気な顔をみれたことは、私にとって大きな喜びでした。

本日1日、生徒はとっても頑張りました。

しかし、生徒だけの頑張りだけでなく、多くの方々の協力があったのも確かであります。特に、PTA役員のみなさま、剣道部とフラタヒチアンダンス同好会の保護者のみなさまには、大変お世話になりました。学校を代表いたしまして、御礼申し上げます。

最後に、今後とも、あさか開成高等学校へのご支援をよろしくお願いします。

本日、公開

本日、本校の公開文化祭である「凛優祭」が開催されます。

開催時間は、10時から14時までです。

今回の凛優祭は、「Shining Youth」をテーマに、各クラス、文化部、委員会で国際科学科らしい企画、発表、展示を考えました。クラス企画、部活動発表・展示をとおして、本校生徒のたくまし意志、豊かな想像力、熱い情熱を体感していただければ幸いです。

なお、本校には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。

また、校舎内は土足厳禁ですので、上履きをご持参ください。なお、「NO ポリ袋」ムーブメントを実施しておりますので、ポリ袋の配布はございません。各自、下足入れをご準備ください。

 

 

おすすめスポット

明日の凛優祭のおすすめ、特に文化部のおすすめスポットを紹介します。

まず、生け花が気になっている人、抹茶が飲みたい人にぴったりなのが、日本文化部です。日本文化部は、生け花の展示、茶道お手前披露を行っています。場所は、東校舎1階と少し離れていますが、是非足を運んでいただきたいと思っています。日本文化部は、今年、「Ikenobo 花の甲子園2019」東北大会で、敢闘賞を受賞したほか、3年生の舛本仁湖さんが個人賞4位と活躍しました。

そして、絵画が好きだという人は、美術部がぴったりです。美術部は、本校舎1階の一番奥まったところにあります。今回の展示は、「輝き」というテーマで、作品を仕上げたそうです。それぞれの作品の中に、どのような「輝き」があるのかを考えながら、作品をご覧ください。

また、絵本に興味がある方、小さな子どもをお連れの方は、本校舎3階のオイガ部までおいでください。オイガ部は、絵本の読み聞かせをする部です。絵本の世界に触れ、ゆったりとした気分を味わってください。

その他にも、南校舎1階で国際交流委員会、東校舎1階でJRC委員会の展示が行われております。

(日本文化部の展示)

(舛本仁湖さんと作品)

(美術部の展示の一部)

(オイガ部)

オープニングセレモニー

本日、凛優祭オープニング・セレモニーが開催されました。

生徒会役員の力作のオープニングムービー、ステージ発表の紹介ムービー等、趣向の凝らした映像が多く、生徒のコンピュータ技術の高さに驚くとともに、そして感動しました。そして、よさこい部、フラタヒチアンダンス同好会の演舞、そして、フラタヒチアンダンス同好会と音楽部のコラボがあり、大いにオープニングを盛り上がりました。

生徒にとって、それ以上にびっくりしたのは(私は知っていましたが)、対談、ライブでしょう。対談、ライブは、生徒たちにはシークレットでした。本校の卒業生である ひとりぼっち秀吉さん(9期生)、声優である青戸浩香さん(17期生)、生徒会長の安齋麗さん、凛優祭実行委員長の山家玲奈さんの4人による対談では、現役の生徒より、当時の学校の様子や学生生活等について話のやりとりがありました。対談後は、ひとりぼっち秀吉さんによるライブが行われました。ライブの最後には、秀吉さんより、校歌を一緒に歌いましょうという提案があり、全生徒が一つになり、校歌を大合唱しました。

卒業生の愛を感じるステージでした。涙が出そうな、感動のステージでした。

秀吉さん、青戸さん、ありがとうございました。