あさか開成 校長雑感

2018年9月の記事一覧

校内文化祭、開催

本日は、午前中は校内文化祭、午後は前期終業式と、大きな行事が続いた1日となった。

午前中、第1体育館で開催された校内文化祭では、体育館後方に展示コーナーが設置され、日本文化部、オイガ部、美術部の作品が展示された。また、ステージ上では、音楽部、フラ・タヒチアンダンス同好会、よさこい部、そして個人のダンス等の発表が行われた。

文化祭とは、本来、学習活動の成果を総合的に活かし、その意欲を一層高めるために行われるために行われる活動であるが、本校では、学習発表会の場として11月の国際理解・交流発表会を設けている。そのため、本校の校内文化祭の趣旨としては、文化部や文化的な活動をする個人の発表や展示をとおして、その活動の活性化を図るとともに、豊かな心を育み、健全な人間形成をすると謳っている。運動部は、地区大会、県大会と試合数も多く、近くの体育館やスタジアムで行われたりすることもあり、その活動を目にする機会は多い。しかし、文化部の活動は、一部の活動を除いて、生徒が目にすることは少ない。日本文化部、オイガ部、美術部などの作品が展示される機会を持つことは、とても良いことではないかと感じている。休憩の間に、多くの生徒・先生が展示コーナーを運んでいるのを見て安心をした。発表では、音楽部、フラ・タヒチアンダンス同好会、よさこい部の発表は、さすがだと思った。全校生徒が見入ってしまう瞬間をつくり出すことができるのである。また、個人の発表では、生徒のいろいろなタレントを見させていただいた。このような機会により生徒のより深く理解できるではないかと感じている。

連休中の生徒の活躍

3連休の間、各地で生徒が活躍しました。

まず、剣道部です。剣道部は、22日(土)から23日(日)まで、西部体育館で、高等学校新人体育大会県南地区大会に臨みました。今年度のインターハイ県大会では、女子団体はベスト8まで勝ち上がっており、精神的な支柱である3年生が抜けた後、1、2年生がどのような試合をするかが楽しみでした。結果からいうと、女子団体は3位と奮闘しました。準決勝は優勝した白河高校との対戦でした。この試合から学んだものは大きいと思います。何ができて、何ができなかったのかをしっかりと考え、県大会へつなげて欲しいと思っています。そして、1年生で臨んだ男子も、負けはしたものの、大きな一歩を踏み出したのでないかと考えています。

そして、女子バレーボール部です。バレーボール部は、22日(土)から23日(日)まで、三春体育館を中心に、県南総合バレーボール選手権に臨みました。この大会は、来年の1月に行われる新人戦のシードを決める大切な大会です。今年度バレーボール部は、夏休みに県外で大規模な合宿を行ってチーム力の強化を図ってきました。剣道部と同じく、今まで軸となってきた3年生が抜け、自らが中心となり、どのような試合運びをするかが試される大会となりました。結果は準優勝と見事な成績を残しました。選手にとっては大きな自信になったのではないかと考えます。しかし、ここからが勝負です。高いレベルでの課題解決に向けて頑張ってほしいものです。

最後に、22日(土)、二本松のJICA二本松で行われた「ふくしまグローバルセミナー2018」に3年生を中心に14名の生徒が参加してきました。この催しは毎年開催されているもので、本校の国際理解・交流のリーダーを育成するために活用している外部団体主催のプログラムの1つです。SDGsによる学校共通目標による研究が始まって3年目、今年は、自分たちの研究をまとめ、福島環境フォーラム等の外部団体の催しで発表する生徒もおり、国際理解に対する生徒の研究・発信力も順調に伸びてきていると感じています。参加した生徒からは、ラオスでの学校づくりから見えてきた貧困の話、障がい者を支援するためにマレーシアに行った人が真の支援の在り方に気付いた話などの報告がありました。今年も生徒たちに大きな問題意識ができた1日となりました。また、23日(日)には、外国人留学生のソンくんも参加してきました。

次期生徒会役員、決まる

21日(金)、7校時目、第1体育館において、生徒会役員立候補者による立会演説会、そして各教室に戻り、各クラスの選挙管理委員の立ち会いの下、投票が行われました。その後、選挙管理委員による開票作業が行われました。

今回選出される生徒会役員は、平成30年度後期から平成(?)31年前期までの任期となります。次年度は、3年に1度の公開文化祭「凛優祭」の年となりますので、充実した1年になることは間違いありません。計画的かつ継続的な活動することを期待したいと思います。

今回選出された生徒会役員の生徒たちは次のとおりです。

 会 長 安齋 麗(うらら)

 副会長 佐藤 和世

  〃  遠藤 颯人

 書 記 池田 綾乃

  〃  安藤 蓮

 会 計 阿部 茉弥

  〃  吉田 光輝

会長の安齋さんからは、「生徒会行事をとおして誇りが持てる学校にしたい。また、夢が持てる、また夢が実現できる学校にしたい。今までの生徒会の強みを活かすととともに、改善すべきところは強い意志を持ち改善する。」と抱負が述べられました。

頑張れ、あさか開成高等学校生徒会。

修学旅行全体説明会、開催

本日、2年生の修学旅行の全体説明会を、保護者の方々にもお出でいただき開催しました。

本年度より、長らくシンガポールであったもの改め、台湾へと行き先を変更しました。台湾への修学旅行は、本校では初めてのこととなります。次年度も行き先は台湾と決定しておりますので、本年度の修学旅行が今後の修学旅行の試金石となることは間違いないでしょう。生徒に異文化をどのように味合わせるかが試されています。

台湾への修学旅行は、シンガポール比べると、飛行機に乗る時間が短いため、ゆったりとしたものとなっております。ちなみに、シンガポールの修学旅行では、最終日は、機内泊となるため、体力的にはきつい面がありました。研修内容では、シンガポール同様、B&Sプログラムが用意されており、現地の学生との交流を通して異文化体験をする機会を設けています。クラス別研修では、小籠包作り体験なども用意されているようです。

食事も、シンガポールと比べると、生徒にとっては食べやすいのでないかと考えています。今回、用意されている料理は、台湾料理、飲茶料理、広東料理、湖南料理とさまざまな中華料理が体験できるようです。中華料理の深さを味わってほしいものです。

最後に、保護者の皆さまには、お忙しい中、説明会にお出でいただき、ありがとうございます。団長として、生徒の安全の確保に留意しながら、思い出に残る修学旅行づくりをしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

期末考査、終了

本日で前期期末考査が終了しました。

前期も残すところ、あと1週間と少しになりました。まずは、生徒の皆さんは、しっかりと期末考査の反省をしましょう。区切りの時は、何事においても、心新たに目標を持ち、前に進むことができます。後期をスムースに発信し、充実したものとするためにも、前期をしっかりと振り返ることは重要です。できたもの、できなかったものを整理し、できなかったことには、「なぜ」の問いをしっかりと持ってください。そして、新たな目標を設定し、果敢に挑戦してください。

残り少ない前期の日程ですが、大切な行事もあります。2年生では、20日(木)に修学旅行の全体説明会が開催されます。今年度は台湾への修学旅行です。修学旅行まで約1ヶ月、しっかりとした準備をしたいものです。保護者の皆さんにも行程などの説明を行いますので、是非とも学校に足をお運びください。そして、21日(金)には、生徒会役員立会演説会、選挙が行われます。生徒会の新役員を決定する大切なものです。高い意識をもって臨んでくさい。そして28日(金)には、校内文化祭、前期終業式となります。前期をしっかりとした形で終了しましょう。