あさか開成 校長雑感

2019年1月の記事一覧

本日より本格的な授業

昨日は全校集会、そして課題テストが行われ、本日より全学年で本格的な授業が再開されました。

昨日の全校集会では「覚悟」について話をしました。

本日は、普段、「覚悟」について考えていることを書きたいと思います。

辞書によれば、「覚悟」とは『困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること』とあります。何となく意味は分かりますが、どのようなことが「覚悟」をするということなのでしょうか。

では、少し回りくどいですが、「覚悟することができない」から考えてみましょう。「覚悟することができない」ということは、何か不安や心配があり、自分自身で決められずに立ち止まっている状態を指しているのではないでしょうか。では、不安や心配とは何でしょうか。失敗したり、挫折したりすることでしょう。「どうせ、私にはできない」という自分自身の弱い気持ちなのではないでしょうか。では、なぜ弱い気持ちになってしまうのでしょうか。それは、目に見える結果ばかりを気にしているからかもしれません。また、周りの目が気になるのかもしれません。確かに、目標に向かって努力するわけですから、結果は大事です。でも、目標を追い求める過程で得られるものの大きいと考えます。また、周りの人はそんなに厳しいでしょうか。

では、「覚悟」をするということはどのようなことなのでしょうか。自分で進むべき道を決め、不安や心配に立ち向かう強い気持ちを持ち、行動することだと考えます。でも、強い気持ちだけでは、不安や心配を払拭することはできません。不安や心配を払拭するためには、事前に困難について考え、その準備や対策をすることが大切です。困難なことに当たるわけですから、簡単にはそれは乗り越えることはできません。それ相応の準備や対策が必要です。準備や対策があっても失敗はします。失敗を含めた準備が必要なのです。そして、準備や対策をすすめ、行動を起こそうとしている人には、必ず支援や応援をしてくれる人が現れます。学校であれば、先生だったり、クラスの友だちだったりします。すべての不安や心配を払拭することはできないかもしれませんが、応援、支援してくれる人の存在は、強い気持ちを持てるだけでなく、準備や対策に当たり多くのアドバイスをもらえて多少の失敗でも軌道修正することができます。「覚悟」を持つことによって、一人だけで悩むことはなくなるのです。でも、進むべき道を決めるのは自分であること、自分を信頼することを忘れてはいけません。そうしなければ、その時、あなたにとって真に必要な声が届かなくなってしまいます。

恐れることはありません。「覚悟」を持って、多くのことに挑戦してください。

本日で冬休みも終わり

1、2年生にとっては長かった、3年生にとっては短く感じられた冬休みも本日で終わりです。

明日は、大掃除、全校集会後は、1、2年生は課題テスト、3年生は通常授業となります。1、2年生の皆さん、課題テストの勉強は進んでいるでしょうか。2019年初めてのテストです。しっかりとした態度で臨みましょう。3年生はセンター試験まで僅かとなりました。残り少ない時間ではありますが、焦らずに、直向きに学習に取り組んでください。

本校は2学期制をとっているため3学期とは言いませんが、1月から3月までの時期は、1年を振り返ってまとめをする、そして、次年度にジャンプアップするために準備をする、非常に大切な時期でもあります。

3年生の皆さん、卒業式を含め、学校に来ることができるのは、あと20日余りです。残り少ない高校生活を充実したものとしてください。また、次のステージに進む準備を着実にしてください。

2年生の皆さん、進路を決める大切な時期が始まりました。人生を切り拓いていくのは、自分以外の誰でもありません。選択、決定をする覚悟を持ってください。

1年生の皆さん、あと3ヶ月で新入生が入ってきます。中堅学年としての自覚を高め、すべての活動の中心となる覚悟を持ってください。

この時期が、皆さんにとって有意義な時間となることを期待します。

新年、おめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。

1、2年生にとっては、少し長めの冬休みだったのではないでしょうか。新年に向けての新たなる目標設定はできたでしょうか。

3年生は、いくら時間が合っても足りなかった年末、年始だったかもしれません。

早いもので、センター試験まで2週間余りとなってきました。3年生は、最後の追い込みです。3年生は、本日、明日とセンター試験のプレテストを実施しております。本番さながらの時間帯での実施で、本日は午前中に社会、午後は国語と英語になります。明日は理科、数学となります。

頑張れ、3年生。