あさか開成 校長雑感

日本一の余韻

今頃は、フラの聖地である「スパリゾートハワイアンズ」でのエキシビジョンを終えた頃であろうか。

1日がたち、生徒たちには、どのような余韻の中にいるのだろうか。

昨日の「第9回フラガールズ甲子園」で、本校のフラ・タヒチアンダンス同好会チーム「ALOHA」が初の最優秀賞・総合1位に輝いた。

本校は、第1回から出場を重ね、これまで優秀賞・総合2位を2回獲っている。全国一位になることは本校の悲願でもあった。しかし、ここ数年は、どの高校もレベルの高い踊りを披露し、あと一歩届くことができなかった。昨年の総合2位は、いままで一番優勝に近づいた瞬間でもあった。先輩たちの思いを引き継ぎ、昨年のこの大会から長い闘いが始まったようだ。

本校は、課題曲「Aloha Hula」で、26名が息の合った演舞をした。チームワークの良さ、それが本校の取り柄である。自由曲のタヒチアン「マタロア」では、「生命の息吹」をテーマに、タヒチ島のジャングルや風、美しい海を巧みに表現した。躍動感溢れる動き、前半の荒々しさ、そして後半の優しさ、どちらも自然そのものである。「生命の息吹」の根底にあるのは、ジャングルや動植物などの自然との「共生」であったようだ。「共生」は、国際科学科の本校が、ここ数年掲げている探究活動のテーマでもあった。生徒たちは、自分たちの踊りで、この「共生」を演じきったのである。それが大変嬉しかった。

次の写真は、先日行われたお披露目会での演舞の様子である。

なお、本日の17時36分頃、福島放送(KFB)で、本校のフラ甲子園の様子が放送されるようです。