あさか開成 校長雑感

8月の花

文化祭での発表作品でしょうか。日本文化部の3年生の鴫原花奈さんの作品が正面玄関を飾っています。

空間をゆったりと使っており、涼しさを感じることができる作品となっております。青い花器も、その効果を一層際立たせています。

ピンクのガーベラがとても鮮やかではありますが、それ以上に、オーソニガラムの白い花びらがとっても印象的な作品となっています。そして、それらの花を越えて素敵に見えるのが、蒲の穂かもしれません。作品に、高さと広がりを出しており、またしっかりとした落ち着きも出しているように感じられます。

蒲の穂を見ると、子どもの頃を思い出し、とても懐かしさを感じることができます。子どもの頃、自然の中を走り回っていると、田んぼや沼にいっぱい蒲の穂がなっていました。その蒲の穂を押しつぶすと、沢山の綿毛が出てきたことを思い出します。

そんな懐かしい過去を思い出させる、やさしい作品となっております。

生徒に感謝です。