あさか開成 校長雑感

部活動も本格始動

今週初めより、部活動も本格的に始動しました。今週は、運動部を中心に活動の様子を見学しました。

新入生を迎え、各部とも、3月末に回ったときよりも活気があるように感じます。3年生は最上学年としての、2年生は後輩を持ったことによる先輩としての、それぞれの自覚が生まれてきたあらわれではないかと感じています。

今回はスポーツについて話を進めたいと思います。

まず、昨年度に引き続き今年度も、本校は「オリンピック・パラリンピック教育推進校」に選定されました。2020オリンピック・パラリンピックの開催が500日をきり、来月からはチケットの申し込みを始まります。オリンピック・パラリンピック開催へ向けて、本校独自の視点で、その機運を高めていきたいと思っています。

では、スポーツとは一体どのようなものでしょうか。

やって楽しむもの、見て楽しむものと、いろいろな考え方があります。私は「育てるもの」だと思っています。人の心を育て、身体を育て、夢を育てていくもの、それがスポーツだと感じています。また、スポーツをする人、見る人、協力する人によって、そのスポーツは育てられていくのです。昨年度、パラリンピック種目のボッチャの協会指導部長である村上氏の講演を聴き、スポーツボランティア・リーダーの資格を取得した生徒が2名います。大変うれしく思っております。

9日にも書きましたが、部活動は、座学では身に付きにくい、心の鍛錬をする場でもあります。仲間と協力し、一つの目標に向かって、行動することも、人間として磨くことが必要な資質の一つです。そして、その部活動を育てていくのも部員です。部活をとおして、自分自身を鍛錬し、部活動そのものも活性化していくのです。

頑張れ、あさか開成生。