あさか開成 校長雑感

野球部、夢を後輩へ

101回目を数える夏の大会、本校の初戦は、1回戦で福島高等学校に勝利した福島東高等学校である。県北地区の有力校同士の対戦に勝利し、勢いに乗っているチームである。

2回に先制され、非常に苦しいスタートとなった。そのまま、流れを変えることができず、結果、0-9の7回コールドであった。2回戦からの出場のため、本校には堅さがあったかもしれない。

先制点が欲しいと願っていた。1回、2回とチャンスはあった。しかし、あと1本が出なかった。「あの時・・・」「・・・すれば」とは言うまい、全力で戦っている者に失礼である。人数が少ない中、全員野球で戦い抜いた結果である。スタンドからは、生徒会役員、吹奏楽部の生徒たち、そして卒業生、野球部保護者会の皆さんが全力で応援をしてくれた。

野球部諸君、ご苦労様。3年生にとっては不完全燃焼だったかもしれないが、グランドが狭く、フリーバッティングすらできない悪条件を乗り越えて、毎日、よく頑張ってきたことは賞賛したい。後輩への引き継ぎをしっかり行い、新人戦に向け、意欲を喚起して欲しい。

改めて、保護者の皆さまのまとまりのある応援に感謝をしたい。