あさか開成 校長雑感

保育所実習、生け花甲子園、そして集中学習会

本日は、生徒が夏季保育所実習でお世話になっている桃見台保育所を訪問しました。夏季保育所実習は、今年度より始まった行事ですが、8月1日より3日まで、保育系を目指す3年生の生徒たちが桃見台保育所で、終日実習を行い、仕事に対する理解を深めようと立案されたものです。私が園を訪問した際には、子どもたちがプール遊びをしている最中でした。生徒2人が付いていて、先生の補助をしておりました。子どもたちからは、「こうちょうせんせい、こうちょうせんせい」とかわいい挨拶をいただきました。園長先生から、「生徒たちは熱心に実習に取り組んでおり、是非とも保育所の仕事の楽しさを十分に味わって欲しい。生徒たちには、とても感謝しております」との言葉があり、生徒の頑張りにうれしさを感じました。明日までの実習後、生徒たちは、8月25日(土)に桃見台保育所で開催される「桃フェス2018」にもボランティアで参加することになっています。是非とも、多くのことを学び、保育に対する理解を深めることを期待します。

がんばれ。

また、校内では、伊藤弘子先生のもと、日本文化部の3年生3名が、「花の甲子園2018」に挑戦するため、練習をしていました。8月に開催される東北地区大会では、本校の他に安積黎明高校、橘高校の3校が本県より出場することが決定したようです。地区大会では、45分の間に3つの作品(ミニチュアいけばなを含む)を完成させるとともに、その後、作品についてのプレゼンテーションがあるようです。生徒たちは、普段より授業内で作品を作っているので時間的には問題がないようですが、プレゼンには苦労している様子でした。花は、生けた人の気持ちが表れると言われていますので、生けた気持ちをそのまま話すことが大切だと思います。気負わず、自然体で望みたいものです。

がんばれ。

最後になりますが、本日は、3年生の夏季集中学習会で1コマの講座をする機会をいただきました。悩んだあげく、「学ぶこととはどのようなことか」という題で講義を行うことにしました。詳細を詰めていなかったため、具体例が多く、生徒たちは「木を見て、森を見ず」になってしまったかもしれません。反省ばかりです。でも、生徒の真剣なまなざしを感じながら授業をする喜びを久々に感じることができました。

生徒諸君、大変ありがとうございました。