あさか開成 校長雑感

週末の大会

バドミントン部が2日(水)から4日(金)まで、郡山総合体育館で、高等学校新人体育大会県中地区予選会に臨みました。そして、女子バレーボール部は5日(土)、6日(日)と、帝京安積高校で行われた県南総合バレーボール選手権大会に臨みました。

ともに、今までチームを引っ張ってきた3年生が抜けた後の本格的な大会で、1、2年生がどのような試合をするかが楽しみな大会でもありました。

スポーツは、すぐに結果が出るほど優しくはないものなく、力が付いてきても必ず結果となってあらわれるものでもありません。この大会をつうじて、自信になる手応えをしっかりと感じて欲しい、そうです、爪痕みたいな何かが心に刻まれるものを残して欲しいと、願っていました。

結果からいうと、バドミントン部は男女とも県大会出場権を得ることができました。男女とも敗者復活からの出場権獲得でした。流れが悪くても、挽回できる精神力が付いたことは、大きな成長だと感じています。特に、男子バドミントン部のみなさん、おめでとう。よく頑張りました。

また、女子バレーボール部は2位と大いに奮闘しました。女子バレーボール部は、今年のインターハイ県大会では3位でしたが、東北大会をかけた試合で聖光学院高校に惜敗し、涙をのんだ経験があります。この大会には、3年生の先輩2名も、手伝いに来て、ギャラリーより大きな声援を送っていました。心に残る思いがあったのでしょう。その思いに、後輩たちが答えたかたちとなりました。しかし、まだまだ我々はチャレンジャーです。戦い続ける強い意志を持ち、一歩でも前へ、そして、1㎝でも上へ、を心がけ、謙虚に戦い続けたいものです。

それぞれの部が、この大会から学んだものは大きいと思います。今後の大会へ向けて、個々の課題の克服に取り組み、先輩方以上の部へと成長させていただきたいと願っています。