あさか開成 校長雑感

OCTOBER CELEBRATION

ALTのカイラ先生が、放課後、南校舎2階の廊下で作業をしていました。

何をしているのか聞いてみると、「10月の世界のお祭り」ですと笑顔で答えてくれました。生徒たちに、少しでも、英語について、異文化について、興味を持ってもらおうと、資料をつくり、そして掲示していたのです。

そこには、本校でも10月恒例のお祭りの「ハロウィン」、そして、メキシコの「Día de Muertos」(「死者の日」)やドイツの「OKTBERFEST」(「ビール祭り」)、インドの「Diwali」(「光のフェスティバル」)、アメリカの「Harvest Fairs」(「収穫祭」)の資料が展示されていました。

ハロウィンとは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられているお祭りのことで、もともとは秋の収穫を祝う行事であったと言われています。現代では、特にアメリカ合衆国で民間行事として定着しています。本校でも、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったりします。また、子どもたちが「Trick or treat」と唱えて、近隣の家を訪れてお菓子をもらったりする風習でも有名です。

「Día de Muertos」は、メキシコのお祭りです。話題になった映画『リメンバーミー』でも有名になりました。がいこつを飾ったりするお祭りは、日本では考えられないようなものです。日本のお盆のようなものだと言われています。

10月は、実りの秋と呼ばれる季節です。これら秋のお祭りの根底には、実りに対する感謝の気持ちがあります。また、その感謝の気持ちを家族とともに祝うことが大切だと考えているようです。生徒の皆さん、それぞれのお祭りの意味を調べ、カイラ先生とお話をしてはいかがですか。

ちょっと話はずれますが、3年生でも、少しずつではありますが、実りの秋を迎えた者がでてきました。家族と自分の将来について話す良い機会かもしれません。

ありがとう、カイラ先生。