あさか開成 校長雑感

アースデイ

本日4月22日は、アースデイ(地球の日)です。地球環境について考え、地球のための行動をする日です。

このアースデイは、1970年にアメリカで始まったものです。この機会に、みなさんも地球環境について、何かできることを考えてみましょう。

話は少し変わりますが、さる4月13日(土)、2、3年の生徒が猪苗代湖の清掃活動に参加してきました。

本校の国際教育には、学校共通テーマがあります。「水」に関するものは、2017年の「水と共存」でした。当時の3年生のグループは、自分たちの探究活動を、2016年4月に日本遺産に認定された安積疏水からアプローチしました。安積疏水は、戊辰戦争後間もない、荒廃したこの東北郡山の地に、外国の最新技術を導入し、そして、全国から「人」、「モノ」、「技」を結集し、苦難を乗り越えて完成したものです。この事業の成功は、郡山に農業面の発展だけなく、米や鯉などの食文化の豊さ、さらには水力発電による紡績等の新たな産業の発展の基礎をもたらしました。当時の3年生は、安積疏水を、多様性を尊重し人々と自然と結ぶ共生のシンボルととらえ、その多様性と共生の精神が、このあさか開成高校の「Global Spirits」「Creative Spirits」「Human Spirits」の校訓に受け継がれていると強調しました。

その後、その後輩たちにより猪苗代湖の清掃活動が始まりました。当初は、数名だった参加者も、今年は40名になったようです。自分たちにできることを探し行動する。とても大事なことだと思います。

ちなみに、私は、本日はスマートフォン禁止デイにし、校内の自然探索を楽しみました。