あさか開成 校長雑感

朝の登校指導

昨日10月2日と本日3日、生徒指導部とPTA健全育成委員会で、衣替えに合わせて、朝の登校指導を行っていました。多数の保護者の皆さまには、あいさつ運動を兼ねた登校指導を行っていただき、感謝しております。

本校は、駅から1.5㎞程、閑静な住宅地に囲まれた場所に立地しています。住宅地ですので、道幅は狭く、一方通行が多い場所でもあります。近年、本校周辺の道路は、特に朝晩、裏道とする市民が多いために交通量が非常に多くなると危うさを抱えています。毎年、学校周辺だけで10件程度の自転車事故が起きており、特に何度も事故が起きている交通危険箇所がいくつか存在します。この朝の登校指導には、保護者の皆さまにも、実際に危険箇所を見ていただき、認知していただくという意味合いもあります。

学校では、自転車事故は命に関わる大きな問題として捉えています。交通安全教室を開催し、また、集会のたび、また事故が起きるたびに、生徒には自転車の乗り方について注意喚起を行っています。

しかし、我々の声が、全員の生徒の心にはまだまだ届いていないというのが現状です。今年度前期は例年に比べて、自転車事故が少なかったように感じておりますが、一つの事故が命にかかわることになる可能性はあります。

この機会に、家庭においても、自動車を運転する保護者の目から見た高校生の自転車運転の危うさについてお話をしていただきたいと思っています。