あさか開成 校長雑感

初めての考査

前期中間考査まで1週間を切りました。令和になって、初めての考査となります。また、1年生にとっては、高校での初めての考査となります。

前期中間考査は、6月10日(月)から13日(木)まで実施されます。1年生のみなさん、中学校と違い、高校の考査は長期間のたたかいとなります。本校の考査は、どの考査も、4日間の日程で、遅くても4校時までで終了となります。計画的な学習をし、現在自分が持っている実力を十分に発揮していただきたいと感じています。

何事においても「はじまり」は大切なものです。最初の考査でうまくいけば、それが自信となり、その後の勉強もうまく進む可能性があります。1年生にとっては、3年間を左右する大事な考査かもしれませんので、しっかりと勉強をして欲しいと願っています。

また、3年生にとっては、3年間の評定が出る最初の考査です。評定は、今後の進路にとって、とても大事なものとなります。悔いの残さないように、1科目1科目、全力を込めて、最大の勉強をしてください。

最後になりますが、理数科目について、ひとつのアドバイスをおくりたいと思います。数学などで、授業中、先生の説明を聞いているときは「わかる」ものの、自宅に帰って復習をしようと思うと解けなくなることはありませんか。私は、高校時代、その経験をたくさんしました。この場合の「わかる」は、分かった感じがする位のものでしょう。理数科目は問題演習(実際に多くの問題を解くこと)が大切です。一定時間の演習量をこなすことによって、「わかる」が「解ける」とつながり、本当の意味での分かるになっていきます。時間がかかりますので、毎日、時間を決めて演習をすることを勧めます。また、理数科目を、自分一人でやりきるには、ちょっと大変かもしれません。教室を利用することをお勧めします。多くの卒業した先輩方は、考査前は、放課後、教室で勉強をしていました。友達に質問したり、友達も分からない場合は、うまく先生方を活用していたようです。

All's Well That Begins Well.