台湾研修~震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部交流事業
2024年12月12日 10時24分12月3日(火)~7日(土)に台湾研修に行ってきました。生徒6名が参加しました。
本校では、福島県の語り部実践校として、福島県の震災について学び、風評・風化を防止することを目的として、「ふるさと福島」を自分の言葉で発信する取り組みに力を入れています。
今回の研修も、その一環として、台湾の高校生や台湾で働く人々との交流を通して、「ふるさと福島」について、考えを深め、「福島県の震災と復興」「福島県の魅力」を発信することを目的としています。
参加した生徒たちは、事前研修で台湾の歴史や文化、観光と、中国語を学び、台湾交流研修に備えました。
台湾では、台北市立大安高級工業職業学校と桃園市立壽山高校と交流し、「福島県の震災と復興」「福島県の魅力」について、英語でプレゼンテーションを行ったり、英語や社会、伝統菓子作りの体験などを台湾の高校生と一緒に行いました。
また、台湾福島県人会の方と交流し、台湾で行っているビジネスや福島と台湾の架け橋としての活動、さらに台湾から見える福島県について教えていただきました。福島県の印象が「震災と原発事故」で止まっていることを知り、「復興に向けて前進する福島県の姿や魅力」を伝えることの大切さを改めて感じました。福島県の方々の台湾での活躍を知ることができ、将来に向けてのビジョンが広がる時間となりました。
台北市近郊の視察をしながら、「街中アンケート」も行いました。「福島県の観光地」と「福島県のうまいもの」の写真を見てもらいながら説明し、一番関心を持つものを選んでもらいました。
観光地であることや忙しい時間帯だと、断られることも多かったのですが、それでも粘り強く調査を行い、研修を通して、160件を超える回答を集まることができました。
研修の詳しい内容は、本校のnoteに、掲載する予定です。
https://asakakaisei-hs.note.jp/