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ふくしまの今を知り、発信する~京都光華高校との交流会

2022年8月31日 14時15分
国際

8月3日(水)「ふくしまホープツーリズム」で企画された京都光華高校との交流会に参加するため、生徒9名でいわき市に行ってまいりました。

はじめは、それぞれの学校の生徒による「学校紹介プレゼンテーション」です。あさか開成高校は、学校の取り組みとして、障がい者就労支援事業所NPO法人しんせいさまとの協働事業「山の学校」の取り組みや福島の風評払拭のための「食」に関する取り組み、そして、福島民報社「きぼうのとり」を使った震災学習の取り組みを中心に紹介しました。京都光華高校は、京都の学校らしい「日本の伝統文化」を大切にする授業や礼儀を重んじる学校の特徴について、具体的に紹介してくれました。はじめは、緊張していた生徒達でしたが、プレゼンテーションが終わると少しずつ緊張もほどけ、3つのグループに分かれてのディスカッションでは、学校についての質問や震災当時の様子をお互いに話し合い、時間が足りなくなるほどでした。震災のことをあまり覚えていないという生徒も、話しはじめると、思い出すことがたくさんあったようです。福島の外から見る「ふくしま」という視点は、生徒達の新たな見方と考え方につながったようでした。

グループワークの最後には、「きぼうのとり」が両校のこれからのご縁となってほしいと願い、京都光華高校のみなさんに、持って行った「きぼうのとり」にくちばしと「×京都光華」の文字入れを行っていただきました。書いてもらったエコバッグを学校へ持ち帰り、完成させたものを、次の再会の約束としました。エコバッグは、本校の生徒に仕上げてもらいます。

今回の交流会に参加させていただき、ありがとうございました。京都光華高校のみなさま、フィールドパートナーの山口様、ホープツーリズムの皆様、関係された方々に厚く御礼申し上げます。

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交流会のあと、「いわき震災伝承みらい館」で震災学習を行いました。

たくさんの人が犠牲になった薄磯地区の様子を知り、胸がつまる思いがした生徒も多かったようです。また、減災のために海岸の整備された防災緑地の様子や久しぶりの海開きで、海を楽しむ笑顔の人々の様子を見て、復興に向かって力強く歩みを進める被災地に勇気をもらっているようでした。

薄磯海岸は、とてもきれいな砂浜でした。この美しい海、ふくしまを守っていきたいという思いでいっぱいになった生徒達でした。

あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!

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