校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

作ってきたもの、作っていくもの

2019年10月10日 09時08分

この題は、今年の総合的な学習(探究)の時間の学校共通テーマ「共存 ~作ってきたもの、作っていくもの~」の一部です。私たちは、これからの人類にどのようなレガシー(遺産)を残すことが大切なのでしょうか。こんなことを考えながら、今年の一日一日を過ごしています。

今日の朝は、非常にうれしいことが2つありました。

1つめは、新生徒会役員による朝のあいさつ運動です。最初は、生徒指導部、PTAの登校指導と同じように、10月第1週だけかなと思っていましたが、今週になっても継続しています。前生徒会役員がやっていた朝のあいさつ運動を継続するようです。あいさつはコミュニケーションの始まりとなるものです。大きな声で、軽やかにあいさつをされれば、誰でも気持ちが明るくなります。1日が楽しく始まります。あいさつには不思議な力があります。

これは、今後も残すべきレガシーだと考えます。

2つめは、バレーボール部による清掃活動です。時々、自分たちのホームである第一体育館の入り口の清掃活動をしているようです。秋になり、落ち葉が気になる季節になってきました。非常にありがたいと思っています。

これも、残すべきレガシーです。

本校は国際関係の学校として、残すべきレガシーは「違和感を持ったものに対する行動力」だと思っています。あいさつができなかった。入り口が落ち葉で汚れていた。何か、違和感を感じたとき、自分が何ができるかを考え、行動することが大切です。この考える力、行動力が、本校では大切なのです。自分一人でなきないときは、仲間を探しましょう。これも行動力です。学問も同じです。試験で点数をとるためだけに学問があるのではありません。多くの人々を幸せにするために学問があるのです。多くの留学生と話がしたいが言葉が分からない。これも違和感です。外国語を本気で学びましょう。必要なときに、必要なものを学べる機会を、単位制である本校は持っていると思っています。

頑張れ、あさか開成生。

 

 

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