校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

11月の花

2019年11月13日 08時24分

授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の阿部咲楽さんとパラグアイからの留学生ルイスくんの作品が正面玄関を飾っています。

今回は、二人の作品ともに、クジャクソウ、透百合、千日紅、モンステラを使ったものです。

残念なことに、まだ、百合が咲いていません。百合が咲いたら、ずっと雰囲気が変わるだろうなと思っています。

まず、阿部さんの作品は、枝の先に咲く小さな、可憐な白いクジャクソウの花をまとめ上げ、華やかさを出しています。クジャクソウも、まだ、咲ききっていないようですので、まだまだ華やかになることでしょう。そして、中央にある赤の千日紅がアクセントになっています。また、モンステラも切り込みを入れて、全体を邪魔しないように工夫しています。百合が咲いたら、今以上に華やかになるだろうと勝手に想像してしまいます。そして、ルイスくんの作品ですが、丈が高くなるクジャクソウの特徴を利用し、百合と競わせるようにクジャクソウを上部にも添えました。非常に高さがあり、迫力のある面白い作品となっています。

二人の作品とも個性が出て、とても良い作品に仕上げっていると思います。

ちなみに、クジャクソウの名前の由来は、いくつも枝分かれした枝の先に咲かせる花の様子が孔雀の羽のように見えることからだそうです。キク科の仲間で、原産地は北アメリカです。日が短くなることで花が咲き出す短日植物です。

また、千日紅の赤いものは、花ではなく、つぼみを包む葉が変形した部分「苞」です。千日紅の苞の色は、色あせにくく、千日も鑑賞できることから名前がついたそうです。

11月も生徒に感謝です。

(阿部さんの作品)

(ルイスくんの作品)

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