校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

演劇部、東北大会へ

2019年11月25日 11時05分

11月22日(金)から24日(日)まで、いわき市のいわき芸術文化交流館アリオスで、第73回福島県高等学校演劇コンクールが開催されました。

本校の結果は、優秀賞第一席で、昨年に引き続き、東北大会出場となりました。おめでとうございます。

私は、地区大会、県大会と観ましたが、上位大会に行くほど作品がブラッシュアップされ、宝石が磨き上げられて次第に輝きが増していく様子をみているようで、とても嬉しく思っています。このまま、進化を止めずに、突っ走っていくことを願うばかりです。

東北大会は、12月20日(金)、仙台市の仙台銀行ホールイズミティ21で行われます。是非、お時間がある方は、舞台に情熱を注ぐ高校生の活気溢れる演劇を鑑賞していただきたいと思っています。

さて、今回の上演作品の感想とは大きく離れてしまうのですが、文学作品に触れる、それも古典作品に触れるとなると、私だけでなく多くの人が、アレルギー反応を起こし、ハードルの高さを感じてしまうではないかと思っています。今回の上演作品には和歌を詠むシーンが出てきます。和歌には難しいルールがあり、今の自分の生活とはまったく関係のないことと思ってしまいがちです。しかし、単純に考えれば、和歌を詠むとは、心動かされた瞬間や思いをかたちにしたり、誰かに伝えたいという感情を根底にしているもので、現代で言えば、Twitterで自分の感情を発信したり、Instagramで写真を共有することと、あまり変わらないではないかと思っています。そして、1000年以上残っている表現方法の素晴らしさを味わうことは、このように多様な伝達媒体がある現代だからこそ、大事なことではないかと思います。そして、コミュニケーションとは何かについて考えることにもつながると思っています。

頑張れ、あさか開成高校炎激舞(演劇部)

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