校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

12月の花 第2弾

2019年12月10日 10時40分

授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の根本琴未さんの作品が正面玄関を飾っています。

今回は、カーネーション、クジャクソウ、ストック、ドラセナを使い、「クリスマス」をイメージした作品だそうです。

前にも書きましたが、クリスマスカラーと言えば、「白」「赤」「緑」の三色です。「白」は雪を、「赤」はサンタクロースを、「緑」はもみの木をあらわしていると言われています。この三色を使いながらも、紫のストックをまぜ、かわいらしさとともに、艶やかな感じのある作品となっています。特に、赤のカーネーションと白のクジャクソウのバランスが良く取られ、かわいらしく、まとまっています。また、ドラセナがうまく機能していると思います。全体を引き締めています。

さて、世の中は、クリスマス一色となっています。年々、クリスマスツリーの登場時期が早くなっていると感じているのは私だけでしょうか。日本には、24節季、72候という季節をあらわす考え方がありますので、それをもっと取り上げてもいいかなと個人的には思っています。

以前も書きましたが、クリスマスは、イエス・キリストの生誕を祝う行事ですが、実際はイエスの生誕はいつであったのかは定かではありません。そのため、カトリックやプロテスタントの教会は12月25日に設定していますが、ギリシア教会は1月7日、アルメニア教会は1月19日と定めています。では、なぜ12月25日になったかと言えば、当時、古代ローマで多くの人々が信仰していたミトラ教と深い関係があります。ミトラ教は太陽信仰の宗教です。そのため、1年で最も日の短い冬至の翌日を、「太陽の復活の日」として祝っていました。このお祭りを継承したためと言われています。

欧米では、クリスマスはツリーのもとで家族とゆったりと過ごす祭日です。みなさんも、1年の終わり、クリスマスの日、家族とこの1年について話をしていただきたいと願っています。

今年1年、生徒に感謝です。

 

Copyright 2017 AsakaKaisei highschool