校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

令和、最後の花

2019年12月18日 12時57分

正面玄関も、お正月の雰囲気が出てきました。パラグアイからの留学生ルイスくんの作品が正面玄関を飾っています。

ルイスくんの留学期間もラスト1ヶ月あまりとなってきました。それを考えると、寂しい気持ちになってしまいます。

平成27年より留学生をみておりますが、この時期になると、すべての留学生が、本当の意味であさか開成高校の一員となります。その一人の生徒がいなくなってしまうと考えると、とっても、とっても寂しいのです。

ルイスくん、残された時間、日本を、あさか開成高校を楽しんでください。

さて、お正月と言えば、松です。

この作品にも、松が使用されています。なぜ、お正月に松を飾るのかと言えば、真冬でも青々とした葉を茂らせるため、長寿と健康のシンボルであり、神の降りてくる依代(よりしろ)でもあるためです。松の字の由来は、「ハ」はみんなで分けあい、「ム」は抱え込むということで、みんなで共有するという考えがあるとされています。また、「まつ」と呼ぶ由来は、「神をまつ」や「神を祀る(まつる)」からきている説もあります。

今回使用されている松は、根引松です。根引松には「地に足がつくように」、「成長し続けるように」という意味があり、一年の初めに、思いを新たにし、その達成を願うとおもいが込められています。

また、お正月の飾りといえば南天です。南天は、冬になると赤い実をつける植物です。中国や日本原産の常緑低木で、昔から縁起木として好まれていました。南天は「難(南)を転(天)ずる」という意味があり、魔除けや火災除けの効果があると言われており、昔から人々に愛されてきた木でもあります。

そして、この作品に華やかさを出しているのが、ストレリチアと黄菊です。ストレリチアは、別名がBird-of-Paradise(天国の鳥)と呼ばれている観葉植物で、きれいなオレンジ色の花が咲きます。ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)とも言われています。

ルイスくんに感謝です。

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