校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

「レヌカの学び」とは

2018年6月28日 17時11分

本日6月28日、総合的な学習の時間で、1・2年生はアクティブ・ラーニングの統一授業「レヌカの学び」、3年生は大学講師による「学ぶということ ~大学の講座から世界を見る~」を実施しました。

「レヌカの学び」とは、多文化共生と人間尊重を考えるカードゲームです。ネパール生まれの女性レヌカが、日本の教育を学ぶために来日してから、行動や考え方が変化したことを題材にした教材で、自分の中にある「偏見」や「思い込み」をあぶり出すものです。例えば、「私はご飯を食べる前に必ず手を洗うのよ」という行動は、ネパール、日本のどちらにいる時のレヌカか。答えは、ネパールにいる時です。手でご飯を食べるので、必ず手を洗います。日本にいると「箸」を使うので、手を洗う必要性を感じなくなったそうです。このように、異文化理解を邪魔する「バリア(障がい)」は、自分自身の中に存在することを気づくことができます。

3年生は、福島大学、宇都宮大学、山形大学、会津大学、国際医療福祉大学から5名の講師を招き、大学における高度で専門的な分野を直接学ぶことによって、国際理解を深める機会としました。

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