校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

3年生、今日も頑張る

2018年12月27日 10時26分

平成30年もあと5日。片手で数えられるようになってきました。

本日も3年生は課外授業です。センター試験まで、約3週間余りとなってきました。目標達成に向け、是非とも頑張ってもらいたいです。

全国で60万人ほど受験するセンター試験ですが、数学を除き、「次の4つの中から選びなさい」という形式の問題です。1990年から始まり、もう既に30年近くの歴史を持っています。そのため、選択問題といえども、練られた良問が沢山あります。確率的にはすべて①を選べば25点は取れるはずですが、中途半端な勉強をすると、いわゆる「引っかけ問題」にはまり、25点を下回ることがあります。

センター試験は暗記型の勉強を助長すると良く言われています。半分正解のような感じもしますが、半分は違うとも思っています。試験の問題には正解が必要であり、その正解は揺らぎのないものでなくてはなりません。判断力を問う問題、たとえば「あなたは今後どのように生きたいですか」という問いに、揺らぎのない答えはあるでしょうか。

そもそも「勉強する」とは、どのようなことなのでしょうか。

辞書によれば、勉強とは、学業や仕事に精をだすことと書かれています。つまり、勉強とは「習得」ではなくて、努力することに当たります。いま、知識の習得が必要であるならば、それに向かって努力することが勉強です。

習得よりも努力することの大きさを分かれば、今やっていることの大切さを感じることができるのではないでしょうか。

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