あさか開成 校長雑感

郡山支援学校へ

昨日5月21日(月)の午後、福島県立郡山支援学校の郷家俊哉校長のお招きで、郡山支援学校を訪問する機会を得た。郡山支援学校と本校は以前より結びつきがあり、毎年、支援学校の学習発表会の際にボランティアとしてJRC等の生徒が、またフラダンス同好会もダンスを披露に行っている。

郷家校長より郡山支援学校の概況の説明を受けた後、校内や寄宿舎を見学させてもらった。車いすで自由に移動できるように、廊下は広く、スロープも完備されていた。また、窓が広く、校舎全体が明るく、全館美術館構想と言うことですべての壁が生徒の絵で溢れていた。素晴らしい施設である。生徒もとても人懐っこく、授業にお邪魔した際には、私に近寄ってくる生徒もおり、小さな声で「こんにちは」とあいさつをした。

最後に郷家校長と、学校同士、いろいろな意味で交流活動をしましょうということで、1時間あまりの訪問を終えた。

本校は国際系の学校である。生徒にどのような力を身につけさせているかと聞かれたときにはコミュニケーション能力だと答える。コミュニケーション能力とは、論理的に物事を考え、伝える力も大切だが、相手の話を聞く力、感じ取る力、寄り添う態度も必要である。これから、いろいろな場面での交流、ふれあいの中から、その力を伸ばしていきたいと考えている。