あさか開成 校長雑感

ベラルーシ研修、折り返し

本日、ベラルーシ研修は7日目になります。ちょうど、中日を過ぎ、折り返しに入ったところです。

この研修の目的は、日本とベラルーシ共和国両国の関係を深め、お互いの文化や国を理解し、教育・文化プログラムを通じ、次世代の国際リーダーの育成を目指すことです。

目的地であるベラルーシのミンスクは、1200㎞も離れている場所ですので、移動するにも大変です。今回も、成田空港から約11時間かけてアラブ首長国連邦のアブダビ空港へ、アブダビ空港で7時間の乗り換え時間を過ごし、更に約7時間かけてベラルーシのミンスク空港へという旅です。しかし、それで終わったわけではありません。そこからバスで約3時間かけ、やっと目的地であるズブリョノックに到着します。目的地に到着するまでに、1日半かかったことになります。しかし、これも研修の一部だと思っています。

ここまでの研修は、主に体を休める「健康リハビリプログラム」や、また、英語でコミュニケーションをとったり、スポーツやゲームしたりするような、現地の青少年と交流を深めるプログラムが組まれています。外国での交流は、3日間を越えるのが大変だと言われています。そろそろ、生徒たちは、大きな山場を越えたあたりかなと思っています。

以前、ベラルーシ研修に行った生徒より聞いたことですが、ズブリョノックの保養所では、必ずすることがあるそうです。それは、「朝の体操」と夜の「キャンプファイヤー」だそうです。「朝の体操」は、日本だと「ラジオ体操」的な決まった動作をやるものを想像しますが、そうではなく、ポップな音楽に合わせて自由に踊る体操だということでした。

そして、食事はジャガイモ料理がとても多いということでした。しかし、そのジャガイモ料理のレパートリーでとても多く、びっくりしたという話も聞きました。

明日7月31日の研修では、友好の夕べで日本人全員が浴衣を着て日本の文化を紹介するそうです。また、8月1日以降は、ミンスクの市内観光も入ってきます。

研修も、終盤に入りました。生徒が、今後、どのような交流を深めているのか、とても楽しみです。