あさか開成 校長雑感

11月の花 第2弾

現在、正面玄関は、クリスマスのような、お正月のような、華やかさです。

授業「日本の伝統文化」の生徒、3年生の神成真那さんとウルグアイからの留学生ルイスくんの作品が正面玄関に、「彩り」を加えてくれました。

今回の作品は、小豆柳、ヘリコニア、ガーベラ、モンステラを使った作品です。ヘリコニアは、異国情緒溢れる、ユニークな花だと思います。南国系の真っ赤な花が特徴で、この花一つで明るさを出すことができます。

しかし、個人的には、ガーベラの花が大好きです。ガーベラは、陽気で明るい雰囲気を持つ花です。いろいろな色彩を楽しめ、丸く愛らしい花顔を、私はとても気に入っています。今回は、オレンジのガーベラでした。オレンジのガーベラの花言葉は、冒険心と我慢強さだそうです。

ルイスくんの作品を最初に紹介しましょう。これは、鳥をイメージしたのかもしれません。ヘリコニアは、オウムバナ科に属する植物で、「花」がオウムのくちばしのようです。ヘリコニアを鳥の頭に、そしてガーベラを胴体、モンステラを羽に見立てたような作品です。とても、独創的な、冒険心のある作品だと思います。豆知識ですが、ヘリコニアの「花」に見えるところは、実際は花でなく苞だそうです。

神成さんの作品は、お正月を思わせるような、落ち着いた作品となっています。バランスがとても良いと感じます。モンステラが、中央の3本のガーベラを引き立たせ、そして、全体に明るさを出しています。自己主張しなうなヘリコニアも落ち着いて、しっかりと作品に馴染んでいます。何より良いのが、小豆柳です。作品に、おおきな広がりを作り出しています。

二人の作品とも個性が出て、とても良い作品に仕上げっていると思います。

(ルイスくんの作品)

(神成さんの作品)