東京SDGsスタディ研修に行ってきました
2024年8月7日 18時38分7月23日(火)東京SDGsスタディ研修に、希望者22名が参加しました。
SDGsについての学びを深め、社会課題を地球規模で考え、自分の足元から主体的に行動できる力を育成し、地域でのSDGs実践や進路実現のための一助とすることを目的として、今年度は、国連大学・リストハンガリー文化センター・JICA地球ひろばを訪問しました。
それぞれの場所で、貴重なお話を伺い、見識を広めることができました。
(生徒の感想)
・国連大学とSDGsについての関係を知ることができてよかったなと思います。国連大学の建物で水を使わないトイレがとても印象的です。そのようなトイレが世界中に生み出されていくと、環境にも配慮できる取り組みになると感じることができました。模擬国連のお話があったときに高校生が違う国の立場になってディスカッションをするという経験が、とても良い経験だと思いました。また、UNのCO2の排出量が多すぎたら、ペナルティーとしてお金を出すことになっていて、そのお金が開発途上国に立てる病院だったり、学校だったりに使われているって言うことが大学側での制限をすることができるし、制限できなくてお金を寄付することになっても、開発途上国の方に良いことばかりしかないと思ったのがWinWinの関係になっているという関係性も面白いと思いました。そして今回、特に思った事は、英語がとても大切だっていうことです。これからの社会貢献についても、世界についても英語を使えることで活動が広がり、社会を変えることができるので、そのツールとしての英語の勉強を継続したいと思いました。
・リストハンガリー文化センターでは異文化について学びました。私たち日本人にとって普通のことでもハンガリーでは失礼なことだったり、子供のころから親から教えられることが異なっていたり、ハンドサインやあいさつの違いも面白かったです。海外に行ったとき、その国の人にはなれなくても相手の文化を尊重することが大切なのだと思いました。自分の気持ちをはっきりとしてしっかり自分の意見が言えるようにしたいです。
・水の重さだったり、他の国の民族衣装だったり、体験的に学ぶことができました。カードを入れると、SDGsの達成度が目に見てわかったりするところがとても印象深かったです。あまりわからない現状も可視化することで理解につながると感じました。
*本事業は、令和6年度学術教育振興財団助成対象事業「学校と社会の連携による”より良い学校教育を通じてよりよい社会を創る”カリキュラム開発」を目的として行っております。