校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

炎激舞、快演

2019年7月29日 08時20分

昨日7月28日(日)、白河のアウシュヴィッツ平和博物館の第17回平和の夏まつりで本校演劇部(炎激舞)が『SHIROCK』を上演しました。

私は、13時30分の部で鑑賞させていただきました。50席程あった座席はすべて埋まり、会場外で立ち見が出る程の盛況ぶりでした。

アウシュヴィッツ平和博物館は、ボーランドの国立博物館の協力を得てアウシュヴィッツ関係の資料を展示しているところです。本校の演劇部は、1年前に当博物館を訪れ、スタッフと交流を深め、この『SHIROCK』をつくりあげていったそうです。私自身、3回目の鑑賞でしたが、今回も大きな感動をいただきます。最後は涙、涙、涙でした。

NHKも取材にきており、その様子は、本日の「おはよう日本」の7時45分からの福島枠で放送されました。

毎回、「差別とは何か」「正義とは何か」について、考えさせられます。持論ですが、「差別はしてはいけないこと」ではなく、「差別はしてしまうもの」だと考えています。私たちは、普段の暮らしを進めるうえで、回避し得ない、むしろ必然的に遭遇してしまうものが、差別だと思っています。その上で、自分の中にある他者と向き合おうとしない「自分」を、どのように捉えていくかが問題だと思っています。単に自己否定をしても問題の解決にはつながりません。自分自身の生活の中の何かを少し変え、そこから、「自分」自身を少し変えることを繰り返すことにより、問題と向き合う力が付くと考えます。

演劇部は、8月17日(土)、郡山市中央公民館でおこなわれる県主催の「人権のつどい2019」においても、13時30分より『SHIROCK』を上演します。だた、こちらは事前申し込みが必要ですので、県のHP男女共生課の「人権のつどい2019」をご覧ください。

演劇部(炎激舞)のみなさん、ありがとうございました。

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