校長あいさつ

Keep Leaning, Keep Changing and Keep Smiling.

高校時代は、人生の中で心身ともに一番成長する「かけがえのない時代」であり、学習はもちろん、生徒同士や先生方、多様な人たちとの出会いと語らいの中に、未来を豊かにするヒントがあったりするものです。あさか開成高校で過ごす時間において、特に大切にしてほしいことは、自分の良いところを発見し、伸ばしてほしいことです。そのためには、いろんなことを学び続け、また、予測困難な時代(VUCAの時代)といわれるこれからの社会に順応するよう変化し続けることです。

 生徒たちが、目まぐるしく変化し多様化する時代を、より良く生活していくために、私たち教職員は、常に生徒の夢の実現に向けた良き伴走者として支援してまいります。

                             令和6年4月  校長 軽部 英敏 

あさか開成 校長雑感

BLM

2020年7月7日 09時20分

放送室の前にBLM、すなわち

Black Lives Matter (黒人の命も大切です)についての掲示物がある。

ALTが、生徒が差別について考える機会として欲しいと掲示したもので、

英語の授業でも取り上げるという。

掲示内容は、奴隷貿易、奴隷制、公民権運動、

そして警察官に首を膝で押さえられなくなったジョージ・フロイド氏についてなど、

アメリカにおける人種差別の歴史と現状についてである。

 

ALTによると

アメリカでは法律的にはすべての人が平等だが、

依然として人種による差別は社会の中に残り、

それがジョージ・フロイド氏の死のような形で現れる。

それが限界に達し、現在“BLM”運動として

世界中で大きなうねりとなっている、とのことである。

 

アメリカとは自由と平等の国である、

そんな風に漠然と思ってきたが、

差別の歴史はまた終わっていなかったということなのか。

 

人はなぜ自分とは異なるものを排除したがるのだろうか。

差別を社会から完全になくすためには何が必要なのだろうか。

それは人種差別についてだけでなく、

いじめなど私たちの身近にも存在する問題にもあてはまる

人類が次のステップに進歩するために

解決しなければならない課題なのではないだろうか。

 

生徒の中にもBLM運動に共感し行動をした者もいる。

国際科学科で学ぶ生徒として、

この世界的な課題を理解し、

自分なりの考えを持ち、

解決のための行動をしてみよう。

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