春の国際理解講演会「プラスチックごみ問題と海洋生物~ウミガメの手紙」
5月27日(金)アクアマリンふくしま飼育展示統括部長の岩田雅光様を講師にお招きして、全校生徒を対象に春の国際理解講演会を実施しました。
コロナ対策として、岩田様には、3年1組の教室で講義していただき、その様子をオンラインで各クラスに配信する形での実施となりましたが、ウミガメをはじめとした海の生物を取り巻くプラスチックごみ問題という悲しい現実について理解を深め、自分たちが何をすべきか、何ができるかということを考えるきっかけとなりました。生徒たちは、今日の講演会で感じたことを踏まえ、「ウミガメへの手紙」を書くことになっています。
「国際性豊かな人間として、多様性を重んじ、だれも置き去りにせず、持続可能な世界をつくる」本校のGlobalSpirits。
今回の講演会の内容を受けて、どんな行動をしてくれるか、これからが楽しみです。
お話をいただきました岩田様はじめ、アクアマリンふくしまの小豆畑様、猪腰様には、お忙しい中、本校生徒のためにお越しいただき、ありがとうございました。また、講演会終了後も、質問に訪れた生徒たちの質問に、くわしく丁寧に答えてくださり、心より感謝申し上げます。
生徒感想(一部)
・今日は本当にありがとうございました!僕は1度猪苗代湖の水草ボランティアを行いました。そこから、ゴミを減らす大切さを学ぶことが出来ました。僕もなにか出来ないか常日頃考えていきたいと思います。ありがとうございました!
・人間だけでなく動物も一緒に幸せに暮らせる世界を作っていかなくては行けないと思いました。そのためにもエコバッグの持参やリユース、リデュース、リサイクルの3Rを大切にし心掛けて生活したいと思います。
・プラスチックゴミが海に与える影響が想像よりも大きいことに驚いた。これからプラスチックを使用した時や使用するときは、今日のことを思い出して、どうするべきか、考えて行動したい。
・プラスチックごみが動物の小さな体にあんなにたくさん入っているのを見て驚きました。私たち一人一人が意識して生活していかないと改善されることはない問題だと思いました。私たち自らの手で小さな動物たちを傷つけてしまっていると思いました。これからもSDGsを意識していきたいです。
・海洋のゴミ問題と同時にふくしまの浦島太郎伝説やふくしまとウミガメの関係を知ることがてきて、とても有意義な時間だった。私たち人間が捨てているゴミのせいで海の生き物たちが苦しんでしまっている現状を知り、悲しくなった。魚や亀だけではなく、鳥までもプラスチックを食べて死んでいることも衝撃だった。私も中学校で猪苗代の湖岸のごみ拾いをやってみたけど、ガラスやタバコ、プラスチックのゴミが多かった。この講義を通して、また、身近なところからどんどんごみ拾いをしていきたいと思った。海岸の方がゴミは多いと思うので、積極的にごみ拾いをしていきたいと思う。また3Rを大切にしながらSDGs達成に向けて生活していこうと思う。
・今の海の状況についてよく知ることができた良い機会でした。自分の意識の低さに気づけました。これからもっと考えていこうと思いました。
・私たち人間のせいで多種多様な生き物を傷つけているのだと痛感した。動画を見てとても心が痛くなったし、これからもっと考えてプラスチックを使わなければならないと思った。自分ができることをら小さいことでもやっていくことが必要なのだ思った。
・ウミガメ、シーラカンス、鳥がプラスチックごみの海洋汚染によってたくさん死んでいて、絶滅に追い込まれるかもしれないと言う話を聞いて、とても悲しくなりました。プラスチックの使用をひかえ3Rを意識して生活していこうと思います。
・授業でプラスチックゴミ問題については学んでいたけど、映像や実際の話を聞いてより身近に感じた。プラスチックを使うことにより便利なことも沢山あるけどその背景には残酷な問題を抱えているから、3Rや分別など今まで以上に意識をしていきたい。
・普通に生活していただけの魚たちが、海がプラスチックだらけのせいで生きられなかったり、やせ細ってしまったりする事実を見て、改めて心が痛くなりました。これから自分がプラスチックを処理する時には、リサイクルを心がけたり、使い捨てしないようにしたり、沢山意識して生活したいです。
・今まで袋有料化やストローを紙製にすることなどに対してとても不満だったが、今日の話を聞いて、海の生き物の負担を減らすためにも繋がっているのではないかと考えた。しかし、食べてしまっている現状が減少していないので、もっと一人一人が意識して過ごすことが大切だと思った。
・今回の講演会で視聴した映像は今までの海洋プラスチック問題に関する講演の中で最も強く危機感を感じる内容だった。現状のプラスチック問題のリアルがとても想像できないが現実として起こっていることに驚いた。自分のできるところから始めることしかできないが、自分にできることが何なのかしっかり考える必要があると考えさせられる講演会だった。
・とてもわかりやすかったです。海洋汚染のことだけでなく、ウミガメの生態を詳しく知ることができて楽しかったです。アクアマリンふくしまに行きたくなりました。私も周りの人とこの問題を共有して、ゴミ拾いに参加したいです。
・人間によって様々な海の生物を傷つけてしまっていることがとても悲しく思った。海の生物だけではなく、魚などを餌としている鳥も傷つけてしまっていた。人間が捨てたプラスチックにカメが引っかかってしまったり、間違えて食べてしまったりして死んでしまうのが心苦しかった。人間によってこの世界を変えられると思うのでごみ拾いや呼びかけ、リサイクルを心がけていきたい。3RのReduce(削減)、Reuse(再利用)、Recycle(リサイクル)を大切にしていきたい。
・私たちが、便利な暮らしをしている裏側で海洋生物を始めとした様々な生き物に多大な影響を与えてしまっていることを知りました。ウミガメだけでなく、クジラ、岩田さんが生態調査をしているシーラカンスにも大きな被害がある事が身に染みてわかりました。とても便利で丈夫なプラスチックを私たちの生活から消すことは難しいし、ほぼ無理だと思うけれど、一人一人の意識した行動が問題解決に繋がると思います。マイボトルやエコバッグ持参を私も心がけたいです。今までプラスチック問題について意識していなかったけどこの講演を気に、私も成長しようと思いました。皆が安全に住める未来を作るために努力していきたいと思います。今日プラスチックゴミ問題とその現状について詳しく知れてとてもよかったです。
・日本のプラスティックゴミの現状について詳しく学べました。鳥や魚などの生き物が人のゴミで死んでしまっていることはとても大きな問題です。プラスティックの使用を削減することは難しいし、生活するのに不可欠なのでゴミを分別して正しく処分することが今すぐできることだと思いました。小さいことの積み重ねで変わると思うので少しずつでも努力していきたいです。校内でも活発に活動したりゴミや環境問題について学んだりすることが大切だと思いました。
・人間のエゴによる人間が便利であるためだけに大量生産されてしまったプラスチックゴミとこれからどうやって共存していくかが大事であり、自分もできることがあれば積極的に参加しようと思いました。
・何度も話を聞いているプラスチックゴミ問題だが、改めて聞くと恐ろしい話だった。鳥や海洋生物などの胃から様々なプラスチックが発見されるというのは人間としてもかなり意識の低い行動であると思う。
・プラスチックというのは我々の生活になくてはならないものであるため、だからこそ我々は自覚を持ってプラスチックを使っていかなければならないと思った。普段の生活から意識的にプラスチックの分別などに気をつけて、買い物などではエコバックを持参するなど自分でできることはこれから先やっていきたいと思う。
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