進路だよりを発行しました
2024年12月20日 08時32分進路だより第7号を発行しました。
進路だより第7号を発行しました。
11月25日(月)・26日(火)に3年生の時事探究の3講座において、裁判官による出前授業を実施していただきました。福島地方裁判所郡山支部より下山洋司裁判官・菊地真帆裁判官をお招きして、裁判員制度の説明と模擬事例に基づく裁判員裁判の評議を体験しました。
事前学習で模擬事例について自分なりにどう判断するか考えた上で、模擬評議に臨みました。自分の立場を明確に述べられた生徒や他者の意見によって立場が揺れ動く生徒などもいて、活発に評議が進んでいく様子がとても充実している様子でした。今回の評議を通して判断が難しいケースもあること、さらには裁判員に選ばれることは貴重な機会だということも理解できたようです。生徒の感想からは、もし候補者名簿に記載されたら、辞退せずに参加してみたいという声が多くありました。さらには裁判をぜひ傍聴してみたくなったという声も挙がっていました。
お忙しい中、ご協力いただいた下山裁判官・菊地裁判官ありがとうございました。いつの日か本校生徒が裁判員として選ばれ、一緒に評議する時がありましたらよろしくお願いいたします。
12月3日(火)~7日(土)に台湾研修に行ってきました。生徒6名が参加しました。
本校では、福島県の語り部実践校として、福島県の震災について学び、風評・風化を防止することを目的として、「ふるさと福島」を自分の言葉で発信する取り組みに力を入れています。
今回の研修も、その一環として、台湾の高校生や台湾で働く人々との交流を通して、「ふるさと福島」について、考えを深め、「福島県の震災と復興」「福島県の魅力」を発信することを目的としています。
参加した生徒たちは、事前研修で台湾の歴史や文化、観光と、中国語を学び、台湾交流研修に備えました。
台湾では、台北市立大安高級工業職業学校と桃園市立壽山高校と交流し、「福島県の震災と復興」「福島県の魅力」について、英語でプレゼンテーションを行ったり、英語や社会、伝統菓子作りの体験などを台湾の高校生と一緒に行いました。
また、台湾福島県人会の方と交流し、台湾で行っているビジネスや福島と台湾の架け橋としての活動、さらに台湾から見える福島県について教えていただきました。福島県の印象が「震災と原発事故」で止まっていることを知り、「復興に向けて前進する福島県の姿や魅力」を伝えることの大切さを改めて感じました。福島県の方々の台湾での活躍を知ることができ、将来に向けてのビジョンが広がる時間となりました。
台北市近郊の視察をしながら、「街中アンケート」も行いました。「福島県の観光地」と「福島県のうまいもの」の写真を見てもらいながら説明し、一番関心を持つものを選んでもらいました。
観光地であることや忙しい時間帯だと、断られることも多かったのですが、それでも粘り強く調査を行い、研修を通して、160件を超える回答を集まることができました。
研修の詳しい内容は、本校のnoteに、掲載する予定です。
https://asakakaisei-hs.note.jp/
10月17日(木)に全学年を対象に『キャリア講演会』を実施しました。
講師として一般社団法人 大学イノベーション研究所 所長の山内太地先生をお招きして、『将来の進路の選び方』をテーマに講演をしていただきました。山内先生は大学研究家 ・ 教育ジャーナリストとして、 理想の大学教育を求め、47 都道府県 14 か国及び3地域の 884 大学 1,174 キャンパスを見学、日本国内の4年制大学約 800 校(2017 年度 現在)はすべて訪問するなど大学研究のプロであります。またユーチューバーとしても活躍しており、講演中もテンポの良い話し口と大きなジェスチャーで生徒を魅了し、1時間があっという間に感じるほど有意義な講演会となりました。
1・2年生にとっては、「入れる大学ではなく入りたい大学を目指して、能動的に学習に励むこと」の大切さを、3年生には入試を直前に控える中で、確実に合格を勝ち取るためのアドバイスをいただきました。この講演を通して気づいたことを活かして、自分のこれまでの生活を変えていって欲しいと願っています。そして、より多くのチャンスをつかむためにも学業だけでなく、部活や資格取得、ボランティア参加など充実した高校生活を送ることを期待しています。
山内先生、お忙しいなか貴重な講演をいただきありがとうございました。
進路だよりを発行しました。R6進路だより第5号.pdf
7月23日(火)東京SDGsスタディ研修に、希望者22名が参加しました。
SDGsについての学びを深め、社会課題を地球規模で考え、自分の足元から主体的に行動できる力を育成し、地域でのSDGs実践や進路実現のための一助とすることを目的として、今年度は、国連大学・リストハンガリー文化センター・JICA地球ひろばを訪問しました。
それぞれの場所で、貴重なお話を伺い、見識を広めることができました。
(生徒の感想)
・国連大学とSDGsについての関係を知ることができてよかったなと思います。国連大学の建物で水を使わないトイレがとても印象的です。そのようなトイレが世界中に生み出されていくと、環境にも配慮できる取り組みになると感じることができました。模擬国連のお話があったときに高校生が違う国の立場になってディスカッションをするという経験が、とても良い経験だと思いました。また、UNのCO2の排出量が多すぎたら、ペナルティーとしてお金を出すことになっていて、そのお金が開発途上国に立てる病院だったり、学校だったりに使われているって言うことが大学側での制限をすることができるし、制限できなくてお金を寄付することになっても、開発途上国の方に良いことばかりしかないと思ったのがWinWinの関係になっているという関係性も面白いと思いました。そして今回、特に思った事は、英語がとても大切だっていうことです。これからの社会貢献についても、世界についても英語を使えることで活動が広がり、社会を変えることができるので、そのツールとしての英語の勉強を継続したいと思いました。
・リストハンガリー文化センターでは異文化について学びました。私たち日本人にとって普通のことでもハンガリーでは失礼なことだったり、子供のころから親から教えられることが異なっていたり、ハンドサインやあいさつの違いも面白かったです。海外に行ったとき、その国の人にはなれなくても相手の文化を尊重することが大切なのだと思いました。自分の気持ちをはっきりとしてしっかり自分の意見が言えるようにしたいです。
・水の重さだったり、他の国の民族衣装だったり、体験的に学ぶことができました。カードを入れると、SDGsの達成度が目に見てわかったりするところがとても印象深かったです。あまりわからない現状も可視化することで理解につながると感じました。
*本事業は、令和6年度学術教育振興財団助成対象事業「学校と社会の連携による”より良い学校教育を通じてよりよい社会を創る”カリキュラム開発」を目的として行っております。
8月1日(木)1年~3年の希望者42名が参加しました。
いわき市でSDGsに取り組んでいる企業・NPOを訪問し、体験することで、SDGsに関する学びを深め、 自分と社会の「Well-Being」実現のために何ができるか考え、行動に移すきっかけとすることを目的として毎年実施しています。
今年度は、ザ・ピープル古着回収倉庫、オーガニックコットン畑、いわき・ら・ら・ミュウ、アクアマリンを訪れ、サーキュラーエコノミーや海の多様性、震災学習を行いました。また、松下海岸のゴミ拾いも行いました。
(生徒の感想より)
・今回の活動を通して「協力の大切さ」を実感しました。全部の活動で共通しているのは少人数でやったらえらい時間がかかるけどたくさんの人たちが積極的に活動すれば時間も効率よく使えるということを改めて思いました。
・古着回収などの活動は誰か1人がやりたいと思ったとこからその活動がどんどん大きくなって今ではいわき市で当たり前になっていることを今日初めて知って誰か1人が始めたことがここまで大きくなることが身の回りでも起きていると感じました。またゴミ拾いでは思ってたよりと多く小さいゴミが至る所に落ちているのを目の当たりにし、海の生き物のために、より早くSDGsを達成することが大事だと感じました。
・私たちが普段気にしないこと、目にしないことで気づかないことを今日沢山知れたと思います。これからも積極的に活動に参加していきたいと思いました。
*本事業は、令和6年度学術教育振興財団助成対象事業「学校と社会の連携による”より良い学校教育を通じてよりよい社会を創る”カリキュラム開発」を目的として行っております。
「心肺蘇生法・AED講習会」7月16日(火):保健厚生
明日から夏休みということもあり、身近で起きる緊急時の対応ができるよう、心肺蘇生法・AEDの使用方法についての講習会を実施しました。各部活動から30名の生徒と顧問の先生方が講習会に参加し、消防士の伊藤様より熱心にご指導をいただきました。参加した生徒達は、和やかな雰囲気の中でも真剣に取り組み、「倒れている人を発見してからAEDを使うまでの流れがわかった。胸骨圧迫をずっと続けるのは大変だった。」「自分も運動部でこのような事が必要になる場面に出くわすかもしれないのでとてもためになった。」との感想を寄せています。事故が起こらないようにすることが何より大切ですが、もし不測の事態が起きた場合、行動することの大切さを学べました。
7月18日(木)19日(金)ブリティッシュヒルズ語学研修に行ってきました。
希望者17名が参加しました。
研修に備え、3回の事前学習を行い、イギリスの文化と歴史、英会話レッスンを行い、当日に備えました。
「English Language in Film」「Travel Abload」「Dance」とバラエティに富んだ、3つのレッスンで英語での会話と交流を楽しみました。
夜は、Free Lassonでクイズに挑戦したり、パブ文化を楽しんだりしました。
1泊2日と短い時間でしたが、思う存分、英語での交流と英国文化を楽しむことができました。
エクスカーション2日目は、午前中にGriffith University (グリフィス大学)の見学をしました。
グループに1人ずつ大学生がガイドとして付き、
説明を受けたり、会話をしながらワークに取り組んだり、楽しく見学ツアーに参加しました。
その後、Surfers Paradise(サーファーズパラダイス)に移動して、
買い物やビーチで最後のオーストラリア滞在日を楽しみました。