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JICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流第3回

11月14日(月)今年度3回目のJICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流をおこないました。3回目となった今回は、いよいよ「浅田隊員に活動の提案をしてみよう」というテーマで行いました。

まずは、浅田隊員から、前回の交流からの変化や前回の交流後に出された生徒の質問に答える形でお話をいただきました。さまざまな取り組みから、文化や習慣、考え方が違う人たちと働くことの大変さを感じながら、そのような中で前向きに活動を続ける浅田隊員に尊敬の気持ちを抱く生徒たちでした。

さていよいよ生徒たちの番です。数人のグループを作って、「こんなことやってみたらどうでしょう?」を提案します。保育のプロに提案するのは、大変勇気のいることでしたが、これまでの浅田隊員の活動を聞かせていただき、「もし自分がベトナムで保育士として活動していたら、どんなことをやってみるだろう」と自分に置き換えて考えました。

生徒たちから、「指人形」「パネルシアター」「エプロンシアター」など自分が保育園の時楽しかった遊びや、「教具や教材の整理整頓のために棚やしきりをつけてはどうか」「子供たちが整理整頓できるように同じ記号や絵をつけてはどうか」など、整理整頓の習慣が少ないベトナムの人たちができる工夫の提案、「清掃ボランティアなど地元の人と交流できるイベント」で地域と保育をつなげられないか、「季節の行事」でこどもたちと一緒にイベントをしてはどうか、「ダンス発表会」や「ベルなどの簡単な音楽発表会」で歌や踊りを楽しむ、などのアイディアを浅田隊員に提案させていただきました。浅田隊員からは、生徒のひとつひとつのアイディアに対してコメントをいただきました。

そのあとの質問もたくさんさせていただき、前回までよりもさらに深く交流できました。

お忙しい中、交流させていただきありがとうございました。関係された方々に深く御礼申し上げます。

 

(生徒感想)

・私は元々韓国で保育士をしたかったので、とても役に立つ情報が沢山あってためになりました。これからもっと深く知り、自分の進路に活かせるようにしたいです。
・前回に引き続き今回の講演会もとても内容がとても面白く、またベトナムについて1歩ずつ知れていってるなぁと思いました。そしてベトナムではYouTubeカラオケなるものがあり、どんな曲でも歌うことが出来るということを知って、とても興味深かったです。
・片付ける習慣がないのはとても驚きなので、片付ける習慣が身につくように提案してみました。
・今回も楽しく講演会に参加することが出来ました。ベトナムと日本の違いなど様々に知ることが出来ました。また私たちが提案したものが次回どうなっているのか楽しみです。
・自分の知りたかったことも聞けたし、これからの自分のこれからの生活にも役に立ちそうなことが沢山あり、日本の教育がいかに丁寧で子供第一であることがわかった。