韓国研修 3日目①
2019年9月26日 09時04分アンニョンハセヨ!
ホームステイ先から生徒が集合し、これから世界文化遺産の水原(スオン)城へ向かいます。
ステイ先では楽しく時間を過ごしたようで、夜にオリンピック公園を訪れた生徒は、ソウルオリンピックを記念して灯されている聖火を発見しました。(夜のみの点火です)ソウル大学の近くにステイした生徒は、その広さに驚いていました。
アンニョンハセヨ!
ホームステイ先から生徒が集合し、これから世界文化遺産の水原(スオン)城へ向かいます。
ステイ先では楽しく時間を過ごしたようで、夜にオリンピック公園を訪れた生徒は、ソウルオリンピックを記念して灯されている聖火を発見しました。(夜のみの点火です)ソウル大学の近くにステイした生徒は、その広さに驚いていました。
生徒たちがホームステイ先に行ってしまった後、ホテル近くの光化門広場を散策しました。この広場にはハングルを創製した朝鮮第四代国王の世宗(セジョン)の像が置かれています。またこの場所は、デモがよく行われる場所という事もあり、付近では抗議活動を行っている人たちが多く見られました。内容は政府や会社に対してですが、韓国の人たちは自分の意見をストレートに主張すると、現地でガイドをしていただいている丁さんはおっしゃっていました。
広場には国花であるムクゲが咲いていました。夏の研修でも咲いていましたが、虫が多くつくそうです。なぜムクゲが国花なのかという質問に対し、「その生命力」と丁さんは答えてくれました。ムクゲは花期の時期が長く、また虫がついても強く生きる姿が、他国からの侵略に耐え続けてきた朝鮮の歴史と重なり合うそうです。ぱっと咲いてぱっと散る桜を愛し、自己主張を避け察しの文化の中で生きる日本人とは対極的だな、と思う散策中の一コマでした。
ネイルベッケスムニダ
2日目の日程を無事終了し、生徒たちはホームステイを開始しました。一番近い生徒は歩いて10分程度の景福宮の近くの一軒家にお世話になります。この地域は古くからの韓屋と呼ばれる伝統的な家屋が残っている地域です。残りの3名はマンションでのホームステイとなります。
ソウルは坪単価が非常に高く、一軒家を新築できるのはかなりの富裕層のみだそうで、タワーマンションが一般的な生活の場所です。2日間の滞在となりますが、大きな成果を残して欲しいと思います。
スゴヘッスムニダ!
午後は韓服に着替え、景福宮と国立民族博物館を見学しました。景福宮に使われている色彩は陰陽五行思想に基づいており、韓国の伝統色についても学ぶことができました。例えば韓国の国旗である太極旗赤と青も陰陽を表していたり、ビビンバの黄色を真ん中に配した色彩もこの思想に因んでいます。
今回はチマチョゴリだけではなく、男性用のパジチョゴリにもトライしました。チョゴリは上衣、パジは下衣のことです。
散策中に日本から用意したアンケートを実施しました。質問は「福島に来たら何をしたいか?」です。回答を拒否される時もありましたが、いろいろな国の方々と交流することができました。
また、突然軍歌のような曲が流れましたが、これは北朝鮮からの攻撃に備えた避難訓練だそうで、月に一度、午後2時に行われるそうです。今は形式的なもので逃げている人は誰もいませんでしたが、ちょっと驚きの経験でした。
チャルチネショッソヨ!
午前中は時代劇のロケ地である高句麗鍛冶屋村を訪れました。ヨン様主演の「大王四神記」などの時代劇の撮影の場です。高句麗の時代の遺跡は主に北朝鮮側にあるということですが、この近くの山から遺跡が発掘されており、資料館があり貴重な出土品が展示されていました。
昼食は明洞でビビンバをいただきました。
アンニョンハセヨ!
韓国ではこの言葉で1日の挨拶が済んでしまいます。相手を気遣う素敵な言葉です。
宿泊先のコリアナホテルは明洞から歩いて10分程の賑やかな通りに面しています。
朝食はお粥やパティスリーの種類が豊富で納豆も置いてあります。udonと書いてあったのですが、肝心のうどんがなく、お汁だけの謎なメニューで朝から盛り上がりました。
今日はお天気も良く爽やかな一日になりそうです。
無事ホテルへ到着しました。上空から見たソウルの夜景がとても美しかったのでご覧下さい。
仙台空港に到着し、搭乗ゲートにおります。今回の研修に参加している4名の生徒にとって韓国は1か月半ぶりの訪問となります。今回のフライトは夜です。移動だけの一日ですが、本日のメインイベントは仁川空港からソウル市内までの夜景(特に漢江付近)を見ることです。順調にいけばホテルに到着するのは23時頃です。2日目に突入する前には就寝したいところです。前回の夏の研修では素晴らしい出会いがたくさんありました。今回はホームスティと現地大学生との交流が組み込まれています。他にも交流ができるのかとても楽しみです。
9月19日(木)の6・7校時に、第一学習社より須田修氏を講師にお招きし、表現力養成講座を開催いたしました。
小論文の書き方だけでなく、小論文学習によって論理的思考力や表現力が身につき身に付き、社会や自分自身の理解にも繋がり、これから社会で生きていくために必要な力を養うことができると教えていただき、生徒たちも小論文学習の必要性を理解したようでした。
この後、週末や朝学の時間を活用して、小論文に取り組んで行く予定です。
今年度の様子をまとめました。下のPDFからご覧ください。