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タイ研修2日目 12.14 KVIS 高校生との交流

12月14日(木) タイ研修2日目。

バンコク市内のホテルを7:00に出発し、ラヨーン県にあるKVIS( Kamnoetvidya Science Academy)高校を目指します。

KVISはタイの石油会社であるPTTの出資のもと設立され、将来のタイを担う優秀な人材を育成している先進的な科学校です。広大な敷地の中にある素晴らしい教育施設に圧倒されましたが、温かく迎えてくださったKVISの先生方やスタッフの方々、生徒たちの笑顔で不安も吹き飛び、気持ちが和らぎました。福島の「赤べこ」のお土産もとても喜んでくれました。

オリエンテーションのあと、KVISの生徒が学校を案内してくれました。自分たちの学校との違いに驚くこともありましたが、それぞれの生徒が主体的に学びに向かう姿勢や学校のことを英語で流ちょうに説明するKVISバディの生徒の姿に大いに刺激を受けました。

タイの伝統的な楽器やアートの授業も見せていただきました。

 

「Imaginary Plants」の生徒作品やイラストを描くアートの授業を見て、「私も描いてみたい!楽しそう!」という声も。STEAM教育のすばらしさを感じました。

スクールツアーの間に、安積高校、あさか開成高校とKVISの生徒のオンライン交流も実施しました。安積高校の生徒の質問に答える形での交流です。あさか開成高校は、スポーツ大会中でしたが、競技の合間に参加してくれました。友達がタイにいることやタイの生徒と楽しく話をしている様子に感動していました。

ランチのあとのフリータイムでは、日本から持ってきたお菓子やけん玉・お手玉・折り紙で楽しく文化交流しました。また、福島や郡山の観光をPR!自作の「福島県のおすすめ観光地」の中から、行ってみたい場所を選んでもらいました。

雪の大内宿が人気でした。タイでは雪が降らないので、たくさんの雪を見たいそうです。

午後は、Vidyasirimedhi Institute  of Science and Technology(VISTEC)を見学させていただきました。  本格的な研究についてもご説明を伺いました。

 

この日の夕食は、タイ料理をいただきました。バディの生徒と一緒に、いろいろな話をしながら、おいしくいただきました。タイ料理の辛さにも少しずつ慣れてきた様子です。KVISがあるラヨーン県は、「ドリアン」の名産地だそうで、ココナツミルクで煮た甘いごはんと一緒に食べる「ドリアンスティッキーライス」もいただきました。独特なにおいと味に味覚の新しい世界が広がりました。

夜は、体育館を案内してもらいました。たくさんのKVIS生徒に混ざって、バドミントンやバスケットボールを楽しんだ生徒は、汗だくで寮に帰ってきました。

たった一日という短い滞在でしたが、KVISの生徒とたくさんお話ができました。SNSも交換したので、帰国してからも交流は続きます。「福島にも来たい!」と言ってくれたので、今度は福島をたくさん紹介したいですね。

明日は、バンコク市内に戻ります。車で2時間かからないくらいの距離ですが、バンコク市内の渋滞は深刻らしく、3時間かかるそうなので、早朝の出発になります。

 

*本研修は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として、安積高校と連携して行っております。

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