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タグ:タイ研修

安積高校 令和5年度SSH生徒研究発表会でポスター発表をさせていただきました

2月3日(土)本校生徒2グループが、安積高校のSSH生徒研究発表会でポスター発表させていただきました!

「タイ研修」の発表の様子 ~ 英語で発表しました。タイ研修での交流やアンケートについて、発表しました。タイで見つけた「日本語」として、「BENTO」というおつまみ系のお菓子や「HANAMI」という○っぱえびせんのようなお菓子、そしてタイで流行している「ヤードム(メンソールの吸入薬)」を実物で紹介しました。クイズ形式も取り入れ、楽しく発表しました。

SSH用タイ研修 ポスター(あさか開).png

「猪苗代湖の未来を考える~沖縄戦恩納村の取り組みから」(沖縄研修 × 猪苗代湖水環境保全活動)

沖縄研修で調査した沖縄恩納村の「サンゴ礁保全活動」を本校が6年間続けている「猪苗代湖水環境保全活動」に生かしていけるのではないか。2つの異なる探究活動グループが意見交換をしながら、探究活動に取り組みました。課題をチャンスと捉えて、地域活性化に生かしていく視点は、これからの地域課題解決に大事な視点です。さらに、活動を進めて、実現できるとおもしろそうな内容でした。

猪苗代湖の未来を考える(あさか開成).pdf

他校の探究活動の取り組みも知ることができ、大変有意義な一日でした。

参加させていただき、ありがとうございました。

 

 

 

タイ研修最終日 12.16 バンコク市内「福島の魅力調査」

12月16日(土)タイ研修最終日。

本日は、与えられた交流ではなく、街中の人々に声をかけ、自分から積極的に行動する「交流ミッション」です。バンコク市内にいる人々に自分で声をかけ、事前に作ってきた「福島のおすすめ観光地」の中から、行ってみたい場所を一か所選んでもらいます。

(*写真のシールは、昨日まで交流させていただいた方に貼っていただいたシールです)

バンコク定番の観光地を巡りながら、このミッションを遂行します。タイ語は話せないので、英語とジェスチャーで挑戦です。初めは、なかなか話しかけられない生徒たちでしたが、周囲の力を借りながら、調査を進めます。

ワット(寺院)でも、トゥクトゥク(3輪タクシー)の運転手にも。

いろいろな場所で、調査しました!

なんと、70名を超える方々の声を集めました!暑さ厳しいバンコクの街中で、福島の高校生は頑張りました。

福島に帰ってから、郡山市役所の方に結果を報告したいと思います!

楽しかったタイ研修も本日がラスト。これから空港に向かい、深夜便で日本に帰国します。

たくさんの方と交流ができ、本当に充実した研修になりました。

*本研修は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として、安積高校と連携して

行いました。

 

タイ研修3日目 12.15 JETROバンコク・JICAタイ事務所での交流

12月15日(金)タイ研修3日目。

 

早朝、KVISバディに見送られ、後ろ髪をひかれる思いでKVISを後にした一行は、本日の交流先のJETROバンコク事務所に向かいます。

日本貿易振興機構(JETRO)は、.日本の貿易の振興に関する事業や開発途上国・地域に関する研究を幅広く実施しています。今回の交流では、福島とタイの経済的なつながりについて学びながら、これからの福島の経済の国際化について、意見交流を行います。まずは、安積高校生からの「福島の震災復興プレゼンテーション」。そのあと、JETROバンコクの村上様より「タイの農林水産物・食品の輸出」や「タイ国内の日本食レストラン調査」についてお話を伺いました。そして、いよいよあさか開成高校の「福島の魅力発信プレゼンテーション」。明るく、元気に、楽しく、福島をPRしました。

そのあとは、質問タイム。高校生からたくさんの質問が出て、予定した時間をオーバーしてお答えいただきました。

タイでは、日本食やフルーツ(リンゴ・いちご・桃)、酒(日本酒・ゆず酒・梅酒)、やきいもなどが人気だそうです。県内企業にとって、海外への市場拡大は、大変なことも多いが、社会情勢の変化への対応やビジネスモチベーション向上という点でも重要であることを知りました。これからの福島のビジネスのありかたについて、考えを深めることができました。

ランチを挟んで、次の交流先の「JICAタイ事務所」に向かいます。

セキュリティの厳しい高層ビルの高層階にある事務所に、緊張する生徒たちでしたが、たくさんの事務所スタッフの笑顔に迎えられ、気持ちも落ち着きます。

JICAタイ事務所では、「 ASEAN災害保健医療管理に係る地域能力強化プロジェクト」に ついて学び、 福島の震災の教訓をどのように生かすことができるのか、 何を後世に伝えるべきかについて考えを深めることと、 福島県出身のJICA海外協力隊との交流により、日本・ 福島とタイの関係について、 視座を高めることを目的としています。事前に、 JICAの事業について学び、 國井隊員のラジオを聞いてきた生徒たちは、 今回の交流を楽しみにしていました。

企画調整員の前田様の「 ASEAN災害保健医療管理に係る地域能力強化プロジェクト」の 話では、 国際的な協力が必要な災害に対応するためには災害対応のメカニズ ムの整備や連携のためのツールと公式化が必要であることを学びま した。日本だけでなく、 ASEAN諸国でも大きな災害が多く起こっており、 日本だけでなくASEAN諸国の災害の教訓や学びを相互に生かす ことの大切さを感じました。

遠藤様からは、タイのエネルギー関連事業の紹介に加え、前職で携 わられた福島の原子力災害という前例のない災害対応に尽力したお 話も詳しく伺うことができました。 信頼を築くために地道なデータ集約が大切であることを改めて感じ ました。

國井隊員のお話では、タイの学校や日本や福島に関心を持ってくれるタイの生徒たちを知ることができ、とてもうれしく感じました。タイの生徒の皆さんが、福島の自然に関心があることを聞き、福島の自然のすばらしさを再確認できました。

お話を伺ったあとは、福島の高校生からの発表です。私たちは、あさか開成高校の紹介と「福島の魅力」を会津地方・中通り・浜通りに分けて、プレゼンテーションしました。

福島のことをよく知るタイ人スタッフもいて、とてもうれしかったです。プレゼンテーションのあとは、参加してくださったみなさんに、「行ってみたい福島の観光地」を選んでもらいました。「行ったことあるよ」「この場所知ってるよ」など言っていただき、タイに来て、改めて福島の魅力を確信しました。

 今回の交流を通して、日本とタイ、国内と国外がつながっていることを強く感じました。

 「タイに福島を伝え、タイで学び、福島で生かす」

 伝えることは一方的ではなく、相互関係にあることを改めて感じつつ、魅力あふれる福島を再確認した時間になりました。

JETROバンコク、JICAタイ事務所の皆様方

お忙しい中、ご対応いただき、本当にありがとうございました。学び多い、有意義な時間を過ごすことができたこと、感謝申し上げます。

そして、今回の交流企画の際、ご尽力いただいた郡山市役所の方々にも御礼申し上げます。

 

*本研修は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として、安積高校と連携して

行っております。

 

 

タイ研修2日目 12.14 KVIS 高校生との交流

12月14日(木) タイ研修2日目。

バンコク市内のホテルを7:00に出発し、ラヨーン県にあるKVIS( Kamnoetvidya Science Academy)高校を目指します。

KVISはタイの石油会社であるPTTの出資のもと設立され、将来のタイを担う優秀な人材を育成している先進的な科学校です。広大な敷地の中にある素晴らしい教育施設に圧倒されましたが、温かく迎えてくださったKVISの先生方やスタッフの方々、生徒たちの笑顔で不安も吹き飛び、気持ちが和らぎました。福島の「赤べこ」のお土産もとても喜んでくれました。

オリエンテーションのあと、KVISの生徒が学校を案内してくれました。自分たちの学校との違いに驚くこともありましたが、それぞれの生徒が主体的に学びに向かう姿勢や学校のことを英語で流ちょうに説明するKVISバディの生徒の姿に大いに刺激を受けました。

タイの伝統的な楽器やアートの授業も見せていただきました。

 

「Imaginary Plants」の生徒作品やイラストを描くアートの授業を見て、「私も描いてみたい!楽しそう!」という声も。STEAM教育のすばらしさを感じました。

スクールツアーの間に、安積高校、あさか開成高校とKVISの生徒のオンライン交流も実施しました。安積高校の生徒の質問に答える形での交流です。あさか開成高校は、スポーツ大会中でしたが、競技の合間に参加してくれました。友達がタイにいることやタイの生徒と楽しく話をしている様子に感動していました。

ランチのあとのフリータイムでは、日本から持ってきたお菓子やけん玉・お手玉・折り紙で楽しく文化交流しました。また、福島や郡山の観光をPR!自作の「福島県のおすすめ観光地」の中から、行ってみたい場所を選んでもらいました。

雪の大内宿が人気でした。タイでは雪が降らないので、たくさんの雪を見たいそうです。

午後は、Vidyasirimedhi Institute  of Science and Technology(VISTEC)を見学させていただきました。  本格的な研究についてもご説明を伺いました。

 

この日の夕食は、タイ料理をいただきました。バディの生徒と一緒に、いろいろな話をしながら、おいしくいただきました。タイ料理の辛さにも少しずつ慣れてきた様子です。KVISがあるラヨーン県は、「ドリアン」の名産地だそうで、ココナツミルクで煮た甘いごはんと一緒に食べる「ドリアンスティッキーライス」もいただきました。独特なにおいと味に味覚の新しい世界が広がりました。

夜は、体育館を案内してもらいました。たくさんのKVIS生徒に混ざって、バドミントンやバスケットボールを楽しんだ生徒は、汗だくで寮に帰ってきました。

たった一日という短い滞在でしたが、KVISの生徒とたくさんお話ができました。SNSも交換したので、帰国してからも交流は続きます。「福島にも来たい!」と言ってくれたので、今度は福島をたくさん紹介したいですね。

明日は、バンコク市内に戻ります。車で2時間かからないくらいの距離ですが、バンコク市内の渋滞は深刻らしく、3時間かかるそうなので、早朝の出発になります。

 

*本研修は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として、安積高校と連携して行っております。

タイ研修1日目 12.13

12月13日、予定通り、成田空港からバンコクに到着。

入国手続きの長い列に並びながら、これから始まるタイでの研修に胸が高まります。

スワンナプーム空港からは、エアポートリンクとMRTを使ってホテルに向かいます。日本のようなカード式ではなく、トークンというコインのようなものをチケットとして使います。

予想以上に早く閉まる改札ゲートやエスカレーターの早さに日本との違いを感じ、驚きながらもみんなで楽しくホテルを目指しました。(なお、今回の研修は、安積高校と協力しながら、同一行程で実施しています。)

初めてのバンコク。見るものすべてが新鮮に感じられます。これから、始まる素晴らしい出逢いを楽しみに、明日からの交流に備え、ホテルでしっかりと休みました。

明日の早朝出発に備えて、しっかりと休みました。

 

2023タイ研修 福島の震災・未来について自分の言葉で語る 〜震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業における交流活動

 12月13日(水)、生徒3名がタイ王国研修に出発しました。本研修は、福島県の「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業における交流活動」として、福島における震災、復興、そして未来について、自分の考えを持ち、自分の言葉で語ることのできる生徒を育成するために行っています。

 生徒3名は、これまで、伝承館や請戸小学校の見学、富岡町3.11を語る会の語り部講話や震災紙芝居上演などを通して、福島の震災や復興について学び、またタイソープカービングやJICA二本松見学、タイの高校生とのオンライン交流を通してタイの文化について学び、タイ王国での交流のために準備を進めて来ました。

 

 

 また、事前学習として、郡山市役所や旅行会社の方からも、タイの文化や習慣、福島とタイ王国の関係について詳しいお話を伺い、タイでの交流で何を伝え、何を学ぶべきか考えて来ました。

 そして、いよいよ13日、タイへ向けて出発しました。この研修を通して、さらに成長してくることを期待しています。

*本研修は、福島県「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」における交流活動として、安積高校と連携して行っております。