【事務室より】条件付一般競争入札情報(第一体育館高効率照明改修工事)のお知らせ
2023年10月11日 11時09分その他 → 事務室より をご覧下さい。
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10月6日金曜日に、震災復興スタディーツアーを実施しました。東日本大震災・原子力災害伝承館、大平山霊園、浪江町立請戸小学校を廻り、12年前の大震災・原子力災害について多くのことを学びました。
9月20日(水)福島大学の学生5名と本校生徒12名が参加し、本校を会場に「STEAM部」第1回ワークショップを実施しました。
福島大学中田文憲先生のご尽力により、大学生と高校生が一緒に、STEAMの視点で、ワクワクするような面白いことを考えてやってみよう!というコンセプトで、フランクな交流をしていこうということで、始まりました。
このようなワークショップに初参加の生徒も多く、緊張した様子で始まりましたが、アイスブレイクを通して、徐々に緊張が解け、楽しく笑顔溢れる交流となりました。
今回、グループワークで取り組んだのは、「アイデアジェネレーション」。
短時間で、アイデアを考え、絵で表現します。
まずは、練習として、「自分の好きなもの、好きだったもの」を絵で描きます。
そして、いよいよ本番は、「◯◯な探究」。YouTuberや有名人とコラボ、アニメとコラボ、音楽や映像を使った、テクノロジー・AI・ロボット・ドローンなどを使った、福島県の観光地とコラボ、福島県の名産とコラボ、福島県の自然を生かした、100億円あったらできる、の8つのテーマで、次々とアイデアを出して、絵で表現します。
その中から、自分のお気に入りのアイデアをグループで共有し、それらをグループで一つにまとめて、全体に向けて発表しました。
素晴らしいアイデアばかりでした。それぞれのグループが大学生のリードのおかげで、楽しく和気あいあいと活動できました。
これからの活動も楽しみです。
福島大学の皆様、ありがとうございました。
まずh
9月23日(土)生徒6名、教員2名が参加し、山の学校に参加しました。
★山の学校・秋のメニュー★
・「アイスブレイク」と「災害」をテーマにしたワークショップ(ポリ袋調理と郷土料理「まんがこ」づくり)
・「震災を語り継ぐ語り部活動~3.11次の世代へ 伝え・繋ぎ・紡いでゆく」3年相樂碧姫さんの発表
・ ランチ 「ごはん(ポリ袋調理)」「まんがこ汁」「山の農園の前菜セット(鶏の唐揚げ・塩こうじ豆腐・パプリカサラダなど」
・フィールドワーク「さとやまの生物生態」(国立環境研究所・境先生)
・講話「福島原発事故による放射能汚染の実態と推移について」(同・林先生)
開講式のあと、それぞれのグループに分かれて、アイスブレイクとワークショップを行いました。
本日はじめての先生役に挑戦する生徒もおり、どきどきした面持ちでしたが、アイスブレイクや参加された方々の協力もあり、笑顔があふれるワークショップとなりました。防災時の食事として、ポリ袋調理を紹介しました。何度か参加された方もおりましたが、今回のごはんが一番おいしいと絶賛でした。米は同じものを使っているので、手際や水加減、給水時間、加熱時間、そして参加者の和やかなムードが、ごはんをおいしくさせたのでしょうか?
また、郷土料理「まんがこ」もつくり、汁物としていただきました。とてもおいしくいただきました。
そして、今回は、これまでの語り部活動の集大成として、「3.11~次の世代へ 伝え・繋ぎ・紡いでゆく」というテーマで、これまでの語り部活動とその思いを、3年の相樂碧姫さんが発表しました。聞いてくださった方々から、活動についてお褒めと励ましのお言葉をいただきました。
楽しみにしていたランチタイム。
とてもおいしくいただきました。
午後は、フィールドワークと講義です。山の中の川に住む水生昆虫を調べました。
澱んでいる場所と急な流れ場所の、それぞれの水生昆虫を採集し、比べます。
住んでいる生き物で、どんな環境かがわかります。環境を図る指標生物のお話も伺いました。
みんなで採集した水生昆虫は、こちら。
左が、よどんでいる場所。右が流れが急な場所。
よどんでいる場所は、落ち葉や砂、泥がある場所で、大きな昆虫は、オニヤンマの幼虫(ヤゴ)。3年間幼虫として過ごすので、大きさの違いは年齢の違いです。他には、サナエトンボやふたすじモンカゲロウ、トビケラやサワガニ1匹もいました。
流れが急な場所は、比較的大きい石があり、砂がありません。ちいさなサワガニがたくさんいました。
ヘビトンボやミルンヤンマ、シマトビケラもいました。シマトビケラは、口から糸を出して石の隙間に蜘蛛の巣のようなものを作るので、水力発電のダムなどでは、害虫なのだそうです。ハリガネムシもいました。(写真のロープ?ひも?のような昆虫です。)ハリガネムシの生態は興味深く、カマドーマやバッタ、カマキリなどに寄生し、神経操作して、入水自殺させるそうです。
今回採集できなかったのですが、この川に生息する水生昆虫は、70~100種類ほどになるそうです。
それぞれの環境に応じて、住んでいる生物が異なることがわかり、いろいろな環境が組み合わさった「里山」には、多様な生き物が存在すること。環境の多様性が、生物の多様性に影響していることがわかりました。
なお、今回採集した昆虫の中の指標生物は、サワガニとヘビトンボでした。山の農園の川は、とても環境が良いことを示すそうです。
おいしいおやつを食べて、林先生の「福島原発事故による放射能汚染の実態と推移について」講話です。
実際に、山の農園で放射能の数値をはかったものを含めて、解説していただきました。
目に見えない放射能にどのように対応してきたのか、そして、これからどのようにすべきなのか、処理水の海洋放出問題についても考えさせられます。福島県民として、しっかりと学び、説明できるようにしたいですね。
今回も大変学びの多いプログラムでした。
関係されたすべての方々に御礼申し上げます。
9月30日(土)希望生徒22名、教員2名が参加し、JICA二本松訓練所に行ってまいりました。
午前中は、JICAについての概要や国際協力についての講話の後、2つのグループに、分かれて施設見学をさせていただきました。
ランチは、タイメニュー(グリーンカレーと春雨サラダ、マンゴー)をいただきました。
辛さ控えめで、とっても美味しくいただきました。
午後は、また2グループに分かれて、ソロモン諸島で環境教育活動をされていた清水梨沙さんのお話と黒木靖子先生のアラビア語体験です。
※このネックレスは、もともと何に使われていたでしょう?(答えは、最後に)
清水さんからは、ソロモン諸島について、ピジン語について、協力隊としての活動について詳しく知ることができました。また、自分の考えを言語化することの大切さも教えていただきました。
黒木先生のアラビア語は、先生のわかりやすい説明と素敵なお人柄のおかげで、楽しく語学体験をさせていただきました。アラビア語だけでなく、中東の国や文化も教えていただき、いつか中東の国に行ってみたい気持ちが強くなりました。
最後は、みんなで振り返りと質疑応答のリフレクションタイム。みんなで、今日の学びを共有しました。
素晴らしいプログラムと講師の先生方のおかげで、楽しく国際協力について学ぶことができました。
JICA二本松の皆様、お忙しい中、ご対応いただき感謝申し上げます。
来月は、1年生対象にした国際理解講座、「協力隊の体験から学ぶ」を行う予定です。今から、楽しみです。
※ネックレスは、貝殻でできていて、貨幣(貝貨)としてつかわれていたそうです。
9月12日(火)前期期末考査最終日の放課後、竹田有理先生を講師としてお招きし、プチ国際理解講座「タイについて知ろう」を実施しました。
1〜3年生の希望者20名と教員4名が参加し、楽しい時間を過ごしました。
今回のワークショップでは、タイの伝統文化「カービング」に挑戦しながら、タイの文化について理解を深めました。
タイカービングとは、野菜や果物に草花などのモチーフを彫刻するタイの伝統文化です。
その昔、宮中の子女たちが王様にお料理を楽しんでいただくために飾り付けたのが始まりだと伝えられています。
今回は、石鹸にお花のモチーフを彫刻しました。初めての作業に苦戦しながらも、竹田先生のサポートのおかげで、どんどん個性豊かなお花が咲いていきます。
作業をしながら、タイの文化や言葉について、理解を深めることができました。
カービングで作った個性豊かなお花をきっかけに、もっとタイ王国について知りたくなりましたね。
「総合的な探究の時間」2年アクティブ探究中間発表・3年最終発表が行われました。
(メイン教室から各教室へのオンライン配信)
課題解決のためにアクションを起こした素晴らしい発表となりました。
講師のこおりやま子ども若者ネットワークの櫻井様からは
「アンケートを取った際、少数派の意見をどう分析するか」
「自分たちが当たり前と思っていることが相手にとってはそうでないことってよくある。世の中にある社会課題ってそういうところのすれ違いから生じていることがたくさんある」
「参加→参画を目指してほしい」
「テーマ設定の際に、自分の好きなもの(興味のあるもの)と社会問題をがつながるとよい。探究活動を楽しんでやってほしい、自分の「これやりたい」って思いを大切に」
などのお話をいただきました。
3年生、本当に素晴らしい発表でした。皆さんの発表から、後輩たちがたくさんのことを吸収してくれたと思います。
2年生の基盤探究の生徒は、これから中間発表ですが、今後の活動に活かしてください。
1年生は、まず現在行っているチョコプロから、自分の「やってみたいこと」を「やってみる」、行動する楽しさを感じてください。
発表の様子
発表スライド(一部抜粋)
9月16日(土)に猪苗代湖白鳥浜で行われたヒシ刈りボランティア活動に1年生5名、2年生8名、3年生5名が参加してきました。
ヒシの実収穫やトリカルネットを使用したヒシ本体の回収活動は重労働ではありましたが、2.5トンもの回収をすることができました。ヒシ刈りボランティアの後は松橋浜へ移動し、湖岸美化活動も行いました。
前日には事前学習会を行い、猪苗代湖の水環境保全活動の意義について学んだこともあり、科学的な視点から清掃活動の必要性について理解を深めることができました。
これからも猪苗代湖の水環境保全活動に取り組んでいきます!
7月28日(金)希望者44名が「SDGsバスツアーinいわき」に参加しました。
はじめに訪れたのは、「ザ・ピープル古着倉庫」 服を捨てないための取り組みについて学びます。
ここで集められた古着は、リユースショップでの販売以外に、リメイクに使われたり、海外に送られたり、工場でウェスとして使われたり、自動車の内装材として使われたりします。
初めて倉庫に来た生徒は、この古着の山に圧倒されます。
ザ・ピープルの渡辺副理事長から、取り組みについて詳しくご説明いただきました。東日本大震災で被災した地域ならではの取り組みやサーキュラーエコノミーについて、学ぶことができました。
そのあと、古着の仕分け作業をさせていただきました。
中には、ブランド物や値札がついたままのものも。
暑い倉庫の中の仕分け作業の大変さを感じました。たくさんの古着の山に埋もれながら、自分たちの消費活動について、深く反省し、考えさせられました。
次に訪れたのは、オーガニックコットン畑。「ふくしまオーガニックプロジェクト」を行っている場所です。
5月に種まきをしたコットンは大きく成長し、今日は支柱立ての作業をさせていただきました。夏の日差しの中の重労働。作業の大変さを感じながら、大きく育つことを願って作業を進めました。
お昼は、ららミュウで。「東日本大震災」の学びも外せません。
お昼を食べて元気を取り戻した一行は、小浜へ。これも外せない「海岸清掃活動」です。
きれいな海に心洗われたのもつかの間。浜に流れ着いたたくさんのゴミに愕然とした生徒達。気を取り直して、清掃活動に励みました。
最後の目的地は、「磐城高箸」いわき市田人町の地元の間伐材を利用して、高級割り箸を製造している会社です。廃校になった小学校を利用しています。
2班に分かれて、社長の説明を聞きながらの見学とオリジナル割り箸づくりをしました。
林業の窮状、東日本大震災、いかにお金をかけずにアイディアと工夫でビジネスを続けるか。高橋社長の言葉から、多くの学びがありました。
小学校だった校舎は、東日本大震災当時が偲ばれる絵やカレンダーも。大きくリノベーションするわけでもなく、そのままの姿だからこその味わい、そこで生活していた子どもたちの声が聞こえるようでした。
また、メダカのサブスクで話題になった「メダカの学校」もあり、見学させていただきました。
さまざまなビジネスアイディアに刺激を受けました。
新製品も近日発売されるということで、これからも目が離せない「磐城高箸」。生徒達にとって、地域に対する新たな視点を与えていただきました。
もりだくさんの内容の「SDGsバスツアーinいわき」生徒からも大好評でした。
福島県内のさまざまなSDGsの取り組みを知ることは、地域をフィールドとしたPBL型の学びに大いに役立つと感じました。これらの学びをそれぞれの探究活動に生かしてくれることを願っています。
★この事業は、公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業「 学校と社会の連携・協働による”よりよい学校教育を通じてよりよ い社会を創る”カリキュラム開発」(令和5年度・2年目) 研究事業として行っております。
7月 今年も「ウクライナ支援募金活動」を有志メンバーが集まって行いました!(1年生3名、2年生6名、3年生8名の合計17名のメンバーです)
七夕に合わせて、平和への願いを込めて、短冊も準備しました。
募金の呼びかけるポスターの作成や募金箱の準備など、みんなで分担して準備を進めました。
昇降口や教室でも呼びかけ、たくさんの人が募金してくれました。
短冊には、ウクライナ語と日本語で平和への願いを書いてもらいました。
3日間の募金活動でしたが、24,000円の募金が集まりました。集まったお金は、国連UNHCR協会に送りました。
後日、協会から感謝状が届きました。
一日も早く、戦争が終わり、故郷で平穏な生活ができますように。