国際
9月28日(月)、放課後を利用して、猪苗代湖で回収したヒシの実を用いた天狗作りを行いました。参加者は夏に猪苗代湖での清掃活動に参加した3学年の生徒と、オイガ部の生徒です。オイガ部の生徒は、キリバス共和国へプレゼントするために、福島に残る「天狗の昔話」の紙芝居を製作しています。今回はその活動の延長線として、天狗作りに参加しました。まずは、清掃活動に参加した3学年の生徒より、ヒシの実が猪苗代湖に及ぼしている影響についてプレゼンテーションが行われました。その後、全員で天狗作りを行いました。生徒が作った天狗は、紙芝居と共にキリバスの人々にプレゼントをする予定です。
今では、猪苗代湖の水質を低下させる嫌われ者となってしまったヒシの実ですが、かつては食料としても利用され、他の植物ともうまく共存していました。今回の天狗作りをとおして、猪苗代湖の環境について知るとともに、駆除されるものをいかに有効活用していけるのかを考えていってほしいと思いました。



国際
9月15日(火)に本校でプチ国際理解講座を開催しました。
今回の講師は青年海外協力隊として2年間ガーナで活動した経験のある本校の黒川佳子校長先生です。
その様子をご覧ください。
2020年度第2回プチ国際理解講座.pdf
国際
福島市のアポログループさんより「クリアファイル回収箱」が贈呈されました。
アポログループさんではSDGs活動の一環として、学校内で不要になったクリアファイルを集め、会社内で再利用するという取り組みを行うことになっています。新聞で学校募集の記事を見つけお願いしたところ、本校が採用となり、本日の贈呈式となりました。他にも小学校や学習塾など数か所で、回収が行われるそうです。
集められたクリアファイルは、アポログループさんで1枚5円で換算され、学校の備品購入などの教育資金となりますが、本校では海外の子供たちの教育資金として、全額を「日本ユニセフ協会」に寄付することにしています。(SDGs目標4 質の高い教育をみんなに)また、クリアファイルの再利用はプラスチックごみ削減へとつながります。(SDGs目標12 つくる責任つかう責任)
贈呈式には、活動の中心となる3学年の宗像由生君と佐藤孝哉君が、廃材を使って作成された回収箱を受け取りました。本格的な活動は期末試験後になりますが、宗像君と佐藤君は世界の教育事情に関する記事を載せた通信を作成し全校生に配
布したり、放送で回収の呼びかけをしたりする予定です。
8月28日金曜日に生徒会役員3名がココラジ(ラジオ放送)に出演してきました。内容はあさか開成高校の魅力についてです。9月の毎週月曜日AM10時より雅の小部屋で放送予定です。
9月7日、14日、21日、28日に放送します。
部活・委員会
8月1日(土)2日(日)に3年生大会が開催され、本校からは男子2ペア、女子1ペアが出場しました。
結果は予選リーグ敗退でしたが、培った戦術・戦略を十分発揮し、本校らしい最後まで諦めないテニスをすることができました。



国際
8月7日、猪苗代湖の清掃活動と「ヒシの実」を用いた作品作りを行い、3年生10名が参加しました。
本来は、猪苗代湖に入り、水底にある「ヒシの実」を除去する活動に参加の予定でしたが、水量が例年より多く危険なため、残念ながら除去作業をすることはできませんでした。そのため、猪苗代水環境センターで「ヒシの実」を使った工作活動を行いました。まず、センターの方より、「ヒシの実」がもたらす猪苗代湖の水質汚染についてのお話を伺いました。ヒシなどの水生植物が枯死し腐食し、大腸菌を発生させることが水質汚濁の一因ですが、「ヒシの実」は以前よりも大きくなっており、また、そのトゲを地面にさして流されないようにしているため、水底にとどまってしまうのだそうです。とげのある外見と厄介なところがコロナウイルスに似ているなと思いました。工作では、「ヒシの実」の形を生かし「天狗」を作製しましたが、地元の磐椅神社で「天狗」がまつられていることに由来しています。
その後、天神浜に移動し清掃活動を行いました。例年、ボランティア団体が春から夏にかけて湖畔の清掃活動を行いますが、今年はコロナウイルスの影響で行われていません。そのため、昨年打ち上げられた「ヒシの実」が数多くそのままになっていました。短い時間ではありましたが、猪苗代湖のマイナスイオンを浴びながら作業を行いました。拾った「ヒシの実」は学校に持ち帰り、後日、キリバスの子供たちに送る「天狗」作成のワークショップで使用する予定です。

