あさか開成 校長雑感

2019年11月の記事一覧

募集要項アップロード

昨日、本校の令和2年度前期選抜募集要項・特色選抜志願理由書及び令和2年度外国人生徒等に係る特別枠選抜募集要項を、本校ホームページにアップロードしました。

募集要項のアップロードは、昨日より今週の金曜日15日までとなっています。今週末には、各高校の募集要項が出そろうことになり、各高校の入試概要も概ね判明することになります。

令和2年度に向け、新たな入試制度が始まります。現在の中学校3年生、そして、その保護者の方々は不安でいっぱいでしょう。そのため、各中学校で行われた高校説明会では、多くの時間を高校入試改革の説明に充てたつもりです。今後も、中学校側と連携をとりながら、わかりやすい入試制度をつくりあげていきたいと思っています。

さて、今年度も、6月より始まった中学校主催の高校説明会が、10月30日の船引中学校を最後にすべて終了しました。今年度は、本校では、前半(6月~7月)が14校、後半(9月~10月)が17校、計31校の中学校の高校説明会に参加してきました。昨年は27校でしたので、4校増加したことになります。

本校の概要説明では、本校が国際科学科であり、校内では、「マイノリティとの共存」「NO プラスティック ムーブメント」など、学校全体で共通のテーマを持ちながら、その課題解決に向けて、生徒が取り組んでいる様子をお話ししました。そして、その延長線上に、オーストラリア研修、その他の海外研修があり、決して語学力向上のみを目的に海外に行っているのではなく、海外の人々との交流をすすめる中で異文化理解を図ることが大きな目的であることを説明しました。海外研修以上に参加人数の多い国内での各種研修、セミナーでも目的は同じで、積極的に同世代や異世代の人々との交流をとおして、課題の発見、課題の共有を図っていることが大きな目的です。学校は閉じられものではなく、開かれたものとして考え、社会との交流を通して知を蓄積するという本校の基本的な考え方を説明してきました。

今月の25日(月)には、安積高等学校で、中学校の進路指導関係の先生方に向けて、郡山地区県立高等学校合同説明会が開催されます。例年、県中、県南の中学校を中心に80校以上が参加する大きなイベントです。これで、すべての高校説明会が終了し、入試本番となっていきます。

最後に、本校では、11月より外国人生徒等に係る特別枠選抜に関する教育相談を始めています。特別枠選抜を考えている受験生のみなさん、中学校の担任の先生は、特別枠の入試だけでなく、入学後の授業の受け方についても説明を行っていますので、まずは、中学校をとおしてお電話をしていただいと思っています。特別枠の入学願書の配布も行っております。

頑張れ、中学3年生。