あさか開成 校長雑感

2021年7月の記事一覧

抗菌コート

部活動後援会のバスの内部に抗菌コートが施されました。

コロナウイルス対策にもなるというチタンの微粒子によるコーティングで、

半永久的に抗菌作用があるそうです。

 

作業を見学しました。

コーティング前後で細菌の数を計測してみると、

細菌の数は1/6になっていました。

今後、さらに最近の数が減るそうです。

すごいですね。

安心して乗車できます。

 

PTA会長さんのご厚意によります。

ありがとうございました。

 

↓コーティングの様子

↓しょうゆ会社製の細菌数の測定器

集大成の夏

7月8日(木)、全国高校野球選手権福島県大会に本校が登場しました。

結果は敗退ということになりましたが、得点をとることができたなど

自分たちの持てるものを発揮し、成長が見える試合となりました。

また、3年生にとっては野球人生の大きな節目であり、

集大成であったと思います。

これまで部活動を通して学んできたことを、

進路活動や卒業後の人生の糧としてほしいと思います。

 

今回の大会は、新型コロナウイルス感染拡大以降

初めて生徒がスタンドで応援することが可能でした。

声を出すことはできませんでしたが、吹奏楽や拍手などで応援しました。

少しずつできることが増えていくことに喜びを感じました。

 

 

七夕に想う

校舎内に七夕飾りが登場しました。

それぞれが願いを書いて笹につるしています。

 

七夕は奈良時代頃に中国から日本に伝わったとのこと。

七夕を季節の行事として大切に持ち続けていることは、

めったに会うことのできない恋人同士の苦しみ、

そしてやっと会えた喜びは、

千年以上もの時をへても同じだということなのでしょう。

 

スマートフォン等を通してならいつでも会える私たち、

でも、やはり実際に会うことでしか得られないこともあることでしょう。

恋人同士に限らず・・・。

そして、コロナ禍では、世界中の人の行き来が制限され

会いたくても会えない人たちが実際にいるのです。

 

私が小さい頃から長い間とてもお世話になった方が先日亡くなりました。

90歳を超えた長寿で、ここ2年ほど高齢者福祉施設で生活していました。

しかし、亡くなるまでの1年間、家族の誰とも会うことができなかったとのことです。

コロナウイルス感染拡大防止のために。

 

織り姫と彦星が会えるよう、7月7日が晴れますように。

そして、コロナ禍という暗雲が去り、

会いたい人と会いたいときに会うことができる毎日が1日も早くきますように。