あさか開成 校長雑感

2018年10月の記事一覧

修学旅行結団式、終了

本日、修学旅行結団式が行われました。

あいさつの中で、私より生徒へ1つだけお願いしました。それは、人の話を聴いてくださいということです。旅行先では、教室や体育館での集会などと違い、雑踏、そして十分に場所がない中で、200名の生徒に注意・指示事項を伝えなければならないときが多々あります。見学後の集合時間、集合場所が分からなければ、多くの人に迷惑をかけてしまう危険性があります。各見学・行動の前に、添乗員や先生方より注意・指示があるので、それを聞き逃さないで欲しいということをお願いをしました。

そして結団式の最後、修学旅行委員長の2年1組の遠藤輝人くんからは、「海外の修学旅行でもあるので、それぞれが気を引き締めながら、事故のないように生活します。一人ひとりが高校時代の最高の思い出を作るともに、学習の場として意識も忘れず、充実した修学旅行を送ってきます」との言葉がありました。

安全面に十分注意をして、生徒全員が思い出に残るような充実した修学旅行となるように努めてまいります。なお、修学旅行の様子については、メール、ホームページで随時発信していきたいと考えています。

10月の花

 

授業「日本の伝統文化」の3年生の関あずなさんの作品が、正面玄関を飾っています。

優雅なピンクのトルコキキョウと凛とした青紫のリンドウの組み合わせがとても映える作品となっています。また、トルコキキョウとリンドウを囲うようにフェイジョアとハランが緑を添え、全体を引き締めています。

トルコキキョウは、現在、結婚式のブーケやフラワーアレジメントによく利用されている花です。その理由は花言葉にあるようで、すっとまっすぐに伸びた茎とドレスのスカートのように広がる花びらの様子から「優美」「すがすがしい美しさ」といった花言葉がついているようです。そして、今回使われているような八重咲きのかわいらしいフリル系品種が現在は増えているようです。

リンドウは秋の山野草の代表的なものです。青紫色の5裂した筒状の花がとても特徴的な花でもあります。

今月も生徒に感謝です。

修学旅行、近づく

今週の木曜日、10月18日(木)より22日(月)まで、2年生は台湾への修学旅行となります。

長らく続いていたシンガポールへの修学旅行に一端区切りを付け、今年度より台湾への修学旅行となりました。本校の修学旅行の大きな目的は、異文化理解や国際理解教育を具現化することにあります。シンガポールでも、台湾でも、その大きな目的には変更がありません。そのため、シンガポール時の修学旅行と同じように、交流活動であるB&Sプログラムが設定されています。B&Sプログラムは、現地の学生(Brothers & Sisters)と一緒に市内散策を行う班別自由行動研修プログラムです。半日と少し短い時間ではありますが、現地の学生と交流する中で、現地人だからこそ行ける場所を訪ねるなど、その国の歴史・文化・習慣に触れる貴重な機会となります。そして、交流活動をとおして、自分と違う価値観を持つ他者と人間関係を構築していく際のヒントを得ることを大きな目的としております。

生徒たちが、今回の修学旅行をとおして、何をみて、何を感じ取ってくるのかが楽しみです。

芸術の秋、本日は芸術鑑賞教室

本日は、心待ちにしていた3年に一度の芸術鑑賞教室の日です。

地雷撤去に関する演劇を鑑賞できると言うことで、国際科学科である本校に相応しい内容であると、昨年からワクワクした気持ちで本日を待っておりました。 

この芸術鑑賞会の目的は、「生徒の皆さんに、芸術に親しみ、触れる機会を提供することにより、感性や教養、興味を深め、豊かな心の教育を推進する」ことです。この「芸術に親しみ、触れる機会」とは、「生の体験」することだと思っています。現在、ビデオ、ネットをとおして、あるゆるものに触れることが簡単な時代になっていますが、それは「仮想空間」に過ぎません。今日は、「今、ここで」しか味わうことのできない「ライブ」の直接体験してほしいと思います。、

 今回の演劇は、劇団マグネットワールドさんによる「地雷探知犬ニーナ」です。地雷という課題を前に、私たちはどのようなことができるでしょうか。難しい問題です。劇団マグネットワールドさんが、演劇をとおして地雷撲滅を訴えるように、今の私たちにできることを見つけ、行動することが大切です。 

今回の演劇では、本物のシェパード犬も登場します。まずは、ライブの演劇「地雷探知犬ニーナ」を十分楽しみ、そして地雷のこと、世界の課題についてじっくりと考えましょう。

最後に、本校の芸術鑑賞会の公演を快諾いただいた株式会社影向舎様、そして、実際にご出演してくださる劇団マグネットワールドの皆さま、そして、けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)のスタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

池田さん、優秀賞へ

昨日の放課後、うれしい報告があった。

第39回牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会に参加していた2年生の池田綾乃さんが校長室を訪れ、東北大会への出場が決定したという知らせを届けてくれた。今大会は、牛乳や乳製品を活用した創作料理によるコンテストで、予選では高校生や大学生約500名の応募があったようである。本校からは、池田さん、3年生の白岩結菜さんの2名が、見事、書類審査を通過し、10名でたたかう県大会へ臨んでいた。池田さんの作品は「チーズたっぷりいかにんじんチヂミ」で、現在韓国から来ている留学生のソンくんとの会話の中からヒントを得て作品を考案したようである。国際科学科らしい作品だと考える。池田さんには、11月10日に仙台で開催される東北大会での活躍に期待したい。3年生の白岩さんは、惜しくも優良賞と東北大会にはあと一歩届かなかったが、その健闘を称えたい。

池田さん、白岩さんの活躍に感謝である。