あさか開成 校長雑感

2018年10月の記事一覧

秋季短期留学生

昨日より短期の外国人留学生3名を受け入れることになった。

受入期間は11月2日までの約1ヶ月間である。昨日は、3名の留学生に対してのオリエンテーションを実施した。本日より、本格的に授業に参加することになる。

外国人留学生の3名は、ハンガリーから来たタマショ・パンナ・ドロチアさん、フランスから来たコルドバール・ジャン・ポールくん、アルゼンチンから来たウィニアス・アグスティナ・イレアナさんである。所属クラスは1年生となっており、基本的には所属クラスの時間割どおりに授業を受けることになる。また、明日11日には、留学生歓迎レセプションが計画されているようである。

1ヶ月間という短い時間ではあるが、生徒たちは交流を深め、毎年、最終日は涙、涙の別れとなる。今年は、1年生がどのような交流を深めるか、楽しみである。

バドミントン部の頑張り

バドミントン部は、5日(金)から7日(日)まで、郡山総合体育館で、高等学校新人体育大会県中地区大会に臨みました。今年度のインターハイ県中地区大会では、団体は男女とも県大会進出を逃しており、その雪辱を果たす大会となりました。また、今までチームを引っ張ってきた3年生が抜けた後、1、2年生がどのような試合をするかが楽しみな大会でもありました。結果からいうと、女子団体は3位と奮闘しました。準決勝は郡山商業高校との対戦でした。各試合拮抗した戦いだったものの、最後の1点が遠かった試合だったと感じております。この試合から学んだものは大きいと思います。県大会へ向けて課題の克服に取り組み、1試合でも多く、戦ってきて欲しいと願っています。そして、男子は負けはしたものの、大きな一歩を踏み出したのでないかと考えています。

PTA役員会・合同委員会、開催

本日、第2回のPTA役員会・合同委員会が開催されました。

役員会には川名会長以下12名の役員の方々、そして合同委員会には役員に加え15名の学年委員の方々の出席のもと平成30年度中間報告等が行われました。

健全育成委員会からは登校指導の様子、進路対策委員会からは大学視察の様子、調査広報委員会からはPTA会誌の編集・発行について報告がありました。学校からは、次年度のPTA総会の日程、次年度予算の編成についての説明がありました。特に、次年度予算については、国際交流基金の補助の増額や冷房費の県費負担についての説明が行われました。

役員、合同委員の皆さまには、ご多用の中、参加いただきまして誠にありがとうございました

朝の登校指導

昨日10月3日より5日まで、生徒指導部とPTA健全育成委員会で、衣替えに合わせて、朝のあいさつ運動と兼ねて登校指導を行っています。多数のPTAの皆さまの協力に感謝申し上げます。

本校は、郡山の中心部の少し奥まったところにありますが、裏道として利用する道路沿いにあるため、道が狭い割に非常に交通量が多いという特徴があります。そのため、学校周辺には交通危険箇所がいくつか存在します。この登校指導には、保護者の皆さまにも、実際に危険箇所を見ていただき、その危険さを認知していただくという意味合いもあります。学校では、自転車事故は命に関わる大きな問題として捉えています。学校では、交通安全教室を開催し、また、集会のたび、また事故が起きるたびに、生徒に対して自転車の乗り方についての注意喚起を行っていますが、まだまだ全員の生徒の心には届いていないというのが現状です。家庭においても、自動車を運転する保護者の目から見た、高校生の自転車運転の危うさについて、お話をしていただきたいと思っています。

栗原くん、大賞へ

美術部の3年栗原巳侑(みう)くんが、第13回西会津国際芸術村公募展2018で青少年の部で大賞を受賞しました。栗原くんは、8月にも紹介しましたが、今年度の全国高等学校総合文化祭で、福島県美術部代表として作品を出品し、長野県で全国の美術部の生徒と交流を深めてきた生徒でもあります。

栗原くんの作品は「イキモノとバケモノ」で、3つの頭と4つの前足と2つの後足を持った得たいの知れない犬のようなモノが空間に落ちていく作品でした。絵の解釈はあまり得意ではないので、別の側面から感じたものを書きたいと思います。題名についてです。なぜ、「生き物と化け物」または「いきものとばけもの」ではなかったのか。具体例を出しましょう。「薬」と「クスリ」を比べた場合、どのような印象を受けるでしょうか。「薬」は身体に効きそうですが、「クスリ」は身体にとっても悪そうに見えませんか。そのような効果を狙ったものではないかと考えます。カタカナを使うことによって、不確かさな属性を強調し、より感覚的な心理的な側面を強調したかったのではないでしょうか。

西会津国際芸術村は、廃校となった山あいの木造校舎の特性を生かし、芸術を通した文化交流活動を行っており、芸術家を目指す青少年や美術愛好家から絵画を公募し、作品発表の場を提供しています。青少年の部大賞受賞者には、次年度の東京巡回展での個展開催権を授与しているようです。

お時間があれば、会津の秋の紅葉を楽しみながら、栗原くんの作品を鑑賞してください。公募展の作品展示は、今月の14日まで、時間は午前10時~午後5時まで、同芸術村で行われています。

ちなみに、次の作品は、校内文化祭での栗原くんの作品です。