あさか開成 校長雑感

2018年5月の記事一覧

前期中間考査、1週間前

前期中間考査まで1週間となりました。前期中間考査は6月7日(木)から12日(火)まで実施されます。

1年生の保護者のみなさん、中学校と違い、高校の考査は4日間の日程で行いますので、考査中は遅くても4校時での放課となります。お子様が午前中で帰りますので、よろしくお願いします。

平成30年度、初めての考査となります。特に、3年生にとっては進路を決定する大切な考査であり、1年生にとっても高校に入って初めての考査となります。計画的な学習をし、現在自分が持っている実力を十分に発揮していただきたいと感じています。

すべてのことに言えますが、「どのように始まるか」は非常に大事なものです。最初の考査でうまくいけば、それが基準となり、その後の勉強もうまく進む可能性があります。また、大きなアドバンテージにもなります。1年生にとっては、3年間を左右する大事な考査かもしれませんので、しっかりと勉強をして欲しいと願っています。

1つのアドバイスですが、苦手教科をどのように乗り切るかが鍵になってくると思います。苦手教科は、自分一人でやりきるには、ちょっと大変だと思います。友達に質問したり、友達も分からない場合は、うまく先生方を活用してください。先輩方も、学校で勉強を続け、よく職員室へ質問に来ていました。

本校で第1回県中地区生徒会長サミット開催

 

本日5月30日(水)、本校大会議室において、平成30年度第1回生徒会長サミットが開催されました。県中地区の高校、特別支援学校より約90名の生徒会役員、生徒会担当の先生方にお集まりいただきました。講師として、県中教育事務所の坂本圭介指導主事をお招きし、会の全体を見ていただきました。

今回の生徒会長サミットでは、それぞれの学校に自校の学校紹介をしてもらった後、分科会に分かれ、各校の生徒会活動の取り組み、課題についての意見交換を行いました。特に、公開文化祭については、ほとんどの学校で3年に1度の開催で、その企画立案に対してアドバイスを求める声が多く聞かれました。そのため、急遽、分科会の時間を延長し、意見交換の時間を確保することにしました。

この会を終え、横のつながりの大切さを実感しました。それぞれの学校の生徒会役員は、行事の企画運営で、校内の意見を調整し、まとめ上げることの難しさを感じています。この会は、生徒会役員にとって、大きなヒントがもらえる場になっているのではないかと感じました。

この会が継続されることが、それぞれの学校、そして県中地区全体の生徒会活動の向上につながるものと考えます。今後、お互いの良さを感じ取りながら、高め合っていき、県中地区全体の学校の活性化につながることを期待します。

朝の10分を大切に

時間をコントロールすることは、とても大切なことである。特に、朝は、時間を管理することが難しい。だからこそ、強い意志を持って、コントールしようと思わなくてはならない。

5月に入って自転車被害事故が5件起きた。ほとんどの事故が、自転車で登校中に、側道から出てきた自動車と接触したものである。なぜ生徒は、自動車が側道、駐車場から出てくることに気づかないのか。その多くは、遅刻しないように急いでいたからであろう。十分な余裕があれば、事故を回避できたのではないかと思ってしまう。別に生徒だけを責めるわけではないが、事故は命にかかわることなので、万全の注意を払ってもらいたい。

事故が多発していることを聞き、先週より、校門に立っている。特に、時間ぎりぎりに来る生徒には、もう少し余裕を持って登校しようと声をかけ続けている。少しずつではあるが、ぎりぎりに来る生徒が少なくなっているような気がする。

今週末、6月1日(金)は、県下一斉の登校指導の日である。本校でも、毎年、生徒指導部の先生方を中心に、PTAの方々の協力も得て、登校指導を実施している。これを契機に、6月以降は、自転車事故を「0」にしたいものである。ご家庭からも、朝の時間の管理ついて、ご指導をお願いしたい。

剣道部、善戦

本日5月28日(月)、男女団体が勝ち残っていた剣道部の試合観戦に、郡山総合体育館に駆けつけた。男子団体は、時間に間に合わず、観戦することはできなかった。会場に到着したときに、選手より敗戦の報告を受けた。磐城高校とベスト8をかけた戦いであった。昨年、男子チームは、3年生が引退した後には部員が1名となってしまい、団体を組むことができなくなった。今年、1年生が4名入部し、また団体チームを組めるようになった。今年のインターハイにつなげたのも、一人で直向きに練習してきた3年生の松坂君のお陰である。感謝である。女子団体は、ベスト4をかけた安積高校との戦いであった。緊迫した内容で、手に汗握る試合であった。結果的には敗退する結果になったが、選手たちは非常に善戦した内容であった。素人私には、本校の選手の有効打が何本か合ったようにも思えたが、心技体そろってのものが「一本」なのだろう。「道」を極めることの難しさを感じた。しかし、男女ともよく頑張ってくれた。選手たちの活躍に感謝である。

インターハイ県大会で各地を飛び回る

先週の土・日曜日は、インターハイ県大会の本校選手の応援のため、県内各地を飛び回った。

剣道部女子の初戦は、同地区の安積黎明高校との戦いであった。思い出せば、この2校は、3年前、本校の剣道場が改修工事の際は安積黎明高校の道場で、そして2年前、安積黎明の道場が改修工事の際は本校で練習をしていた。お互いに気心がしてた同士の戦いに、運命の非情さを感じざるを得なかった。お互いの力は均衡しており、手に汗を握る試合であった。僅差で勝利した本校は、その後勝ち進み、日曜日の試合にも勝利し、月曜日準決をかけた試合にのぞむ。昨年秋は、1名で頑張ってきた男子も、チームワーク良く3回戦へ残った。

土曜日は、剣道を見た後、会津へバレーの応援に行った。本校は、2回戦からの登場であった。惜敗であった。緊張からか、今回地区大会では3位まで上り詰めた、その本来の力が出せないまま終わった。この子たちの、礼儀正しい、そして練習に直向きに取り組んでいる姿を見ているだけに、無念であった。その後、あづま運動公園に行き、陸上競技をみた。もう時間が遅く、マイルリレーの予選の後半であった。陸上の生徒には直接会えなかったが、惜敗したもののタイムを伸ばしたリレーでの気持ちを、日曜日以降の競技につなげることを期待したい。