あさか開成 校長雑感

2018年6月の記事一覧

進路だより第3号、発行

本日、進路だより(№3)が発行されました。

記事より、2つのことを紹介したいと思います。

1つは、平成30年度進路アドバイザーについてです。今年度も、昨年度同様、進路アドバイザーとして、北原洋さんに、毎週水曜日に来校していただくことになりました。進路アドバイザーとは、県の委託事業である『ふくしまで生活基盤を築くための高校生支援事業』により、高校生の就職活動を支援するために①生徒との進路相談、②求人開拓、③ハローワークとの連携、④保護者との面談等の業務を行うため、各高校へ派遣される専門員のことです。北原さんからは、「企業との思いとともに希望に満ちた皆さんの夢の実現に向け一緒に頑張っていきたい」と抱負が述べられています。

2つ目は、オープンキャンパスのお誘いです。今年度も、PTAの進路対策委員会主催のオープンキャンパスツアーを実施することになりました。今年度は、7月14日か15日の東北福祉大学、7月16日の宇都宮大学、8月5日の福島大学の3大学での実施が決定しました。生徒だけでなく、保護者の参加が可能です。昨年度も、多数の保護者が参加しました。百聞は一見に如かず。お子様とともに、実際に大学の様子を確認することは大切なことで、今後の進路決定のアドバイスにも繋がると考えています。奮って参加していただきたいと思っています。

進路だよりは、本日、お子様をとおして配付しましたので、ご家庭でも是非お読みください。

本日より前期中間考査

本日6月7日より6月12日まで前期中間考査が行われる。

先日まで、多くの生徒が、放課後、学校施錠時間ぎりぎりの19時まで、各教室・特別教室で試験勉強を行っていた。2・3年生は、仲間同士教え会いながら勉強を進める姿が、1年生については、学年の先生が各クラスをまわって、質問などを受けて付けている姿が見受けられた。職員室前の廊下にも、数学を中心に、各教科の先生へ質問している生徒がおり、この1週間、放課後はとても賑やかである。

私が、4年前に本校に来たときには、居残り勉強をしている生徒はそれほどいなかった。年々、その数は増えてきている。居残り勉強をしている生徒に聞くと、自宅に帰ると誘惑が多いということである。難敵はテレビ、携帯、そして冷蔵庫、ベットだということである。その難敵から逃れられる最適の場所が学校だそうである。また、分からないことを、友だち、先生に、すぐに聞くことができる利点があるということである。

学習は、一人ひとりの個人戦だと思いがちだが、私は集団戦だと思っている。特に、各考査もそうだが、受験などの長期間の戦いにおいては、くじけそうになる自分を励ましてくれる友、先生の存在は大きい。

考査は、その期間のまとめをする大切なものである。特に、部活動をしている生徒等、普段なかなか学習の時間を確保できない生徒は、しっかりとしたまとめの学習をして欲しい。健闘を祈る。

 

高校説明会始まる

本日より、日和田中学校を皮切りに各中学校主催の高校説明会が開始された。

いつも感じることであるが、多くの中学校で、生徒自身による進行で会が行われていることにとても好感をもっている。限られた時間ではあったが、わかりやすく本校の紹介を行った。中学生の話を聞く姿は真剣そのもので、こちらの説明を聞き逃すまいと見つめる姿を前に、自然と説明にも熱がこもった。

高校説明会であるが、年を追うごとに、6・7月の開催が増えているような印象を持っている。一昔前は、9・10月の開催が普通だったような気がする。早めに切り替えを狙ってのものだろう。今月中旬には、中体連の地区大会が終わり、多くの中学生は、この時期から自己の将来の夢を実現するために、学習に時間をかける日々を送ることになる。そして、夏休み中の1日体験入学を踏まえ、志望校の絞り込みも始まるのだろう。中学生の期待に応えられるよう、本校でも、意味のある1日体験入学となるよう準備を急ぎたいと考えている。

話は変わるが、高校でもインターハイ県大会が終了し、進路に向けて、本格始動の時期となってきた。今月の6月21日には、3年生の保護者会が開催される。進路に向けての保護者会である。

中学生、高校生ともに、勝負の夏休みが始まろうとしている。

5月の作品

 

少し紹介が遅くなりました。「5月の作品」ということで、授業「日本の伝統文化」と日本文化部で、生徒が作製した作品2点が正面玄関を飾っています。

授業「日本の伝統文化」の作品は、菊を7本使い、高さを変えながら、うまく構成されています。日本文化部の作品は、「飛躍の瞬間(とき)」の題で、入才蘭、ナデシコ、黄カーネーション、ソリダゴを使い、かわいらしく、まとまった作品となっています。

花の存在で、暗い正面玄関が、明るく、潤いのあるものとなっています。来校の際には、是非、ご覧ください。

心を動かすもの

 

今回、インターハイ地区大会から県大会まで、可能な限り選手の応援に行った。

試合を見るたびに、スポーツには、どんなに社会の潮流が変わろうとも、時代を超えて変わらない価値があるということを感じざるを得なかった。試合前に、アップを終え、集中力を高め、腕を組みしながら全員で勝利を誓い合う瞬間から試合は始まっている。自分を信じ、仲間を信じ、試合に挑む。そして、緊張しながらも、その瞬間・瞬間に、全力で立ち向い、自己の限界を超えようと努力する。ミスがあって、心が折れそうなとき、友が励まし応援し続ける。そして、敗戦の時を向かえたとき、涙しながらも、試合を振り返える。すべての瞬間に、心を動かすものが存在する。

スポーツとは何か。

スポーツとは、育てるものであろう。身体を育て、心を育て、チームワークを育て、夢を育てる。

選手たちへ、感動をありがとう。